2026年10月10日更新・FundedNext公式情報を確認
- FundedNext Stellar Instantの最新ルール|試験なし・6%トレーリングDD・EA利用条件・出金を開発者が解説
- 最初に知っておきたい用語
- FundedNext Stellar Instantとは?試験なしで始められるプラン
- 最大の注意点|6%の損失ラインは利益に合わせて上昇する
- Stellar Instantの出金条件|いつPerformance Rewardを受け取れる?
- Stellar InstantでEA自動売買は使える?MT4・MT5で利用可能
- 3%Risk Limitとは?EAで同時に抱える損失を制限するルール
- ニュース取引と短時間売買|EAで見落としやすいルール
- Stellar Instantのスケーリング|口座サイズを増やせる?
- 取引コスト|口座料金だけでなくスプレッドや手数料も確認
- Stellar InstantはどんなEAに向いている?開発者目線で考える
- FTMO・PipFarmとも比較するなら?
- まとめ|Stellar Instantは「試験なし」より損失管理の仕組みを見る
FundedNext Stellar Instantの最新ルール|試験なし・6%トレーリングDD・EA利用条件・出金を開発者が解説
「FundedNextのStellar Instantは、チャレンジに合格しなくても取引を始められるの?」 「EAによる自動売買も使える?」 「日次損失制限がないなら、普通のプロップファームより簡単なの?」
そんな疑問を持っている方に向けて、今回はFundedNext Stellar Instantの仕組みと、EAを利用する際の注意点を解説します。
Stellar Instantの大きな特徴は、購入後に評価試験を受ける必要がないことです。 最初からFundedNext Accountで取引を開始できます。
Stellar Instantには、利益目標や日次損失制限がありません。 その一方で、利益が増えると損失の限界ラインも上昇する「6%トレーリング最大損失制限」があります。
さらに、口座全体で取れるリスクは原則3%までです。 EAを使う場合は、売買タイミングだけでなく、口座全体の損失を監視する仕組みが欠かせません。
私はMT4・MT5のEAやインジケーター、cTrader関連システムなどを200個以上開発・制作・検証してきました。
その経験から、Stellar InstantでEAを動かすなら、まず「どこで新しい取引を止めるか」を決めておきたいと考えています。
監修・執筆:まさやん|MT4・MT5 EA・インジケーター・cTrader関連システム開発
最初に知っておきたい用語
FundedNextの公式サイトには英語の専門用語が多く登場します。 まずは、この記事を読むうえで大切な言葉だけ簡単に整理しておきましょう。
| 用語 | 簡単な意味 |
|---|---|
| Challenge | 取引ルールを守りながら利益目標を目指す評価試験 |
| Instant Funding | 評価試験を受けずに対象口座で取引を始める仕組み |
| EA | MT4・MT5で売買を自動化するプログラム |
| Balance | 決済済みの損益を反映した口座残高 |
| Equity | 保有中の取引の含み損益も含めた口座資金 |
| MLL・最大損失制限 | 口座を失格にしないために守る損失の限界ライン |
| トレーリングDD | 利益が増えると損失ラインも引き上げられる方式 |
| Risk Limit | 同時に抱えてよい損失リスクの上限 |
| Performance Reward | 条件達成後に申請できる成果報酬 |
特に覚えておきたいのは、BalanceとEquityは違うという点です。
取引をまだ決済していなくても、含み損が大きくなればEquityは減ります。 Stellar Instantでは、この含み損によって最大損失ラインに到達する可能性があります。
細かい英語の意味を覚えるより、まずは「含み損も含めて口座を守る必要がある」と理解しておけば十分です。
FundedNext Stellar Instantとは?試験なしで始められるプラン
FundedNext Stellar Instantは、一般的なチャレンジ型とは異なり、評価試験を省略して取引を始められるプランです。
通常のStellar 1-Stepや2-Stepでは、所定の利益目標などを達成してからFundedNext Accountへ進みます。
Stellar Instantには、その評価段階がありません。 購入後、必要な手続きを完了すれば、最初から成果報酬の対象となる口座で取引できます。
