
2026年10月10日更新|スワップ実測:2026年9月21日
- プロップファームで高金利通貨EAは有利?GBPCHFのスワップを5社で実測比較
- 最初に知っておきたい用語
- なぜ長期保有EAではマイナススワップが問題になるのか
- GBPCHFを選んだ理由|英国3.75%、スイス0%の政策金利差
- GBPCHFのスワップをプロップファーム5社で実測比較
- スワップフリー口座なら長期保有コストを避けられる?
- 1lotを365日相当保有するとスワップにどれくらい差が出る?
- 金利差が大きいAUDCHFよりGBPCHFのバックテストが良かった
- 損切り幅0.3%と口座リスク1%は違う数字
- 長期保有EAは週末までポジションを持てるか確認する
- プロップファーム向けEAならスワップをどう管理するか
- バックテストだけでは確認できない長期保有EAのリスク
- まとめ|高金利通貨EAは価格・スワップ・損失管理の3つで判断する
プロップファームで高金利通貨EAは有利?GBPCHFのスワップを5社で実測比較
FXやゴールド、株価指数などをEAで数週間から数か月保有すると、意外と無視できなくなるのがスワップと呼ばれる保有コストです。
短期売買ではあまり気にならなくても、長期保有型EAでは毎日のスワップが積み重なります。同じ売買ルールでも、利用するプロップファームによって最終的な損益が変わることがあります。
そこで今回は、「長期間保有するなら、スワップを受け取れる通貨ペアを選ぶ方が有利なのでは?」という考えから、GBPCHF(英ポンド/スイスフラン)の買い取引を検証しました。
2026年9月21日に、私がFintokei、Funded7、Fundora、FTMO、FundedNextの取引環境を確認したところ、同じGBPCHFでもスワップに大きな違いがありました。
高金利通貨を買うだけで、EAの成績が良くなるわけではありません。
まず価格の動きから利益を狙える売買ルールを作り、その取引方向とスワップ条件が合っているか確認することが大切です。
さらにプロップファームでは、日次損失や最大損失の制限に触れないための仕組みも欠かせません。
監修・執筆:まさやん|MT4・MT5のEA、インジケーター、cTrader・cBot関連システムを200個以上開発・制作・検証
最初に知っておきたい用語
この記事ではスワップやEAの検証結果を紹介します。まずは、特に重要な用語だけ簡単に整理しておきます。
| 用語 | 簡単な意味 |
|---|---|
| EA・cBot | 決められたルールに従って自動で売買するプログラム。EAは主にMT4・MT5、cBotはcTraderで使います。 |
| スワップ | ポジションを翌日へ持ち越すと発生する受取額または支払額です。 |
| ロング・ショート | ロングは買い、ショートは売りのことです。 |
| pips・lot | pipsは値動きの幅、lotは取引する数量を表します。 |
| バックテスト | 過去の値動きを使ってEAの売買結果を検証することです。 |
| ドローダウン | 資金が過去の高い水準からどれだけ減ったかを示す数字です。 |
| プロップファーム | 決められた評価や取引条件を満たし、資金枠を使った取引で利益分配を目指すサービスです。 |
特に覚えておきたいのは、プラススワップでも価格が下落すれば損失になるという点です。
スワップはあくまで取引結果に加わる要素の一つであり、利益を保証するものではありません。
この記事のGBPCHFスワップ値は、2026年9月21日に私が取引プラットフォーム上で確認したものです。
現在も同じ条件とは限りません。また、Fintokeiの対象スイング口座やFundedNextには、スワップが発生しない口座もあります。
以下の比較は、スワップが発生する取引環境で確認した当時の数値としてご覧ください。
なぜ長期保有EAではマイナススワップが問題になるのか
数分から数時間で決済するEAでは、ポジションを翌日へ持ち越さないことも多く、スワップの影響は小さくなります。
しかし、1回の大きな値動きを狙って数週間から数か月保有するEAでは話が変わります。
例えば、価格の動きでは利益が出ていても、毎日マイナススワップを支払っていれば、その分だけ最終利益が減ってしまいます。
反対に、買い方向でプラススワップを受け取れるなら、値上がりを待っている間の保有コストを改善できます。
私はプラススワップを、毎日スワップ収入を得ること自体が目的の戦略というより、値上がりを待つ間の保有条件を良くするものとして考えています。
為替相場では、1日の価格変動がスワップ数日分を上回ることも珍しくありません。
そのため、まずは価格の動きから利益を狙えるEAを作ることが重要です。
