今日は、ゴゴジャンで販売中のEA「London_Time_Trade_USDJPY」のフォワード結果について検証したいと思います。
ロンドンタイム(日本時間16:00~22:59)をメインにトレードするEAです。
1日をアジア・オセアニア時間、ロンドンタイム、NYタイムと3つの時間帯に区切り、その特性から導き出される傾向を利用したアノマリー系のEAです。
日本時間の16時過ぎに当日の逆張りで新規エントリーしその日のうちに決済ドテン売買を行います。
アジア・オセアニアタイム(日本時間8:00~15:59)とニューヨークタイム(日本時間23:00~7:59)はトレードは行いません。
値動きが小さい日は翌日の16時になっても決済されずに、そのまま数日ポジションを持ち続ける場合があります。
推奨通貨ペアは[USD/JPY]のみとなっております。
年間トレード回数はUSDJPYで約300回となっております。
まず、内部のロジックとして、アジア・オセアニアタイムに値動きのあった時に、当日の逆張りでポジションを持ちます。
新規のポジションを持つタイミングは日本時間の16時過ぎということからも分かるように、欧州勢の参入する時間帯(ロンドンタイム)にトレードするようです。
ニューヨークタイムにはトレードを行わないとのことから、値動きの激しいロンドンフィックス時間(ロンドン時間16時)つまり日本時間でいう0:00(夏時間)1:00(冬時間)はトレードはしないようです。
以上のことから欧州タイムからNYオープン直後にトレードを行うEAだということが分かりました。
フォワードテストでは、スプレッドが広めの外為ファイネストを使用しており、ドル円は1pipsのスプレッドを想定しております。



国内FX会社のスプレッドはドル円では0.1pips~0.5pipsなので、低スプレッド業者を使えば上記の成績よりリアルトレードの方が好成績になると思います。
OANDAのバックテストのプロフィットファクターは1.17に対し、外為ファイネストのデモ口座のプロフィットファクターは1.22で、デモ口座の方が好成績でした。
バックテストよりもデモ口座の方が成績が良いですが、これは計測期間がズレているからです。
計測期間が同じであれば、バックテストとデモ口座では同じプロフィットファクターになると思われます。
2022年3月から始まったドル円の急上昇相場でもプラス収支となっていることから、相場の急変動に強いEAということが分かりました。
テクニカル指標を使わずに各市場における時間の優位性を使ったアノマリートレードということから、他のEAの成績が落ちた時でも生き残る可能性を秘めています。
今後に期待したいですね。