「いきなり資金提供口座」と表現されることがありますが、FundedNext Accountはシミュレーション環境を利用するプログラムです。
自分の資金をFX業者に預ける通常の口座とは仕組みが違います。 成果報酬を受け取るには、FundedNextが定める条件を満たす必要があります。
利益目標も最低取引日数もないため、チャレンジの達成日数を気にせず取引を進められる点は特徴です。
ただし、最大損失制限に違反すれば口座を継続できなくなる可能性があります。 試験がないことと、取引ルールが緩いことは別です。
口座サイズと基本価格
2026年10月3日時点の案内では、Stellar Instantには4種類の口座サイズがあります。
| 口座サイズ | 基本価格 | 初期損失ライン |
|---|---|---|
| $2,000 | $59.99 | $1,880 |
| $5,000 | $149.99 | $4,700 |
| $10,000 | $299.99 | $9,400 |
| $20,000 | $599.99 | $18,800 |
表の「初期損失ライン」は、開始時の口座残高から6%を差し引いた金額です。 ここに口座資金が到達しないよう管理します。
購入価格はキャンペーン、Swap-Free、EA利用オプションなどによって変わる場合があります。 最新価格は必ず購入画面で確認してください。
Stellar Instantの同時保有可能な口座枠は、公式案内では合計$20,000までです。 また、Stellar Instant口座同士を統合することはできません。
なお、チャレンジ型にあるような購入料金の返還制度は、Stellar Instantにはありません。 この点も購入前に理解しておきたいところです。
2026年10月には、対象口座で「STOCT」を利用するキャンペーンも案内されています。 ただし、対象サイズや期間は変更されることがあります。
割引を前提に購入を決めるのではなく、実際に決済する直前の金額を確認してください。
最大の注意点|6%の損失ラインは利益に合わせて上昇する
Stellar Instantで最も重要なのが、6%のトレーリング最大損失制限です。
普通の固定型なら、損失の限界ラインは最初に決められた位置から変わりません。
しかしStellar Instantでは、口座残高が増えると、損失ラインも上がります。 そして一度上昇したラインは、その後に負けても下がりません。
$10,000口座を例に考える
例えば$10,000でスタートした場合、最初の損失ラインは$9,400です。
その後、利益によって口座残高が$10,200になると、損失ラインも$9,600へ上がります。
| 口座の状態 | Balance | 損失ライン |
|---|---|---|
| 開始時 | $10,000 | $9,400 |
| $200の利益 | $10,200 | $9,600 |
| その後$100の損失 | $10,100 | $9,600 |
最後の行がポイントです。
口座残高が$10,100へ減っても、損失ラインは$9,600のままです。 利益を出す前の位置には戻りません。
つまり、過去に一度どこまで残高が増えたかが重要になります。
なお、損失ラインは無制限に上がるわけではありません。 Stellar Instantでは、最終的に最初の口座残高の位置で上昇が止まる仕組みです。
私ならEAに、現在の口座残高だけでなく、過去の最高残高と現在の損失ラインを確認する仕組みを用意します。
さらに重要なのは、判定には含み損も関係することです。 決済していないポジションでも、損失が大きくなれば口座を失格にする可能性があります。
EAの再起動後にも正しい損失ラインを使えるように、FundedNextの管理画面と照合する設計が必要です。
出金後も損失ラインはリセットされない
もう一つ注意したいのが、Performance Rewardを受け取った後です。
報酬を受け取ると、取引口座の残高は減ります。 しかし、それまでに上昇した最大損失ラインは元に戻りません。
口座残高が$10,450、損失ラインが$9,850の状態を考えます。 この時点の差は$600です。
ここから$100を報酬として移動すると、残高は$10,350になります。
損失ラインが$9,850のままなら、次の取引に使える余力は$500です。
出金前は余力が$600あったのに、出金後は$500へ減っています。
ここを見落として、出金前と同じロットでEAを動かし続けると、想定より早く最大損失ラインへ近づく可能性があります。
報酬を申請する前に、出金後の口座残高と最大損失ラインの差を確認してください。
EAを継続するなら、次の取引で使う余力を残すことも重要です。
Stellar Instantの出金条件|いつPerformance Rewardを受け取れる?