また、プロップファームの取引コストはスワップだけではありません。
スプレッドや手数料も含めた違いについては、 プロップファーム5社のスプレッド・スワップ・値動き幅を比較した記事 でも解説しています。
GBPCHFを選んだ理由|英国3.75%、スイス0%の政策金利差
GBPCHFに注目した理由は、英国とスイスの政策金利に差があるためです。
2026年10月10日時点で確認できる直近の金融政策では、英国の政策金利は3.75%です。英国中央銀行は9月17日の会合で金利を据え置きました。
スイス国立銀行も9月24日に政策金利を0%に据え置いています。
一方、オーストラリア中央銀行は9月29日に利上げを行い、政策金利を4.60%としました。
GBPCHFのロングは、英国ポンドを買ってスイスフランを売る取引です。
AUDCHFのロングも、オーストラリアドルを買ってスイスフランを売ります。
どちらも金利が高い通貨を買い、低い通貨を売る方向なので、スワップを受け取れる可能性があります。
政策金利と実際のスワップは別です。
取引先の金融機関の条件や市場の金利、プロップファーム側の設定などによって、スワップの金額は変わります。
そのため、政策金利だけで通貨ペアを選ぶのではなく、実際にEAを動かす口座の銘柄仕様を確認することが大切です。
GBPCHFのスワップをプロップファーム5社で実測比較
2026年9月21日に、各社のMT4・MT5・cTraderでGBPCHFのスワップを確認しました。
表示される単位が異なるため、すべてpipsへ換算して比較しています。
例えば、GBPCHFが小数点以下5桁で表示される場合、MT5では一般的に10 pointsが1 pipです。
Fintokeiで確認した買いスワップは、MT5では+9.41 points、cTraderでは+0.941 pipsでした。単位をそろえると同じ値になります。
| 会社 | 確認環境 | 買いスワップ | 売りスワップ | 3倍の日 |
|---|---|---|---|---|
| Fintokei | MT5 / cTrader | +0.941 | -1.383 | 水曜日 |
| Funded7 | MT5 | +0.5605 | -1.890 | 金曜日 |
| Fundora | cTrader | +0.2864 | -1.5108 | 水曜日 |
| FTMO | MT4 / MT5 | +0.2350 | -1.9490 | 水曜日 |
| FundedNext | MT5 | -0.8251 | -2.6370 | 水曜日 |
※買い・売りスワップの単位はpipsです。2026年9月21日の実測値であり、現在値ではありません。取引口座・サーバー・銘柄仕様によって異なる場合があります。
今回の比較で特に興味深かったのは、Fintokeiでは買いスワップが+0.941pipsだったのに対し、FundedNextでは-0.8251pipsだったことです。
つまり、英国とスイスの金利差が同じでも、利用する取引環境によってスワップを受け取れる場合と支払う場合があります。
なお、3倍スワップとは、週末分などの受け渡しをまとめて反映する仕組みです。
その日に特別な追加利益が発生するという意味ではありません。
スワップフリー口座なら長期保有コストを避けられる?
スワップがプラスになる口座を選ぶ方法とは別に、スワップそのものが発生しない口座を選ぶ方法もあります。
Fintokeiの対象スイング口座はスワップフリー
Fintokeiでは、2026年7月15日以降に購入したチャレンジプラン・スイング口座がスワップフリーになっています。
そのため、Fintokeiで長期保有EAを使う場合は、スワップを受け取りながら保有する方法と、対象スイング口座でスワップの発生を避ける方法を比較できます。
スワップフリー口座では、通常のスワップが発生しません。
マイナススワップを避けられる一方で、プラススワップを受け取ることもできません。
そのため、保有する方向や期間によって、どちらが適しているかは変わります。
FundedNextにもスワップフリー口座がある
FundedNextでも、各チャレンジにスワップフリー口座が用意されています。
公式案内によると、通常口座と比較して購入料金が10%高くなる代わりに、翌日への持ち越しによるスワップが発生しません。
今回の実測ではFundedNextのGBPCHFロングはマイナススワップでしたが、スワップフリー口座であれば条件が変わります。
つまり、プロップファーム名だけでなく、利用するプランと口座タイプまで確認する必要があるということです。
1lotを365日相当保有するとスワップにどれくらい差が出る?
