更新日:2026年10月10日|4社の公式報酬ルールを確認
- プロップファームは本当に出金できる?Fintokei・Fundora・FTMO・Funded7の報酬条件をEA開発者が比較
- Fintokei・Fundora・FTMO・Funded7の出金条件を比較
- Fintokei|原則14日後から報酬申請が可能
- Fundora|初回28日・以降14日が基本
- FTMO|14日目以降に報酬申請可能。1-StepはBest Dayに注意
- Funded7|7日ごとに申請可能。ただしRule 1の確認が必要
- EA・cBotでは出金日数より「利益の出し方」が重要
- どのプロップファームが向いている?EA・cBotの取引方法で考える
- 【PR】各社の最新プランと報酬条件を確認する
- まとめ|プロップファームでは利益だけでなく報酬条件まで確認する
プロップファームは本当に出金できる?Fintokei・Fundora・FTMO・Funded7の報酬条件をEA開発者が比較
「プロップファームで利益が出ても、本当に報酬を受け取れるの?」
「チャレンジに合格しても、最後に出金できなかったら意味がないのでは?」
プロップファームを検討するとき、参加料金や利益目標と同じくらい気になるのが、実際に報酬を受け取れるのかという問題だと思います。
結論からいうと、Fintokei・Fundora・FTMO・Funded7の4社には、公式に報酬を受け取るための制度があります。
ただし、利益が出れば無条件に出金できるわけではありません。
各社には申請までの待機期間があり、会社によっては利益の出し方や取引数量まで審査されます。
プロップファームで報酬を受け取るには、利益を出すだけでなく、出金申請時に各社の条件を満たしていることが重要です。
特にEA・cBotの自動売買では、1日だけの大勝ちや急なロット増加が報酬条件へ影響する場合があります。
そのため、チャレンジの合格条件と報酬を受け取る条件は、分けて確認する必要があります。
最初に知っておきたい用語
この記事では報酬や自動売買に関する言葉が登場します。まずは、重要な用語だけ簡単に整理しておきましょう。
| 用語 | 簡単な意味 |
|---|---|
| プロップファーム | 取引の評価条件を満たすことで、利益に応じた報酬を目指せるサービス |
| Payout(ペイアウト) | 利益に応じた報酬を申請・受け取ること |
| 利益分配 | 取引利益のうち利用者が受け取れる割合 |
| 一貫性ルール | 1日や1回の取引だけに利益が偏っていないか確認する条件 |
| EA・cBot | 設定した条件で自動的に売買するプログラム |
| ロット(lot) | 1回の取引で売買する数量の単位 |
特に覚えておきたいのは「Payout」と「一貫性ルール」です。
プロップファームでは、合格後に利益が出ても、報酬の申請時に追加の条件を確認されることがあります。
この記事でいう「出金」とは?
プロップファームの多くは、決められた条件のもとでデモ・シミュレーション取引を行い、その結果に応じて報酬を受け取る仕組みです。
会社によってPerformance Reward、Reward、Payoutなど名称が異なりますが、この記事では分かりやすく「出金」や「報酬受取」と表現します。
自分が入金した証拠金を引き出す一般的なFX口座とは、仕組みが異なる点に注意してください。
Xには実際の利用者による報酬報告がある一方、アフィリエイトやキャンペーンを含む投稿もあります。
また、報酬が受け取れたという投稿があっても、同じ会社を利用するすべての人が同じ結果になるわけではありません。
この記事では公開X投稿を参考情報として紹介し、報酬条件の確認は公式FAQ・取引ルール・利用規約を優先します。
私はMT4・MT5のEAやインジケーター、cTrader・cBot関連システムなどを開発し、これまで200個以上を開発・制作・検証してきました。
この記事では「出金できるか」という疑問だけでなく、EAの利益が特定の日に集中する問題、ロット変更、複数ポジションの管理、報酬申請前のリスク管理まで、開発者の視点から解説します。
Fintokei・Fundora・FTMO・Funded7の出金条件を比較
4社とも公式に報酬制度がありますが、いつ申請できるか、申請時に何を確認されるかには違いがあります。
まずは、各社の主な条件を比較してみましょう。
| 会社 | 基本サイクル | 特に注意する条件 |
|---|---|---|
| Fintokei | 原則14日 | プラン・購入時期 |
