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📅 2026年10月末まで
2026年版・EA自動売買目線で比較
日本人トレーダーが利用しているFX人気プロップファームTOP5
最近、日本でも利用者が増えている「プロップファーム」。 プロップファームでは、決められた評価条件をクリアすると大きなデモ資金でトレードでき、 その成績に応じて利益の一部を報酬として受け取れる仕組みが一般的です。
この記事では、2026年に実施された日本国内のプロップファーム利用経験者360人の調査を参考に、 日本人トレーダーのメイン利用率が高かったTOP5を、 EA・cBot・日次損失・最大損失・Balance・Equity・秒スキャ・ナンピン・両建て・取引コスト の観点から比較します。
監修・執筆:まさやん
MT4・MT5のEA・インジケーター、cTrader・cBot関連システムなど、
200個以上の開発・制作・検証を行ってきたシステム開発者の視点から解説しています。
「日本利用シェア」は日本市場全体のシェアではなく、 WOZ mediaが実施した利用経験者360人調査における 「現在メインで利用している、または最も頻繁に利用していたプロップファーム」 の回答割合です。
プロップファームによって、 リセット時のBalanceを基準にする会社、 Equityを基準にする会社、 初期Balanceから固定額を計算する会社があります。 EA・cBotで日またぎする場合は特に注意してください。
日本利用シェア 29.7%
Fintokei(フィントケイ)
日本円で管理しやすく、EAでは0.5〜1%のリスク管理を特に意識したいプロップファーム
Fintokeiの通常時におけるオープンポジション最大許容リスクは 初期資金の3%です。
ただしFintokeiは、1つのトレードアイデアに対するリスクを Equityのおおむね0.5〜1%へ抑えることを強く推奨しています。
EAなら3%を狙うのではなく、 0.5〜1%を通常運用ゾーン、3%を最大ライン と考える方が現在の公式方針に合っています。
EA利用|市販EA・無料EAも利用可能
FintokeiではEAによる自動売買が可能です。 自作EAだけでなく、市販EA・無料EAも利用できます。
ただし、同じ設定をそのまま使うのではなく、 ロット、SL・TP、エントリー条件などを 自分の運用に合わせて調整し、自分自身で管理すること が重要です。
私ならFintokei向けEAでは、 SL到達時の損失を0.5〜1%付近へ収めるようにロットを逆算します。
複数ポジション型EAでは、 1注文ずつではなく 同じトレードアイデア全体と口座全体のオープンリスク を見ることが重要です。
日次最大損失5%|通常はEquity、SwingはBalance基準
Fintokeiの通常チャレンジ・Slimでは、 毎日UTC 00:00、日本時間9:00時点のEOD Equity を基準に翌日の日次損失ラインを計算します。
つまり、リセット時点で保有しているポジションの 含み益・含み損も翌日の基準値へ反映されます。
日本時間9:00時点でBalanceが2,000万円、 含み益が100万円ならEquityは2,100万円です。
日次損失率5%なら、 翌日の最低Equityは1,995万円になります。
ProTrader Swingでは、 UTC 00:00のEOD Balanceから5%の日次ラインを計算します。
リセット時の含み損益は基準Balanceへ入りません。 ただし、実際の違反判定は現在Equityなので、 Balance方式だから含み損を無視できるわけではありません。
オープンポジションの最大リスクは3%
通常時の最大許容オープンリスクは 初期資金の3%です。
通常運用で意識したい水準
通常時に超えない最大ライン
警告・制限時に引き下げられる場合あり
10秒未満のTick Scalpingにも注意
Fintokeiでは、 10秒未満で終了した取引はTick Scalpingとして監視対象 です。
10秒未満の取引を利益の中心にするEAは注意が必要です。
スプレッド・手数料
※スプレッドなどの取引条件は時間帯・流動性などにより変動します。
ニュース・週末・ナンピン・両建て
- 重要指標発表時の取引:可能
- 週末持ち越し:可能
- ナンピン・マーチンゲール:利用可能だが高リスク化に注意
- 同一口座内の両建て:可能
- 複数口座間で意図的に反対ポジションを作るヘッジ:禁止
- 30日間に少なくとも1回の新規または決済取引が必要
日本利用シェア 16.4%
Fundora(ファンドラ)
日本発・JPY口座も選べるcTrader中心のプロップファーム
JPY口座とUSD口座を選択でき、国内ユーザーには資金管理が分かりやすい構成です。 一方で、自動売買では 1%リスク基準・20秒以内の短時間決済・30日間取引なし に注意が必要です。
cTrader Cloud対応|VPS不要でcBotを24時間稼働
Fundoraは取引プラットフォームにcTraderを採用しており、 自動売買にはcTrader専用の取引ボットcBotを利用できます。