ここからは、実測したスワップの違いを金額に換算してみます。
GBPCHFの1lotは100,000 GBPです。1pipの値動きは、1lotあたり約10 CHFに相当します。
2026年9月21日に確認したスワップが変わらないと仮定し、30日・365日相当で単純計算しました。
| 会社 | 1日相当 | 30日相当 | 365日相当 | 参考年率* |
|---|---|---|---|---|
| Fintokei | +9.41 | +282.3 | +3,434.7 | +3.12% |
| Funded7 | +5.605 | +168.2 | +2,045.8 | +1.86% |
| Fundora | +2.864 | +85.9 | +1,045.4 | +0.95% |
| FTMO | +2.35 | +70.5 | +857.8 | +0.78% |
| FundedNext | -8.251 | -247.5 | -3,011.6 | -2.74% |
※金額の単位はCHF、1lotの場合です。*参考年率は検証時のGBPCHF約1.101を使った価格比の単純換算であり、口座資金に対する利回りではありません。3倍スワップによる日数調整を含めた概算です。
FintokeiとFundedNextでは、1lotを365日相当保有した場合、計算上は約6,446 CHFの差になります。
長期保有型EAでは、取引環境によるスワップの差が無視できないことが分かります。
これは、9月21日に確認したスワップが365日変わらないという仮定の計算です。
実際のスワップは日々変動します。価格が反対方向へ動けば、受け取ったスワップを上回る損失が発生することもあります。
また、プロップファームの口座条件によっては長期間の持ち越しができない場合があります。
金利差が大きいAUDCHFよりGBPCHFのバックテストが良かった
ここからが、EA開発者として特に重要だと考えている部分です。
政策金利だけを見ると、AUDCHFの方がGBPCHFより金利差が大きくなっています。
それならAUDCHFの方が有利に見えるかもしれません。
しかし、私が今回検証した売買ルールでは、GBPCHFの方が良い結果になりました。
| 検証項目 | GBPCHF | AUDCHF |
|---|---|---|
| 純利益 | +$61,747 | -$9,817 |
| PF | 2.13 | 0.90 |
| 最大DD | 10.79% | 25.82% |
| 取引数 | 96 | 193 |
| 勝率 | 15.62% | 15.03% |
検証期間:2024年1月2日~2026年9月17日。初期資金:各$100,000。PFは総利益を総損失で割った数値、最大DDは最大ドローダウンです。両通貨ペアの検証には設定差があります。
GBPCHFでは、1回の取引で口座資金の1%をリスクに取る設定を使いました。
損切り幅は価格の0.3%、利益確定は損切り幅の10倍です。
つまり、小さな損失を何度も受け入れながら、大きな値動きをつかんだときに利益を狙うタイプのEAです。
GBPCHFの平均利益は勝ちトレード1回あたり約$7,772、平均損失は負けトレード1回あたり約-$677でした。
勝率は約15.6%と低いものの、今回のバックテストではPFが2.13になっています。
高金利通貨だからという理由だけでEAを作るのではなく、まず過去の値動きで利益を狙えるルールを探します。
そのうえで、取引する方向とプラススワップが一致していれば、長期保有時の条件が改善する可能性があります。
私ならこの順番で検証します。
ただし、GBPCHFとAUDCHFの検証は、すべての設定を同じにした厳密な比較ではありません。
バックテストで利益が出ていても、将来の運用成績を保証するものではなく、各プロップファームの取引環境を完全に再現した結果でもありません。
損切り幅0.3%と口座リスク1%は違う数字
今回のEAで混同しやすいのが、価格の損切り幅と、口座資金に対する損失額です。
GBPCHFのEAでは、価格がエントリー位置から0.3%逆方向へ動いたところに損切りを設定しています。
一方、口座リスク1%とは、その損切りに到達したときに口座資金の約1%を失うよう取引数量を調整する設定です。
つまり、価格が0.3%下落することと、口座資金が0.3%減ることは別です。
1.101 × 0.3% = 0.003303なので、損切りまでの距離は約33pipsになります。
1.101で買うなら、損切り位置はおよそ1.0977です。
利益確定を損切り距離の10倍にするなら、目標は約330pips上になります。
EAでは、この損切りまでの距離を計算してから、許容損失額に合うlot数を決めます。
例えば$6,000口座で、1回の許容リスクを2%に設定した場合、想定損失の上限は$120です。
今回の条件なら概算で0.30lot前後になりますが、実際の取引数量は通貨換算レートや取引仕様で変わります。
さらに私がEAを作る場合は、取引手数料、注文時の価格ずれ、最小取引数量、必要証拠金も考慮して、lot数を安全側へ切り下げます。
0.30lotではスワップ差はどう変わる?