Stellar Instantには、口座の利益成長に応じて成果報酬を申請する仕組みがあります。
基本的には、5%以上成長した場合の随時申請と、1%以上成長した場合の14日サイクルを押さえておけば分かりやすいでしょう。
| 口座の成長率 | 申請の考え方 |
|---|---|
| 5%以上 | 1日の終了時に条件判定後、随時申請 |
| 1%以上・5%未満 | 14日サイクルで申請 |
| 1%未満 | 条件達成まで継続 |
5%に到達した瞬間に出金できるわけではない
ここで注意したいのが、1日の終了時点で条件を確認する仕組みです。
例えば、取引中に一時的に5%の利益へ到達しても、その瞬間に申請できるとは限りません。
FundedNext側の1日終了時の判定で条件を満たすと、報酬をウォレットへ移動できるようになります。
また、申請可能になった後に新しい取引を始めると、次の判定まで申請機能が無効になる場合があります。
EAを運用していると、利益条件を満たした直後にも次のエントリーが発生することがあります。 そのため報酬を申請したいときは、EAの新規取引を一時停止するという運用も考えておきたいところです。
利益配分は最初70%、その後80%へ
Stellar Instantの利益配分は、最初から80%ではありません。 最初の2段階は70%で、その後80%となります。
また、通常の固定された利益の均一性ルールはありませんが、無理な大ロット取引まで自由にできるという意味ではありません。
3%リスク制限や短時間取引のルールなど、別の条件を守る必要があります。
出金方法だけでなく出金後の運用も考える
海外プロップファームで成果報酬を受け取る場合、受取方法や本人確認にも注意が必要です。
出金手段は国や時期によって変更される可能性があるため、実際に利用できる方法はFundedNextの管理画面で確認してください。
他社も含めた受取方法については、 海外プロップファームの出金方法を比較した記事 で詳しく整理しています。
Stellar InstantでEA自動売買は使える?MT4・MT5で利用可能
結論から言うと、Stellar InstantではEAによる自動売買を利用できます。
ただし、口座を購入するだけで自動売買を自由に使えるわけではありません。 MT4・MT5でEAを利用するには、追加料金が必要です。
| 利用方法 | 確認事項 |
|---|---|
| MT4・EA | EA利用オプションが必要 |
| MT5・EA | 同上 |
| VPSでEA稼働 | VPS & EA Add-Onを確認 |
| cTrader・cBot | 自動売買の対象外 |
FundedNextのEA利用条件は、基本的にMT4・MT5を前提にしています。
cTraderにはcBotという自動売買プログラムがありますが、FundedNextのStellar InstantではMT4・MT5のEAと同じように利用できるとは考えないでください。
自分が持っているプログラムがMQL4ならMT4、MQL5ならMT5を中心に検討することになります。
市販EAや第三者が作ったEAも利用できる?
FundedNextでは第三者が開発したEAも条件付きで利用できます。
ただし、購入したEAを初期設定のまま、複数の口座へ入れて同じ取引を繰り返すような運用には注意が必要です。
FundedNextは、利用者自身の取引スタイルに合わせた設定変更や、他の口座と同じ取引を単純に複製しないことを求めています。
特定の既製EAは禁止対象になっています。 また、TelegramやWhatsAppなど外部アプリと連携するEAにも禁止条件があります。
売買を行わず、損切り幅やロットだけを変更するツールでも、EAとして扱われる場合があります。
購入前に利用するプログラムが最新の公式ルールに合っているか確認してください。
EAの設定を少し変えれば必ず規約に適合する、というものでもありません。 重要なのは利用する売買戦略を自分で理解し、管理できることです。
VPSで24時間動かす場合は追加条件を確認
VPSは、インターネット上のパソコンを借りてEAを動かす仕組みです。 自宅のPCを常時起動しなくても、自動売買を継続できる点が便利です。
ただしFundedNextでは、EAを使うオプションと、VPSでEAを動かすオプションを区別しています。
そのため、VPSを利用する予定があるなら、「VPS & EA Add-On」が必要かを購入時点で確認することが重要です。
また、VPS上での手動取引には制限があります。 VPSならどんな取引方法でも認められるわけではありません。
私はEAを設計するとき、稼働時間を限定する方法も重視しています。
相場が急変しやすい時間帯や重要経済指標の前後では、あえて新しい取引を止める方がよい場合があります。
「止まらず動くEA」よりも、止めるべき場面で正しく止まるEAを目指したいところです。
3%Risk Limitとは?EAで同時に抱える損失を制限するルール
Stellar Instantには日次損失制限がありませんが、口座全体のリスクを原則3%以内に抑えるルールがあります。
ここでいうリスクは、単に現在負けている金額だけではありません。