cTrader Cloudを利用すれば、 パソコンの電源を切っていてもクラウド上でcBotを稼働できます。 MT4・MT5のEAでよく利用する外部VPSとは異なる運用方法です。
VPSのOS管理をせずにcBotを動かせるため、 会社員など常時チャートを監視できない環境でも運用しやすいのが特徴です。 ただし、自動売買は完全放置ではなく、損失制限や稼働状態の確認は必要です。
cBot利用|MT4・MT5は非対応
FundoraはMT4・MT5には対応しておらず、取引プラットフォームはcTraderです。 そのためMT4・MT5用EAではなく、cBotを利用します。
自動売買を利用する場合は、 ロジックやリスク設定を自分で把握し、 必要に応じてソースコードを確認できる状態で運用することが重要です。
日次最大損失5%|Equity基準
Fundoraの日次最大損失は、 夏時間は日本時間6:00、冬時間は7:00付近の Equityを意識して管理する必要があります。
リセット時に大きな含み益がある場合、 その後に含み益が減少するだけでも日次損失枠を消費するため、 日またぎするcBotでは特に注意が必要です。
1%リスク基準と20秒ルール
同一方向や相関銘柄を含めて過大なリスクを取らないようにし、 20秒以内の決済を高頻度で繰り返す運用にも注意します。
口座通貨・スプレッド・手数料
ニュース・週末・ナンピン・両建て
- ニュース発表時の取引:可能
- 週末持ち越し:可能
- ナンピン・マーチンゲール:利用可能だが高リスク運用は非推奨
- 同一口座内の両建て:可能
- 複数口座を利用したヘッジ:禁止
- 30日間取引がない場合:失格に注意
日本利用シェア 13.6%
FTMO(エフティーエムオー)
EA運用なら「FTMO Challenge: 2-Step Swing」をおすすめ
Standardはレバレッジが高い一方、 合格後のFTMO Accountでは指定重要指標や週末持ち越しなどに制限があります。
Swingはレバレッジが低くなる代わりに、 合格後もニュース・オーバーナイト・週末持ち越しの自由度が高く、 数時間から数日保有するEAと相性が良い構成です。
FTMO StandardとSwingの違い
高レバレッジ重視
- Challenge
- 1-Step / 2-Step
- 口座最大レバレッジ
- 最大1:100
- 主要FX
- 最大1:100
- XAUUSD
- 1:50
- 評価中のニュース
- 基本可能
- 合格後の指定重要指標
- 制限あり
- 合格後の週末持ち越し
- 制限あり
EA・持ち越し向き
- Challenge
- 2-Stepのみ
- 口座最大レバレッジ
- 最大1:30
- 主要FX
- 最大1:30
- XAUUSD
- 1:15
- ニュース
- 可能
- オーバーナイト
- 可能
- 週末持ち越し
- 可能
日次最大損失5%|Balance基準+現在Equity判定
FTMOでは、日次リセット時点のBalanceを基準に Maximum Daily Lossを計算し、 実際の違反判定では現在のEquityを確認します。
そのためリセット時の含み益が翌日の基準Balanceを直接増やすわけではありませんが、 リセット後に含み損が拡大すれば日次損失には影響します。
FTMO Swingのレバレッジ
EAでは最大レバレッジを使い切るより、 SL到達時の損失額からロットを逆算すること の方が重要です。
25,000ドル口座なら5%=1,250ドル
日本利用シェア 10.8%
Funded7(ファンデッドセブン)
JPY口座対応・Challenge中コミッション0ドルが特徴
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Challenge Phaseでは取引コミッションが0ドルで、JPY口座も選択できます。 一方、Funded TierではFlat Risk Limit 3%、 さらに15秒・30秒のExecution Ruleがあるため、 EA側のルール対応が重要です。
日次最大損失5%|前日のEnd of Day Balance基準
Two Phaseの日次最大損失額は 前日のEnd of Day Balance × 5%で計算され、 判定自体はEquityで行われます。
3%・5%・10%の三重管理
EAは注文時SL設定が重要
SLがない場合はATR(14)を使った統計的なATR Riskで Position Riskが評価されます。
EAなら可能な限り注文時にSLを同時送信し、 後付けSLだけに依存しない設計の方が管理しやすいでしょう。
15秒・30秒のExecution Rule
Funded7では短時間決済の割合にも注意が必要です。 秒スキャEAをそのまま動かすのではなく、 保有時間や決済頻度を確認しておく必要があります。
スプレッド・手数料
日本利用シェア 8.3%
FundedNext(ファンデッドネクスト)
複数プラットフォーム対応。秒スキャ・Grid Tradingの規制に注意
MT4・MT5・cTrader・Match-Traderに対応していますが、 EA・Trading Botによる自動売買を利用できるのはMT4・MT5 です。
EA利用時にはEA Add-onなど、 申込プランごとの条件も確認しておきましょう。