参考として、0.30lotを保有した場合のスワップも換算してみます。
| 会社 | 1日相当 | 365日相当 |
|---|---|---|
| Fintokei | +2.82 | +1,030 |
| Funded7 | +1.68 | +614 |
| Fundora | +0.86 | +314 |
| FTMO | +0.71 | +257 |
| FundedNext | -2.48 | -903 |
※単位はCHF。9月21日のスワップが変わらないと仮定した単純計算であり、実際の受取額・支払額を保証するものではありません。
0.30lotでも、FintokeiとFundedNextの365日相当の差は約1,934 CHFになります。
ただし、だからといってスワップを増やすためにlot数を大きくするのは危険です。
取引数量を増やせば、価格が逆方向へ動いたときの損失額も増えるためです。
長期保有EAは週末までポジションを持てるか確認する
スワップがプラスでも、週末への持ち越しが禁止されている口座では、数週間保有するEAをそのまま使うことはできません。
2026年10月時点で確認した各社の主な違いを整理します。
| 会社 | 週末持ち越し | EA運用時の注意 |
|---|---|---|
| Fintokei | 可能 | スイング口座のスワップ条件 |
| Funded7 | 可能 | 複数ポジションの総リスク |
| Fundora | 可能 | 取引ごとのリスク制限 |
| FTMO | 口座タイプによる | 合格後のStandardに注意 |
| FundedNext | 可能 | スワップと日次損失 |
※各社の対象プランや口座タイプによって条件が異なる可能性があります。週末持ち越しの可否は参加前に必ず最新の公式ルールを確認してください。
FTMOは評価中と合格後で条件が変わる
FTMOでは、チャレンジなどの評価期間中は、StandardでもSwingでも週末持ち越しの制限はありません。
しかし、評価を通過してFTMO Accountへ進んだ後は条件が異なります。
Standard口座では週末前や長時間の市場休止前にポジションを閉じる必要があり、Swing口座にはこの制限がありません。
チャレンジで数週間保有できていたEAでも、合格後のStandard口座では同じ使い方ができない場合があります。
長期保有する戦略なら、評価中だけでなく合格後のルールまで確認してからEAを選ぶことが重要です。
FundedNextはスワップが日次損失へ影響する
FundedNextの通常のスワップ口座では、スワップの支払いによって日次損失制限に近づくことがあります。
例えば、価格の下落によって損失制限の直前まで含み損が増えていたとします。
その状態でマイナススワップが発生すると、スワップの支払いによって損失制限を超える可能性があります。
EAでは価格の含み損益だけでなく、スワップや手数料も含めた現在の口座資金を確認する必要があります。
特にプロップファームでは、わずかな差で日次損失ルールに触れる場合があるため注意してください。
プロップファーム向けEAならスワップをどう管理するか
私がプロップファーム向けの長期保有EAを作るなら、単純に「GBPCHFだから買う」という仕組みにはしません。
スワップ条件は変わる可能性があるため、まず現在のスワップを確認します。
そのうえで、売買ルールが買いを示しているか、口座の損失余力が十分にあるかを判定します。
複数ポジションの損失をまとめて考える
GBPCHFだけで口座資金の1%をリスクに取っていても、GBPJPYやGBPUSDなどを同時に保有すると、英国ポンドに関係する損失が同時に発生する可能性があります。
これが、複数ポジションを持つときに注意したいポイントです。
私は、すでに保有しているポジションについても、損切りになった場合にいくら失うかを計算し、新しい取引を追加してよいか判断する設計を重視しています。
単純にlot数を合計するだけでは、実際の損失リスクを正しく把握できません。
日次損失と最大損失をEA側で監視する
プロップファーム向けEAでは、買う・売るという判断だけでなく、危険な状態になったときに新しい注文を停止できる仕組みが必要です。
例えば、現在の含み損益と確定損益、スワップ、手数料を含めた口座状態を確認します。
日次損失の上限に近づいたら新しい取引を止め、さらに余裕が小さくなった場合は保有ポジションの縮小や決済を検討します。
ただし、急変動時には指定した価格で必ず決済できるとは限りません。EA側の損失監視は、公式ルール違反を完全に防ぐ保証ではないことも理解しておく必要があります。
EAやcBotに売買を任せても、すべてを放置してよいわけではありません。
