塚野晴人【CRアカデミー】
チャンネル登録者数 2.02万人
この動画は塚野晴人さんのチャンネルで2019/08/06にYouTubeにアップされた動画で、2021年6月現在267,557 回視聴されています。
コメント数も89件と多く、そのコメントの多くが、「実践したら勝率8割でした」とか、「14勝4敗でした」とか、「あまりに勝ちすぎるので手法が広まる前に公開をやめてください」といった内容でした。
動画を一通り見る限り、チャンネル運営者の塚野晴人さんは勝っている本物のトレーダーの様な気がしますが、いくつか気になる点があります。
まず、本物の勝てる手法をなぜ無料で公開するのか?
LINE@に登録でサインツールプレゼント&有料級コミュニティ招待!!とあるが、結局はセミナー勧誘が目的なのでは?
他の手法公開系の動画のコメント数が少ないのは、「勝てない」とか「勝率は5割でした」といったネガティブな書き込みを削除しているからでは?
以上の疑惑はあるものの、この動画で紹介している手法は使えそうなので、MT4のEAに落とし込み長期のバックテストで検証してみようと思います。
条件は以下の通りです。
時間軸:1分足
■ショートのパターン
1、短期移動平均線(3M)が長期移動平均線(60M)より上にある状態
2、陰線(下落)が短期移動平均線に触れずに浮いている足の前の足のRSI(期間5)が70以上
⇒浮いている足の次の足でショートエントリー
■ロングのパターン
1、短期移動平均線(3M)が長期移動平均線(60M)より下にある状態
2、陽線(上昇)が短期移動平均線に触れずに下にある足の前の足のRSI(期間5)が30以下
⇒浮いている足の次の足でロングエントリー
これと全く同じ条件のEAを作ることは出来ないかもしれませんが、完成したEAが本当に勝てるならゴゴジャンで販売するかもしれません。
ただし、著作権とスキャルピング規制の観点から、まさやんオリジナルのEAにカスタマイズます。
ロジック自体に著作権はないのかもしれませんが、手法を開発した塚野氏と同じ内容ではパクリになってしまいます。
また、1分足チャートを使ったスキャルピングということですが、OANDAなどのスキャルピング黙認のFX会社でも、トレード内容によっては制限対象になる可能性があります。
従って、エントリーとエグジットのタイミングを変えるなどしてOANDAのMT4リアル口座で運用できるEAに仕上げたいと思います。
【勝てないのでEA配布はやめた】MT4のEAにロジックを落とし込みバックテストを行ったら破綻した!

一分足でのバックテストの結果です。
2010年からでバックテストを動かしたところ、2016年で破綻しました。
見事な逆相関です。
試しに、売りと買いを反転させてみましたが、結果は同じ。
つまり、スプレッド分負けるトレード手法ということです。
優位性は確認できないので、これにて終了。
バックテストの詳細と、作成したEAは以下からダウンロードできます。
売り物にはならないな、コレ。
エントリー後の次の足で決済するロジックを組みましたが、ヒストリカルデータの関係なのか、あるいはプログラムの問題なのか次の足で決済されないことがあります。
修正したところで、勝てるわけではないので、このEAの開発は今回で終了です。