| Fundora | 初回28日・以降14日 | 33.3%ルールなど |
| FTMO | 初回14日目以降 | 1-StepのBest Day |
| Funded7 | 7日ごと | Rule 1の取引品質 |
この比較だけを見ると、7日ごとに申請できるFunded7が便利に感じるかもしれません。
ただし、申請できる日が早く来ても、必要な条件を満たしていなければ報酬を受け取れない場合があります。
プロップファーム選びでは、申請までの日数だけでなく、自分のEAやcBotの取引方法が報酬条件に合っているかが重要です。
例えば1回の大勝ちで利益を出すEAは、利益の偏りを確認するルールと相性が悪い場合があります。
4社の試験方式や日次損失も比較したい方は、 日本人向けプロップファームの主要ルールを比較した記事 も参考にしてください。
Walletoryの即時報酬受取にも対応
Fintokei|原則14日後から報酬申請が可能
最低報酬額・取引日数・プランの違いを確認
Fintokeiでは、ProTrader、ProTrader Swing、StartTraderの報酬対象口座について、最初の取引、または前回の報酬受取から14日以上経過すると報酬を申請できます。
申請時には本人確認が必要で、保有しているポジションもすべて決済しておく必要があります。
一般的な日本円口座の最低報酬額は20,000円です。ただし、SwiftTraderなどのプランには別の条件があります。
SwiftTraderは最低利益3%の条件もある
SwiftTraderの報酬対象口座では、初期資金の3%以上という最低利益条件があります。
初期資金が100万円なら3万円、200万円なら6万円が最低利益の目安です。
そのため、Fintokeiの最低報酬額が20,000円だからといって、すべてのプランで2万円の利益があれば申請できるわけではありません。
購入日によって最低取引日数が異なる
Fintokeiでは、2026年7月15日以降に購入した口座について、評価完了や報酬申請までに最低3日の取引実績が必要です。
一方、それ以前に購入した旧SwiftTraderでは、最低5日の条件が適用される場合があります。
ここでいう取引日は、サーバーの暦日を基準に判定されます。ポジションを保有したまま日付をまたいだ場合も、条件に応じて取引日として数えられます。
私なら、Fintokei向けのリスク管理システムへ、プラン名と購入時期を設定できるようにします。
同じ会社でも、新しい口座と古い口座では適用されるルールが違う場合があります。
EAの設定を会社名だけで共通化せず、現在使用している口座の条件に合わせることが大切です。
Walletoryなら条件内で即時Payoutに対応
FintokeiではWalletoryを利用した報酬受取に対応しています。
公式FAQでは、Walletoryのウォレット間送金について、$10,000相当以下なら数秒程度で処理される仕組みが案内されています。
これを超えるWalletory送金や、銀行送金、暗号資産による報酬受取は、原則1営業日以内に送付される案内です。
ただし、送付処理が完了する時間と、利用者の銀行口座などに実際に着金する時間は同じとは限りません。
14日というのは、報酬申請が可能になるまでの基本的な期間です。
申請後の送金処理に14日かかるという意味ではありません。
EAでは報酬申請前にロットを急に増やさない
私がEA運用で避けたいのは、報酬申請が近づいたからといって、急に取引数量を増やすことです。
例えば、普段は0.1lotで検証していたEAを、申請直前だけ0.5lotへ変更すれば、損失の大きさも変わります。
それまで安定していた設定でも、急なロット変更で日次損失や最大損失の制限に近づく可能性があります。
報酬を受け取る直前だからこそ、検証してきた設定とリスク管理を維持することが重要だと考えています。
※公開X投稿は個人の参考事例です。報酬受取の保証にはならず、投稿内容の変更・削除などによって閲覧できなくなる場合があります。
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Fundora|初回28日・以降14日が基本
33.3%ルールとその他の報酬条件を確認
Fundoraでは、評価プロセスに合格し、Pro Accountで取引を始めてから初回報酬は28日後以降、2回目以降は14日間隔で受け取れる仕組みです。
ただし、28日経過すれば必ず報酬が支払われるわけではありません。