特にプロップファームでは、日次損失、保有コスト、重要経済指標、取引ルールの変更などを確認する必要があります。
自動売買を動かす仕組みだけでなく、必要なときに止められる仕組みを作ることが重要です。
各社で問題になりやすい取引方法については、 プロップファームで失格や利益取消につながりやすい重要ルール5選 でも詳しく説明しています。
バックテストだけでは確認できない長期保有EAのリスク
バックテストで良い結果が出ても、実際のプロップファーム環境で同じ成績になるとは限りません。
特に長期保有型EAでは、スワップの変化、スプレッドの拡大、注文価格のずれ、週末に発生する価格の飛びなどが影響します。
数週間保有する間には、政策金利の発表や重要経済指標の発表が重なることもあります。
GBPCHFであれば英国の政策金利、物価指数、雇用関連の発表に加え、スイス側の金融政策にも注意が必要です。
また、スワップがプラスだからという理由で、価格が下がるたびに買い増す設計も危険です。
複数の買いポジションが同時に損失を抱えれば、日次損失や最大損失の制限に触れる可能性が高くなります。
フォワードテストで確認したいこと
私は、EAの動作確認ではバックテストだけでなく、実際の取引環境を利用したフォワードテストも大切だと考えています。
フォワードテストでは、現在の相場に合わせてEAを動かし、注文や決済、スワップの反映などを確認します。
特に重要なのは、ポジションを翌日に持ち越したときの処理と、損失制限の判定です。
日付が変わったときにEAが正しい基準で損失を計算できるか、VPSやcTrader Cloudで再起動したあとに必要な情報を復元できるかも確認します。
売買ルールが正しく動くことに加え、取引コスト、週末持ち越し、複数ポジション、日次損失、再起動時の動作まで確認することが重要です。
これらは、バックテストだけでは十分に確認できない場合があります。
また、過去データに合わせて設定を細かく調整しすぎると、バックテストだけが良くなることがあります。
そのため私は、検証に使った期間とは別の期間でも結果を確認し、少し設定を変えただけで成績が大きく崩れないかを見るようにしています。
売買の利益を増やすことと、実際の運用環境で安定して動かすことは、分けて考える必要があります。
まとめ|高金利通貨EAは価格・スワップ・損失管理の3つで判断する
今回のGBPCHFの検証では、同じ通貨ペアを同じ方向へ保有しても、プロップファームによってスワップが大きく異なることが分かりました。
2026年9月21日の実測では、Fintokeiの買いスワップが最も大きく、FundedNextではマイナスになっていました。
ただし、スワップフリー口座の選択肢や週末持ち越し条件、日次損失ルールも考えると、スワップだけで会社を選ぶことはできません。
長期保有EAでは、まず売買ルールに利益を狙える根拠があることが重要です。
次にスワップ条件を確認し、日次損失や最大損失を超えないよう、取引数量とポジション全体のリスクを調整します。
この3つを分けて考えることが、プロップファーム向けEAを設計するうえで大切だと私は考えています。
最初からスワップの大きい会社だけを探すのではなく、自分が利用するEAの最大ドローダウン、最大連敗、保有期間を確認してください。
その後、各社の口座タイプ、取引コスト、損失制限、週末持ち越し条件を比較するのがおすすめです。
プロップファーム全体の違いを知りたい方は、 日本から利用を検討できるプロップファームTOP5比較 も参考にしてください。
今回比較した5社の公式情報を確認する
取引条件は変更されるため、参加前には必ず各社の公式ページで、口座タイプ、スワップ、EA利用条件、週末持ち越しルールなどを確認してください。
今回の実測でスワップ条件が良かったFintokeiやFunded7、長期保有用のSwing口座を選べるFTMOについては、次のリンクから最新プランを確認できます。
【PR】Fintokeiの最新プランを確認する 【PR】Funded7のチャレンジ条件を確認する 【PR】FTMOのStandard・Swingを確認する※本記事にはPR・アフィリエイトリンクが含まれています。各社の料金・取引条件・対応プラットフォーム・自動売買ルールは変更される場合があります。利用前に必ず最新の公式情報をご確認ください。
本記事はEA・cBot開発およびプロップファームの取引条件に関する情報提供を目的としており、投資助言ではありません。
掲載したスワップ実測値やバックテスト結果は将来の利益を保証するものではありません。チャレンジ料金の負担、評価の不合格、取引条件への違反などのリスクがあります。
実際の利用や運用は、各社の最新規約・取引条件を確認したうえで、ご自身の判断で行ってください。

