株研オンライン バックテスト分析結果 ロジックNo.4 指定範囲内で買って上昇したら利食い下落したら損切り

IPOセカンダリ投資法
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株研オンライン:https://kabuken.online
株式投資バックテスト分析:https://kabutest.com

2019~2020年のみ抽出
https://fx.reform-network.net/wp-content/uploads/2025/04/test4_rigui_2025-04-01-13-35-2019-2020.csv

2011年から2024年までのバックテスト結果
https://fx.reform-network.net/wp-content/uploads/2025/04/test4_rigui_2025-04-01-13-29-20.csv

ロジックの主な流れ

  1. 当日のエントリー判定
    • 「当日始値が 400~800 円の範囲」 かつ
    • 「当日出来高が 10 万株以上」 かつ
    • ($High > $Close and $Low < $Close) …要するに「当日高値 > 終値 かつ 当日安値 < 終値」で、終値が日中レンジの中に収まっている
    • さらに 株式分割フィルタ (株価に小数が混じっている銘柄を除外する条件) に合致していない
    • これらを満たした日は 当日の終値 で買う
  2. 翌日以降の決済判定
    • 買った翌営業日から順に日足データを見ていき、
    • 安値が 200 円以下 → 損切り:その日の 終値 で決済
    • 高値が 3000 円以上 → 利食い:その日の 終値 で決済
    • どちらも発生しない場合は持ち続け、
    • 保有期限 2000 日 に到達するか、あるいは 最終日 (全データ最終行) になったらその日の 終値 で決済
  3. 損益計算
    • 「買値(エントリー日の終値)」と「売却値(決済日の終値)」を比較し利益率を出力

実際のトレード事例

2019年から2020年のバックテスト結果を見ると、例えば以下のような売買が成立しています。

  • 7352 Branding Engineer
    • 2020/7/10 の終値 393.75 円で買い → 2020/10/19 の終値 194.125 円で損切り (-50.7%)
      • おそらく途中で 安値 200 円以下 に到達し決済
    • 2022/12/9 の終値 397 円で買い → 2024/2/28 の終値 1459 円で +267.51%
      • 200 円以下にも 3000 円以上にもならなかったが、最終日 2/28 にまだポジションが残っていたので最終日の終値で売却
  • 4436 ミンカブ・ジ・インフォノイド
    • 2020/3/13 の終値 746 円で買い → 2020/10/8 の終値 2900 円 (実際は「当日の高値 3000 円以上」に達したのでそこで利食い) で決済し、+288.74%
  • 7078 INCLUSIVE
    • 2020/4/13 の終値 426.666 円で買い → 途中で株価が 3000 円以上になったため 2021/11/1 の終値 3055 円で利食いし、+616.02%

このように 「エントリー: 400~800 円の始値の日」 → 当日終値で買い → 次の日以降、200 円割れか 3000 円超えで決済 → どれでもなければ最後の日に決済」 という売買条件に合致した銘柄だけが一覧に表示されています。


まとめ

  • このロジックは「株価の開始が 400〜800 円の日にエントリー、下限 200 円割れで損切り・上限 3000 円超で利食い」のシンプルな売買方法。
  • 実行結果を見ると 大幅な上昇(数倍) が狙えるケースもあれば、-50% 以上のドローダウン を被る例もありリスクが高いです。
  • また、途中で利食い/損切りにかからずに最終日まで持ち越した場合は、最終日の終値 でまとめて決済されます。
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