申請時に必要な条件を満たしていなければ、次の14日後へ延期されます。
つまり、Fundoraでは「日数が経過していること」と「報酬条件を満たしていること」の両方が必要です。
33.3%ルールは1日の利益が集中していないかを見る
FundoraのPro Accountで特に重要なのが、33.3%ルールです。
これは、報酬対象期間の利益のうち、最も利益を出した1日が大きな割合を占めていないかを確認する仕組みです。
最大日次利益 ÷ 合計利益 ≦ 33.33%
例えば合計利益が30万円で、最も利益が大きかった日の利益が15万円なら、15万円 ÷ 30万円 = 50%です。
この場合は33.33%を超えているため、報酬申請条件をまだ満たしていません。
ただし、33.3%を超えたからといって、それだけで直ちに口座失格になるというルールではありません。
最も利益が大きかった日を更新せず、ほかの日にも利益を積み上げることで、比率が下がる可能性があります。
また、Fundoraの日次利益の計算は、夏時間なら日本時間午前6時、冬時間なら午前7時を基準とします。
日本時間の午前0時を区切りにしてEAの損益を集計すると、公式の数字とずれる可能性があるので注意してください。
cBotでは日別利益を自動的に確認したい
私ならFundora向けのcBotに、日別利益を記録する機能を入れます。
そのうえで、現在の合計利益に対して、最も利益が大きかった日が何%を占めているかを表示します。
例えば、利益の集中度が30%を超えた段階で画面に警告を表示する設計が考えられます。
ただし、33.3%ルールを満たしていても、ほかの報酬条件を満たしていなければ申請できません。
1つの数値だけで「報酬申請OK」と判定しないことが重要です。
Fundoraでは、取引日数や損失条件のほか、リスクの取り方が一貫しているかを確認する基準なども報酬条件に含まれます。
そのため、cBotの利益率だけを見て判断しないようにしましょう。
cTrader Cloudでは再起動後の情報復元にも注意
FundoraでcBotを動かす場合、cTrader Cloudを利用する方法があります。
Cloudはパソコンを常時起動しなくてもcBotを動かせる便利な仕組みですが、再起動後に以前の保存情報が残っているとは限りません。
日別利益や損失を管理する場合は、現在の口座情報や取引履歴から、必要な情報を作り直せるようにしておくことが重要です。
詳しい設計については、 FundoraのcBotで日次損失を管理する方法 でも解説しています。
※Xの公開投稿は参考情報です。投稿内容や報酬受取状況をすべて独立して確認したものではありません。
1-Stepと2-Stepで条件が違う
FTMO|14日目以降に報酬申請可能。1-StepはBest Dayに注意
利益分配と報酬申請条件を分けて確認
FTMOにはFX・CFD向けのFTMO Challengeと、別サービスのFTMO Futuresがあります。
ここで説明する1-Step・2-StepやBest Day Ruleは、FX・CFD側の条件です。
FTMOでは、報酬対象のFTMO Accountで最初に取引してから、14日目以降に報酬を申請できます。
申請時には口座が利益状態であり、保有ポジションと予約注文をすべて終了している必要があります。
申請後の審査は通常1~2営業日で、請求書の承認後も通常1~2営業日で報酬が送付される案内です。
FTMO 1-Stepは利益分配90%
FTMO Challenge: 1-StepからFTMO Accountへ進んだ場合、利益分配率は90%です。
ただし、1-StepにはBest Day Ruleという追加の条件があります。
これは、最も利益を出した1日の利益が、利益を出した日だけを合計した金額の50%を超えないようにするルールです。
最も利益が大きかった日の利益が$10,000、利益を出した日だけの合計が$16,000だったとします。
この場合、$10,000 ÷ $16,000 = 62.5%です。
50%を超えているため、まだBest Day Ruleを満たしていません。
最大日次利益を更新せず、利益が出た日の合計を$20,000以上に増やせば、50%以下となる計算です。
なお、Best Dayが50%を超えたからといって、それだけで即座にルール違反となるわけではありません。
条件を満たすまで取引を継続する必要があります。ただし、取引を続ける以上、損失のリスクも増える点に注意してください。
EAでは利益の大きかった日を記録する