日次損失リセット|夏6:00・冬7:00
Daily Loss Limitはサーバー時間00:00でリセットされます。 日本時間では夏6:00・冬7:00が目安です。
口座通貨はUSDが基本
FundedNextでは口座資金・Balance・Equity・損失額を USDベースで管理します。
30秒以内のQuick Strike
Quick Strikeでは、 30秒以内に決済された利益取引から得た利益が、 総利益に占める割合を確認する必要があります。
「30秒以内の取引を1回行ったら即失格」という意味ではありませんが、 超短期決済へ大きく依存するEAは注意が必要です。
ナンピン・マーチン・Grid Trading
ナンピン・マーチンゲールという名称だけで判断するのではなく、 実際のポジション構築方法を確認する必要があります。
特にGrid Tradingや、 過大なレバレッジを利用する運用には注意してください。
両建て
- 同一口座内の両建て:可能
- 複数FundedNext口座・外部口座を使ったヘッジ:禁止
保存版|プロップファームTOP5 重要ポイント比較
各社のルールや特徴を、 EA・自動売買の利用条件・秒スキャ・日次損失・口座通貨・スイング運用 の観点から一覧で比較します。
EA・自動売買の利用条件
秒スキャ・短時間決済
日次損失のリセット時刻
口座通貨
Balance・Equityの違い|EA・cBotの日次損失管理で重要
プロップファームの日次損失ルールを理解するうえで、 最初に押さえておきたいのが Balance(口座残高)と Equity(有効証拠金)の違いです。
Balanceは、 すでに決済して確定した損益を反映した残高です。
Equityは、 Balanceに現在の含み損益を加えた、 今この瞬間の口座価値です。
Balanceが2,000万円で100万円の含み益があれば、 Balance=2,000万円、 Equity=2,100万円となります。
私ならプロップファーム向けEAでは、 現在のBalanceやEquityだけを見るのではなく、 日次損失ラインまで残りいくらあるのかを計算し、 一定ラインへ近づいた時点で新規エントリーを停止する設計にします。
一覧比較|5社のチャレンジ口座・プロ口座の保有上限
複数口座で運用する場合は、 1口座の最大サイズだけではなく、チャレンジ中と合格後で合計いくらまで保有できるか を確認しておくことが重要です。
以下は2026年9月2日時点で確認したルールをもとに整理しています。 プランや規約変更によって上限が変わる可能性があるため、購入前には必ず各社公式サイトで最新条件をご確認ください。
チャレンジ:評価中の総額に明確な一律上限なし
プロ口座:合計5,000万円まで
チャレンジ:合計6,000万円まで
プロ口座:合計6,000万円まで
チャレンジ:全アクティブ口座合計$400,000まで
FTMO Account:合計$400,000まで
Evaluation+Funded:原則合計$1,000,000相当まで
同一プラン+同一サイズを複数:$400,000相当まで
Challenge:購入総額に明確な一律上限なし
FundedNext Account:通常合計$300,000まで
Funded7はEvaluation口座とFunded口座を合算して 最大$1,000,000相当という大きなAllocation枠があります。
ただし、 同一プラン・同一口座サイズを複数保有する場合は$400,000相当まで という別の制限があります。 同じサイズの口座を単純に増やして$1Mまで拡大できる仕組みではない点に注意してください。
口座を増やすほど、1口座単位のロット管理だけでは不十分になります。 私なら複数EA・cBotを運用する場合、 各口座の損失率と、全口座を合計した実質的なエクスポージャー の両方を確認します。
まとめ|5社それぞれに強みがある。EAの種類と運用方法で選ぶ
今回のTOP5は、どこか1社だけがすべての面で優れているというより、 口座通貨・取引コスト・EAルール・スイング適性・プラットフォーム など、それぞれに特徴があります。
さらに複数口座で運用する場合は、 チャレンジ口座と合格後口座の保有上限 も見逃せません。
Fintokeiは評価中の自由度が比較的高い一方、 プロ口座は合計5,000万円。 Fundoraはチャレンジ・プロとも合計6,000万円。 FTMOは基本$400,000。 FundedNextはFunded後が通常$300,000です。
Funded7は最大$1,000,000相当まで拡大できる一方、 同一プラン・同一サイズを複数保有する場合には $400,000相当の制限があります。
EA・cBotを使う場合は、 単に「自動売買が許可されているか」だけではなく、 日次損失の計算方法、オープンポジションのリスク、SL設定方法、 短時間決済、週末持ち越し、Group Trading、 そして複数口座を含めたAllocation上限まで確認することが重要です。
「勝てるEA」だけでなく、その会社のルールに合わせたRisk Managerまで含めて設計すること が、プロップファームで自動売買を行ううえで重要だと私は考えています。

