2011/12/22上場 ミサワ(3169)評価 C
公募価格860円に対し初値1,209円で初値上昇率+40.6%
三沢 太(社長)76.15%(上場時)
■事業内容は「家具・ファブリック及びインテリア・雑貨の企画開発・販売等」とあるように、いわゆる家具屋さんですね。
地味な業種であることから積極的には買えないCとさせていただきます。
気になる株価ですが、株式分割が行われていますが、上場後3年で付けた最高値でも初値の3倍の株価と、あまり上昇していないことが分かります。
2011/12/7上場 リブセンス(6054)評価 A
公募価格990円に対し初値1,800円で初値上昇率+81.8
村上 太一(社長)73.83%(上場時)
■事業内容は「インターネットを利用した各種情報メディアの運営」とあり、期待できそうです。
評価は積極的に買えるAとさせていただきます。
気になる株価ですが、株式分割が行われていますが、初値が225円で上場後1カ月から2カ月は300円前後で推移しておりました。
上場後2年半後に付けた2013年7月の最高値は初値の10倍以上と見事テンバガーを達成しております。
アベノミクス相場に乗ってのテンバガーという結果を踏まえても、見事予想的中ということでよろしいのではないでしょうか。
2011/11/29上場 ベルグアース(1383)評価 C
公募価格740円に対し初値780円で初値上昇率+5.4%
山口 一彦(社長)51.63%(上場時)
■事業内容は「野菜の接ぎ木苗の生産販売、農業資材等の仕入販売等」とあるように地味な業種ですね。
大幅な事業拡大は見込めない事から、評価は積極的には買えないCとさせていただきます。
気になる株価ですが、初値780円が上場後3年くらい1,000円~2,000円で推移しております。やはり大幅な株価上昇とは行きませんでした。
2011/10/28上場 菊池製作所(3444)評価 C
公募価格1,100円に対し初値1,150円で初値上昇率+4.5%
菊池 功(社長)47.39%(上場時)
菊池 美代 14.89%(上場時)
菊池 昭夫 11.73%(上場時)
↓
菊池 功(社長)9.0%(2022年)
信託銀行 10.5%(2022年)
■事業内容は「精密板金技術、各種成形技術、金型並びに量産品の製造」といわゆる製造業ですね。
この会社の業績がどの様なものなのか調べていないので正確性には欠けますが、製造業ということで評価は積極的には買えないCとさせていただきます。
気になる株価ですが、株式分割が行われていますが、上場後3年で付けた最高値は初値の8倍の株価となりました。
上場後に株価は300円を割りましたから、200円台で安く仕込めたと仮定すれば見事テンバガー達成となります。
これは意外な結果でした。
もう少し詳しく見てみましょう。
ホームページには「医療用ロボットや介護用ロボットをはじめとする皆様の日常の様々なシーンに活躍するロボットを製造販売しています」とありました。
なるほど、創業時は精密板金加工、金型製作、試作業等で業務を開始したものの、上場してからロボット分野に資金を注入して大成功を収めたということでしょうか。
2022年現在、創業者一族である菊池家の株式保有比率は大幅に低下していることからも分かるように、株式売却でさぞ利益を得たことでしょう。
2011/6/24上場 イートアンド(2882)評価 B
公募価格2,860円に対し初値2,631円で公募割れ-8.0%
文野 直樹(社長)42.76%(上場時)
■事業内容は「大阪王将を中心とした外食事業のチェーン展開及び冷凍食品の製造及び販売事業」とあります。
テンバガー達成には大阪王将がどこまで店舗数を伸ばせるかがカギを握っていますが、既に店舗数は飽和状態とも見て取れます。
※470店舗を展開(うち海外35店舗)2021年2月時点
餃子の王将に比べて若者向けのメニューが多く、日本人向けの中華料理というのが特徴です。
社長のワンマンパワーに期待を込めて、評価は上から2番目のBとさせていただきます。
気になる株価ですが、株式分割が行われていますが、上場後間もない2012年3月30日に株価が急落し3分の1になってしまいました。
何か事件があったのでしょうか?
当時の株価下落の理由は見つかりませんでしたが、評価を見誤りました。
2011/6/9上場 黒谷(3168)評価 D
公募価格1,200円に対し初値1,170円で公募割れ-2.5%
黒谷 純久(社長)56.54%(上場時)
■事業内容は「非鉄金属スクラップ、インゴットの製造販売及び美術工芸品の製造販売」とあります。
地味系のジャンルで、評価は見送りのDとさせていただきます。
気になる株価ですが、株式分割が行われていますが、上場後1年かけて株価は右肩下がり、その後も長期低迷となっております。
しかしながら、ここ最近は2度の大相場を演じており、仕手株の動きとも取れます。
株は人気投票と同じで、注目されないイコール株価は低迷との格言の通り、投資対象にはならないですね。
2011/3/23上場 ファインデックス(3649)評価 A
公募価格1,000円に対し初値1,020円で初値上昇率+2.0%
相原 輝夫(社長)55.44%(上場時)
相原 菜月 6.52%
相原 未菜 6.52%
■事業内容は「医療機関向けソフトウェア製品の企画、開発、販売及びメンテナンスサービスの提供」とあります。
非常に期待できる業種ですね。
評価は期待を込めてAとさせていただきます。
気になる株価ですが、株式分割が行われていますが、上場1年後の高値は初値の15倍の株価と見事テンバガー達成です。
社長の相原 輝夫氏の経歴ですが「1990年4月に四国日本電気ソフトウェア株式会社に入社、システムエンジニアとして従事」とあります。元プログラマー・システムエンジニアは経営者として成功しやすいとの統計データもあります。
マイクロソフトの創業者のビル・ゲイツはじめ、アップルのスティーブ・ジョブスなど、プログラマー出身の億万長者は非常に多いです。
社長の顔や人格、オーラ、仕事の取り組み方などを総合的に判断すれば2011年のIPO銘柄では一押しの会社ではないでしょうか。
今回の記事はいかがでしたか?
2012年12月から始まったアベノミクス相場が無ければテンバガー率はここまで高くはなかったかと思います。
2012年以降のIPO銘柄も順次掲載していきますので、今後とも当プログをよろしくお願いいたします。