損切りまで進んだ場合に失う可能性がある金額や、保有中の取引の含み損、すでに発生した損失なども関係します。
複数のポジションを持っている場合は、1件ずつではなく、口座全体として確認することが重要です。
$10,000口座なら3%は$300
例えば、最初の口座残高が$10,000なら、3%は$300です。
だからといって、毎回$300まで損失を出してよいという意味ではありません。
実際には価格の急変や、注文した価格と違う価格で決済される現象によって、予定した損失額を超える可能性があります。
そのため私なら、EA側にはさらに小さな内部上限を設けます。 例えば口座全体で0.5~1%程度を一つの検討材料にし、取引内容に合わせて調整します。
※0.5~1%は私が設計時に検討する内部管理の例であり、FundedNextの公式推奨値ではありません。
複数ポジションを持つEAは特に注意
例えば1回の取引で想定損失が$80だとしても、同時に4件持てば合計$320になります。
これでは、個々の取引が小さくても、口座全体のリスクは大きくなります。
USDJPYとEURJPYのように同じ円を含む通貨ペアでは、相場の動きが似ることもあります。
その場合、違う通貨ペアで取引していても、同じタイミングで損失が増える可能性があります。
複数のEAを同じ口座で動かす場合も同じです。 各EAが自分のポジションだけを見ていると、口座全体のリスクを見落とします。
私なら、各EAが注文を出す前に、口座全体の保有ポジションを確認させます。
新しい注文を加えることで許容リスクを超えるなら、その注文は見送ります。
さらに最大損失ラインが近づいたときは、ロットを小さくする、または新しい取引を停止する仕組みを用意します。
損失ラインと3%制限は両方守る必要がある
ここで混同しやすいのが、6%最大損失制限と3%Risk Limitです。
| ルール | 何を守るか |
|---|---|
| 6%最大損失 | 口座資金が限界ラインへ達しないこと |
| 3%Risk Limit | 同時に抱える損失リスクを増やしすぎないこと |
最大損失ラインまで余裕が残っていても、3%のリスク上限に違反する可能性はあります。
反対に3%以内の取引であっても、これまでの損失が積み重なっていれば、最大損失ラインに近づく場合があります。
EAでは、この2つを別々に確認したうえで、最終的に新しい取引を許可する設計が必要です。
ニュース取引と短時間売買|EAで見落としやすいルール
Stellar Instantでは、経済指標の発表前後に取引する場合、利益の扱いに注意が必要です。
公式のStellar Instant向け案内では、影響の大きいニュースの前後5分以内に関連する通貨ペアを取引した場合、対象取引の利益は40%だけが口座へ反映されるルールが説明されています。
一方、損失が出た場合に損失額が40%へ減るわけではありません。 損失は全額が対象です。
該当する取引が利益40%ルールの対象なら、計算上は$40だけが反映される仕組みです。
しかし同じ条件で$100の損失が発生した場合、損失を$40として扱ってもらえるわけではありません。
Stellar Instant専用の案内には利益40%ルールが記載されています。
一方、FundedNextの一般向けニュースFAQでは、対象プランとしてStellar 1-Step、2-Step、Liteが列挙され、Instantの記載が明確でない箇所があります。
そのため、Stellar Instantでニュース時間に取引する場合は、購入時のAgreementと最新の公式案内を優先してください。
EAではニュース前後の新規取引を止める方法もある
重要経済指標の発表時は、短い時間で価格が大きく動く場合があります。
米国雇用統計やCPI、FOMCなどは、その代表例です。
通常の値動きに合わせて作ったEAが、こうした場面でも想定どおり動くとは限りません。
私なら、経済指標の発表予定時刻を確認し、前後の一定時間は新しい注文を出さない仕組みを検討します。
例えば発表5分前から10分後まで新規取引を止める、といった設定です。 これは公式に定められた停止時間ではなく、EA側で余裕を持たせる設計例です。
ただし、取引を止めることと、すでに持っているポジションの損失を防ぐことは別です。 保有ポジションの扱いも事前に決めておく必要があります。
Quick Strike|30秒以内に終わる取引にも注意
FundedNextには、非常に短い時間で決済される取引を監視するQuick Strikeというルールがあります。
30秒以内に決済された取引が対象で、特にその取引から発生した利益が、全体の利益のうちどれくらいを占めるかが重要です。
2026年10月時点の案内では、Quick Strikeによる利益割合が20%へ達すると警告の対象となり、30%以上では違反の対象になる可能性があります。
短時間で利益確定するスキャルピングEAでは、この割合が大きくなりやすいため注意が必要です。
30秒以内の取引を避けるために、損切りまで無理に遅らせる設計は危険です。
EAの売買方式がQuick Strikeのルールに合っているかを先に確認し、必要ならその戦略自体を見直してください。
Stellar Instantのスケーリング|口座サイズを増やせる?