例えば、バックテストで大きな利益が出たEAでも、その利益の大半が1日だけで発生していたら、FTMO 1-Stepでは注意が必要です。
私ならEA側で日別利益を記録し、最も利益が大きかった日が全体の何%を占めているかを確認できるようにします。
バックテストの最終利益だけでは、Best Day Ruleを満たせるか判断できません。
FTMO 1-Stepでは、利益が出た日ごとの金額を確認し、利益が特定の日だけに集中していないかを見る必要があります。
FTMO 2-Stepは基本80%。1-Stepと分けて考える
FTMO Challenge: 2-StepからFTMO Accountへ進んだ場合、基本的な利益分配率は80%です。
Scaling PlanやPremium Programmeなどの条件を満たせば、90%へ引き上げられる仕組みがあります。
また、1-StepのBest Day Ruleを、2-Stepへそのまま適用して考える必要はありません。
EAを開発するなら、FTMO 1-Step用と2-Step用で管理するルールを分ける方が分かりやすいと思います。
報酬の受取方法にも最低金額がある
FTMOでは報酬申請に一律の最低利益目標は設けられていませんが、受取方法によって必要な最低利益額があります。
例えば、銀行送金では確定利益が$20以上、暗号資産では$50以上という条件です。
少額の利益が出た場合も、利用する受取方法まで確認しておきましょう。
短いPayoutサイクルと取引品質ルール
Funded7|7日ごとに申請可能。ただしRule 1の確認が必要
利益額だけでなく、取引回数やロットの偏りも重要
Funded7では、前回の報酬受取日または口座作成日から7日ごとに、報酬申請の機会があります。
利用者が利益分配後に受け取れる最低金額は$100です。
例えば利益分配率が80%なら、少なくとも$125の対象利益が必要になる計算です。
ただし、金額と日数の条件を満たしただけでは十分ではありません。
Funded7では、取引内容の一貫性を確認するRule 1にも注意が必要です。
Rule 1では取引数量・活動日数・利益の偏りを確認する
Funded7のRule 1は、主に3つの基準で取引を評価します。
| ルール | 確認する内容 | EAでの注意点 |
|---|---|---|
| Rule 1A | 取引サイズ | 急な大口注文 |
| Rule 1B | 10回の決済・3活動日 | 少数取引への依存 |
| Rule 1C | QC 0.90以上 | 1回の大勝ち |
Rule 1A|いつもより極端に大きい取引を避ける
Funded7では、過去の取引数量をもとに、突然大きな注文を出していないかを確認します。
判定には、取引数量を並べたときの中央値や、普段の数量からどれくらい離れているかを表す統計的な方法が使われます。
難しく感じるかもしれませんが、簡単にいうと「いつもの取引から極端に外れた大勝負をしていないか」を確認する仕組みです。
また、単純なロット数ではなく、実際に売買している金額の大きさも考慮されます。
そのため、USDJPYとGoldで同じ1lotを取引したとしても、同じ大きさの取引として扱われるとは限りません。
Rule 1B|最低10回の決済と3日の活動が必要
Funded7では、報酬申請に向けて最低10回の決済済み取引と、3日の活動日数が必要です。
ここでいう活動日は、少なくとも1回の新規注文または決済が行われた日を指します。
そのため、1回か2回の大きな利益だけで、すぐに報酬を申請する設計には向いていません。
Rule 1C|QCは1回の利益に偏りすぎないかを確認する
Funded7のQCは、利益の大きかった上位3つの取引を使って計算する指標です。
QC =(2番目の利益 + 3番目の利益)÷ 最大利益
最も利益が大きかった取引が$10,000、2番目が$5,000、3番目が$4,000なら、計算結果は0.90です。
Funded7が求めるQCスコアは0.90以上なので、この例では基準を満たします。
ただし、近い時間帯に同じ銘柄で複数の注文を出した場合、それらが1つの取引グループとして扱われることがあります。
そのため、大きな1回の注文を小さな注文に分割すれば、ルールを回避できるという考え方は適切ではありません。
Funded7の公式説明では、Rule 1は報酬申請の品質基準として扱われています。
条件を満たしていない場合、報酬申請が保留となり、取引を続けて必要な条件を満たす仕組みです。
「報酬条件を満たしていない状態」と「重大な規約違反」は分けて考える必要があります。