Stellar Instantには、一定の条件を満たした場合に、利用できる口座枠を増やしていくスケーリング制度があります。
公式案内では、条件に応じて初期口座サイズの10倍へ拡大する仕組みや、さらに大きな口座枠を目指す制度が紹介されています。
ただし、口座を購入すれば自動的に規模が増えるわけではありません。
継続的な成績、取引ルールの順守、報酬の条件など、制度ごとに定められた条件を満たす必要があります。
また、スケーリング制度の内容や上限は変更される可能性があります。 最新情報を確認してください。
例えば口座サイズが2倍になったからといって、EAのロットを必ず2倍にする必要はありません。
口座の損失ライン、リスク制限、通貨ペアの値動き、複数ポジションの合計リスクを再計算することが重要です。
私なら、口座サイズが変わったときに、初期残高や許容損失額を読み直してから取引を再開する設計にします。
取引コスト|口座料金だけでなくスプレッドや手数料も確認
Stellar Instantを選ぶときは、最初の購入料金だけで判断しないことが重要です。
EAを使う場合は追加オプションの費用があります。 さらに、実際の売買ではスプレッド、取引手数料、スワップなどのコストが発生する場合があります。
| 確認項目 | EAでの注意点 |
|---|---|
| 購入料金 | 口座サイズとオプションで変動 |
| スプレッド | 短期売買ほど影響しやすい |
| 取引手数料 | 売買回数が多いほど負担が増える |
| スワップ | 長期保有時に確認 |
| スリッページ | 急変動時に想定価格からずれる |
例えば、1回の利益が小さいスキャルピングEAでは、少しのスプレッド拡大でも成績が大きく変わります。
バックテストでは利益が出ていたのに、実際の運用では思ったほど利益が残らない。 こうした違いが生まれる原因の一つが取引コストです。
最新の手数料やレバレッジ、対応銘柄は公式サイトや取引画面で確認してください。
Stellar InstantはどんなEAに向いている?開発者目線で考える
Stellar Instantは、損失を一定範囲へ抑えながら継続して取引できるEAとの相性を検討したいプランです。
反対に、大きな含み損へ耐えることを前提にしたEAや、急激にロットを増やすEAでは、損失ラインへ近づく可能性があります。
ただし、売買方式の名前だけで向き不向きを決めることはできません。 実際には、どのくらいの連敗が発生するか、含み損がどこまで増えるかを確認する必要があります。
バックテストでは3つの損失を確認する
私がプロップファーム向けEAを考えるときは、利益率より先に損失の出方を確認します。
まず、これまでの検証で最も大きく資金が減った場面です。
次に、1日だけでどのくらい損失が集中したか。 そして、複数ポジションを同時に持ったとき、含み損がどこまで増えたかを確認します。
同じ最大損失5%のEAでも、少しずつ負けたのか、短時間に大きく負けたのかで、プロップファームとの相性は変わります。
過去の相場で大きな損失が出なかったとしても、将来も同じ結果になるとは限りません。
実際の取引では、急な値動き、スプレッドの拡大、通信トラブル、注文の遅れなども起こります。
EAに実装したいのは「取引を止める仕組み」
私なら、Stellar Instant向けのEAには次のような役割を持たせます。
| 監視する内容 | EA側の対応 |
|---|---|
| 損失ラインが近い | 新規取引を停止 |
| 合計リスクが大きい | ロット縮小・注文見送り |
| 重要指標の時間 | 設定に応じて取引を控える |
| 口座残高が変化 | 許容損失額を再計算 |
| 再起動・通信復帰 | 口座情報を確認して復元 |
このように、売買する部分と、口座を守る部分を分けて考えると、システムを管理しやすくなります。
特に複数EAを動かす場合は、口座全体を監視する共通のリスク管理機能が役立ちます。
EAごとに別々の損失制限を設定するだけでは、同時に取引したときの合計リスクを防げないからです。
再起動後に正しく動くかも確認する
実際の運用では、MT4・MT5を再起動したり、VPSの接続が切れたりする可能性があります。
その際にEAの内部情報が初期化され、以前の最大残高を忘れてしまうと、損失ラインを誤って計算する危険があります。
そのため、起動時に現在の口座情報を取得し、FundedNextの管理画面と比較する仕組みを用意したいところです。
保存した情報が見つからない場合に、安易に新しい取引を開始しない設計も重要です。