Payout申請時は保有ポジションが自動決済される
Funded7では、報酬を申請すると保有しているポジションが自動的に決済され、処理が完了するまで口座が読み取り専用になります。
これはEAユーザーにとって見落とせない部分です。
例えば、数日間ポジションを保有するEAを動かしている場合、報酬申請によってEAが予定していなかったタイミングで決済される可能性があります。
私なら報酬申請前に、新規注文を停止し、保有ポジションの状態を確認する仕組みを用意します。
月間Payout上限はプランによって違う
Funded7では、標準的なプランの月間報酬上限は原則$10,000です。
一方、NEOには条件達成後に対象口座の上限を$12,000へ拡張する仕組みがあり、PAYGには月間$20,000の上限が案内されています。
そのため、Funded7を利用する場合は、申請サイクルだけでなく、自分が選んだプランの月間報酬上限も確認してください。
※公開X投稿は参考事例です。投稿者本人の報告内容が、すべての利用者に当てはまるわけではありません。
【PR】Funded7のチャレンジプランを確認するEA・cBotでは出金日数より「利益の出し方」が重要
ここがEA・cBot開発者として、特に伝えたいポイントです。
一般的なプロップファームの比較では、「7日で出金できる」「14日後に申請できる」という違いが注目されがちです。
しかし自動売買システムを開発する側から見ると、そのEAが報酬条件を満たせる取引を続けられるかの方が重要になります。
| 会社 | EAで監視する内容 | 特に注意する運用 |
|---|---|---|
| Fintokei | 損失・必要取引日数 | 報酬直前のロット増加 |
| Fundora | 最大日次利益の割合 | 1日だけの大勝ち |
| FTMO 1-Step | Best Dayの割合 | 利益の集中 |
| Funded7 | 取引サイズ・QC | 極端な大口取引 |
バックテストの最終利益だけでは判断できない
例えば、10年間のバックテストで大きな利益を出したEAがあったとします。
しかし、利益のほとんどが数回の大勝ちによるものだった場合、プロップファームでは別の確認が必要です。
通常のEA開発では、最終利益、勝率、最大ドローダウンなどを確認します。
プロップファーム向けなら、そこへさらに、1日ごとの利益、1回ごとの利益、取引数量の変化などを追加します。
これ、バックテストの資産曲線だけ見ていると気づきにくいんですよね。
利益が出たからといってロットを急に増やさない
EAの利益が増えてきたとき、さらに利益を増やそうとしてロットを大きくしたくなる場合があります。
しかし、取引数量を急に増やすと、最大損失だけでなく、報酬を受け取るための一貫性ルールにも影響する可能性があります。
私なら、ロットを増やす前に、今の設定で何回連続して負けると損失上限へ近づくかを確認します。
特に複数ポジションを持つEAでは、1つの注文だけでなく、同時に保有する注文全体の損失を考える必要があります。
失格を防ぐ機能と出金条件を確認する機能は分ける
EAの設計では、「失格を防ぐ管理」と「報酬申請の条件を確認する管理」を分けると分かりやすくなります。
例えば、日次損失まで十分な余裕があっても、FTMO 1-StepのBest Day Ruleを満たしているとは限りません。
逆に、報酬条件を満たしていても、次の取引で大きな損失が出れば、口座の失格条件に近づく可能性があります。
この2つは別々に監視し、最後に全体を確認する。
私はこの考え方で、プロップファーム向けのリスク管理システムを設計します。
EAの停止・再起動まで考えておく
報酬申請前後にEAを停止したり、VPSやcTrader Cloudが再起動したりすると、以前に保存した情報の扱いが問題になることがあります。
例えば、すでに受け取った報酬を取引損失として計算してしまえば、EAが不必要に停止する可能性があります。
また、以前の口座の損益情報を新しい報酬サイクルへ引き継いでしまうと、日次損失の計算が正しく行われない場合があります。
私ならPayout後に口座残高、損失基準、保有ポジション、報酬申請日などを再確認します。
必要な情報を復元できない場合には、安全側で新規注文を停止する設計にします。
どのプロップファームが向いている?EA・cBotの取引方法で考える
4社は報酬申請までの期間も、利益の一貫性を確認する方法も異なります。
そのため、「どこが一番出金しやすいか」という順位だけで選ぶより、自分のEA・cBotの取引方法とルールが合っているかを確認する方が現実的です。
日本語環境・Walletory
- 基本サイクル
- 14日
- 即時受取
- 条件付き対応
- 最低報酬
- プランで異なる
- 確認事項
- 購入時期
cTrader・cBot
- 初回
- 28日
- 2回目以降
- 14日
- 一貫性
- 33.3%
- 確認事項
- 日別利益
1-Step・2-Step
- 申請開始
- 14日目以降
- 1-Step分配
- 90%
- 2-Step分配
- 基本80%
- 確認事項
- Best Day
短い申請サイクル
- 基本サイクル
- 7日
- 最低受取
- $100
- 取引品質
- Rule 1
- 確認事項
- サイズ・QC
Fintokeiなら利用プランと最低取引日数、Fundoraなら日別利益の偏り、FTMO 1-StepならBest Day、Funded7なら取引数量とQCを確認します。
会社名だけで判断するのではなく、EA・cBotのフォワードテスト結果を各社のルールに当てはめると、相性を判断しやすくなります。
【PR】各社の最新プランと報酬条件を確認する
候補が決まったら、チャレンジへ申し込む前に、公式サイトで最新の報酬条件を確認してください。
特に利益分配率、報酬申請までの期間、一貫性ルール、EA・cBot利用条件は、プランによっても違う場合があります。
また、報酬申請前にも公式ルールをもう一度確認しておくと安心です。
※本欄にはPR・アフィリエイトリンクを含みます。各社のプラン料金、報酬条件、禁止取引、利用可能な取引ツールなどは変更される場合があります。
まとめ|プロップファームでは利益だけでなく報酬条件まで確認する
Fintokei、Fundora、FTMO、Funded7には、それぞれ公式の報酬制度があります。
ただし、利益が出たことと、報酬を受け取れる状態になっていることは同じではありません。
Fintokeiではプランや購入時期による条件差、Fundoraでは33.3%ルール、FTMO 1-StepではBest Day Rule、Funded7ではRule 1などを確認する必要があります。
つまり、会社によっては利益額だけでなく、どのような取引で利益を出したかも報酬の条件に関係するということです。
日次損失や最大損失を守ることは、EA運用の基本です。
そこへ、日別利益の偏り、1回の取引利益、ロットの変化、Best DayやQCなどの管理を追加します。
私なら売買を担当するEAとは別に、口座全体の損失と報酬条件を監視する仕組みを用意します。
EA・cBotは売買を自動化できますが、プロップファーム側のルール変更まで自動的に理解してくれるわけではありません。
そのため、運用中も定期的に最新ルールを確認することが重要です。
これからプロップファームへ挑戦する方は、まず自分のEA・cBotの取引履歴を確認し、各社の報酬条件に合っているかを調べてみてください。
報酬を受け取った後の資金移動については、 プロップファームの報酬受取方法を比較した記事 も参考になります。
本記事は2026年10月10日時点で確認できる各社の公式FAQ・公開ルールをもとに構成しています。
各社のルールや報酬条件は変更される可能性があります。参加前と報酬申請前には、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
本記事は投資助言ではありません。チャレンジ費用が発生する場合があり、条件未達や規約違反によって合格・報酬受取ができない可能性があります。
※本記事における「出金」は、各社のPerformance Reward、Reward、Payout、情報提供の対価などを含む便宜上の表現です。一般的なFX口座から自己資金を引き出す行為とは異なります。
※公開X投稿は各投稿者の参考事例であり、すべての利用者が同じように報酬を受け取れることを保証するものではありません。投稿は削除・非公開になる場合があります。
※Payoutサイクル、利益分配、一貫性ルール、本人確認、受取方法、EA・cBot利用条件、禁止取引などは変更される可能性があります。
※EA・cBotの過去の取引結果、バックテスト、フォワードテストは将来の利益やチャレンジ合格、報酬受取を保証しません。
※本記事は情報提供を目的としており、投資助言・売買推奨ではありません。プロップファームの利用に関する最終判断は、ご自身の責任で行ってください。
※記事内の一部リンクにはPR・アフィリエイトリンクが含まれます。