AIでEAを作る場合も最終確認は必要
現在はChatGPTやCodexなどを利用して、ロット計算や損失監視のコードを作成できます。
私もAI駆動開発を活用していますが、AIが作ったコードをそのまま実運用へ入れることはおすすめしません。
特に確認したいのは、注文が複数発生した場合や、口座残高が変わった場合、途中で再起動した場合の動きです。
実際、売買条件を作ることよりも、こうした例外的な場面でシステムが正しく動くか確認する方が難しいことがあります。
Stellar Instantでは、利益が増えた後の最大損失ラインと、全ポジションの合計リスクを継続して管理する必要があります。
私ならバックテストだけで終わらせず、別の期間での検証や、実際の取引環境に近い条件での動作確認も行います。
また、過去の結果に合わせて設定を細かく調整しすぎると、別の相場で通用しない可能性があります。 複数の相場状況で動作を確認することが大切です。
通常のFundedNextプランと比較したい場合
Stellar Instantは評価試験がない点で特徴的ですが、通常のチャレンジ型プランが合わないという意味ではありません。
Stellar 2-Step、1-Step、Liteでは、利益目標と損失制限の組み合わせが異なります。
EAの最大連敗や損失の出方によっては、固定型の損失制限を持つプランの方が設計しやすい場合もあります。
各プランの違いは、 FundedNextの4プランをEA目線で比較した記事 も参考にしてください。
FTMO・PipFarmとも比較するなら?
Stellar Instantを検討している方の中には、ほかのプロップファームも気になる方がいると思います。
特に、自分が使いたい自動売買プラットフォームによって、候補は変わってきます。
| サービス | 検討したいポイント |
|---|---|
| FundedNext | MT4・MT5のEAとInstant型の損失管理 |
| FTMO | チャレンジ型とEA利用条件 |
| PipFarm | cTrader・cBotと独自の損失制限方式 |
すでにMT5用EAを持っているなら、対応するプラットフォームを先に確認すると選びやすくなります。
一方、cTrader用cBotを自分で開発している方なら、PipFarmのようなcTraderを中心としたサービスも比較対象になります。
ただし、EAやcBotが利用可能でも、市販ツールの扱いや禁止戦略、損失制限は各社で異なります。
公式条件を比較するときは、利益配分率だけでなく、自分のEAがその会社のルールに合わせて動かせるかを確認してください。
FundedNextのInstant型に加え、チャレンジ型やcTrader向けの条件を比較したい方は、各公式サイトで最新情報を確認できます。
まとめ|Stellar Instantは「試験なし」より損失管理の仕組みを見る
FundedNext Stellar Instantは、評価試験を受けずに取引を始められるプランです。
利益目標や日次損失制限、最低取引日数はありません。 一定の利益条件を満たせば、Performance Rewardを申請できます。
ただし、最大損失6%のラインが利益に合わせて上昇する点は、一般的な固定型の損失制限と大きく異なります。
一度上昇した損失ラインは、損失を出しても元に戻りません。 報酬を受け取った後も、そのラインを意識して取引を続ける必要があります。
さらに口座全体の3%リスク制限や、ニュース取引、Quick Strike、EA利用条件などにも注意が必要です。
EAを使うなら、利益を出す売買ロジックだけではなく、損失が増えたときに取引を止める仕組みまで考えることが大切です。
私なら購入前に、利用するEAの最大損失、最大連敗、複数ポジションの合計リスクを確認します。
そのうえで、6%トレーリング最大損失と3%リスク制限に合わせてロットや新規取引の停止条件を設定します。
そして実運用前には、再起動時の動作、ニュース時間帯、出金後の損失余力まで確認したいところです。
Stellar Instantが気になる方は、まず最新の料金とEA Add-Onの条件、損失制限、報酬ルールを確認してください。
口座サイズ、価格、EA利用オプション、取引ルール、報酬条件は変更される場合があります。 購入する前に、最新の公式案内と購入画面をご確認ください。
※上記リンクにはアフィリエイトリンクを含みます。サービスの利用や口座の購入を推奨・保証するものではありません。

