

2026年10月10日編集|実測日:2026年9月22日
- プロップファーム5社のスワップポイント比較|Fintokei Swingはスワップフリーに
- 最初に知っておきたい用語
- 2026年10月の確認情報|先に知っておきたい口座ルール
- プロップファーム5社のスワップポイントを実測比較
- MT5のpointsとcTraderのpipsは、そのまま比較できない
- FX|USDJPY・GBPCHFは買いと売りで差が大きい
- ゴールド|FundoraのXAUUSDは今回の実測で買い・売りとも0
- 原油|WTIとBrentは買い・売りの差に注意
- 株価指数|US500とJP225は保有日数が長いほど差が出る
- BTCUSD|今回の5社比較でも持ち越しコストに大きな差
- スワップフリー口座の選び方|FintokeiとFundedNextは仕組みが違う
- EA・cBot開発者から見たスワップ管理のポイント
- プロップファームを選ぶときはスワップ以外も比較する
- よくある疑問|プロップファームのスワップポイント
- まとめ|スワップは「銘柄・方向・口座タイプ」で確認する
- 参考情報・公式サイト
プロップファーム5社のスワップポイント比較|Fintokei Swingはスワップフリーに
プロップファームの取引コストを比べるとき、スプレッドや売買手数料だけを見ていませんか?
その日のうちに決済するなら、スワップポイントの影響は比較的小さくなります。 しかし、EAやcBotで数日間ポジションを持ち続ける場合は違います。 翌日へ持ち越すたびに発生するスワップも、取引結果に影響するからです。
そこで今回は、Fundora、Fintokei、Funded7、FTMO、FundedNextの5社を比較します。 2026年9月22日にMT5やcTraderで確認した数値を、同じ基準にそろえました。
対象は、USDJPY、GBPCHF、ゴールド、原油、株価指数、ビットコインの8銘柄です。 すべて通常1日分のスワップに換算し、3倍スワップは含めていません。
スワップは会社だけでなく、銘柄、売買方向、口座タイプによって大きく違います。 今回の実測では、Fundoraのゴールドが買い・売りとも0、FintokeiのBTCUSDは売り方向の負担が比較的小さいという結果でした。
さらに、2026年7月15日以降に購入したFintokeiのProTrader Swingはスワップフリーです。 そのため、古い実測表だけで口座を選ばず、現在利用するプランの条件まで確認する必要があります。
監修・執筆:まさやん
MT4・MT5のEAやインジケーター、cTrader・cBot関連システムなどを200個以上開発・制作・検証。
元Webエンジニアとしての経験も活かし、自動売買とリスク管理システムの開発に取り組んでいます。
最初に知っておきたい用語
この記事では、次の言葉だけ先に覚えておけば十分です。 細かい計算方法は、比較表のあとで説明します。
| 用語 | 簡単な意味 |
|---|---|
| スワップポイント | 取引を翌日へ持ち越したときに発生する受取額や支払額。 |
| プラス・マイナススワップ | プラスは受け取り、マイナスは支払いを表します。 |
| BUY・SELL | BUYは買い、SELLは売りの取引です。 |
| pips・points | 価格の動きやスワップを表す単位。銘柄や取引画面で大きさが異なります。 |
| スイングトレード | 数日から数週間など、ポジションを比較的長く保有する取引方法。 |
| スワップフリー | 対象となる取引でスワップの受け取り・支払いが発生しない仕組み。 |
| EA・cBot | EAは主にMT4・MT5、cBotはcTraderで使う自動売買プログラムです。 |
※3倍スワップとは、通常の約3日分のスワップがまとめて反映される仕組みです。適用日は銘柄や取引環境によって異なります。
2026年10月の確認情報|先に知っておきたい口座ルール
最初に重要なのは、2026年9月22日の実測数値と、口座の最新ルールは別に考えることです。
同じ会社でも、通常プランとスイング向けプランではスワップの扱いが変わる場合があります。 この違いを知らずに比較すると、口座選びを間違えてしまいます。
| サービス | 確認した特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| Fintokei | 対象Swing口座はスワップフリー | 購入日とプランを確認 |
| FundedNext | Swap-Free Add-Onあり | 追加料金が必要 |
| FTMO | Swingは長期保有に対応 | スワップは発生 |
| Fundora | 実測時のゴールドは0 | 他銘柄とは別条件 |
| Funded7 | 銘柄ごとにスワップを設定 | 実際の銘柄仕様を確認 |
Fintokei ProTrader Swingは2026年7月15日以降の購入分がスワップフリー
Fintokeiの公式FAQでは、2026年7月15日以降に購入したProTrader Swing口座について、翌日へポジションを持ち越してもスワップの請求も付与も行わないと案内しています。
つまり、マイナススワップを支払わずに済む一方、プラススワップも受け取れません。
数日間ポジションを持つEAを作るなら、通常プランだけでなく、ProTrader Swingも候補になります。 ただし、この記事に掲載するFintokeiの実測値は、スワップが設定されている取引環境で確認した数値です。
口座タイプと購入日によって条件が異なります。 利用前に、現在のProTrader Swingの適用条件を公式サイトで確認してください。
FundedNextはスワップフリーを追加オプションで選べる
FundedNextには、Swap-Free Add-Onという選択肢があります。
記事更新時に確認した公式案内では、対象となるチャレンジでこのオプションを追加すると、翌日への持ち越しによるスワップがなくなる代わりに、チャレンジ料金が通常より10%高くなる仕組みです。
長期保有EAであれば、追加料金だけを見て判断するのではなく、何日間ポジションを持つのか、その間に通常口座ならどれだけスワップを支払うのかを比較したいところです。
FTMO Swingは長期保有できるがスワップフリーではない
FTMO Swingは、翌日や週末をまたいでポジションを保有できる口座タイプです。
ただし、長期保有できることと、スワップが無料になることは別です。 FTMO Swingでもスワップが設定されるため、現在の金額は取引プラットフォームの銘柄仕様で確認してください。
金利や市場環境によってスワップは変わります。 また、週末保有、ニュース取引、EA・cBotの利用条件、損失制限も会社やプランによって異なります。 参加前には必ず最新の公式ルールを確認してください。
プロップファーム5社のスワップポイントを実測比較
ここからは2026年9月22日に確認した数値です。 各セルの上段がBUY(買い)、下段がSELL(売り)を表します。
MT5とcTraderではスワップの表示単位が異なることがあります。 そこで今回は、そのままの数値を並べず、すべて本記事の「共通pips」に換算しました。
| 銘柄 | Fundora | Fintokei | Funded7 | FTMO | FundedNext |
|---|---|---|---|---|---|
| USDJPY | +0.3736 -1.7496 |
+1.0940 -1.5660 |
+1.2407 -2.3016 |
+0.3500 -2.2540 |
-1.9591 -4.0755 |
| GBPCHF | +0.2864 -1.5108 |
+0.9120 -1.3540 |
+0.5605 -1.8900 |
+0.2320 -1.9480 |
-0.8251 -2.6370 |
| XAUUSD | 0 0 |
-5.930 +3.944 |
-8.500 +3.500 |
-8.300 -0.830 |
-10.7151 -4.6917 |
| WTI | -6.200 -3.300 |
+2.130 -2.970 |
+0.242 -0.482 |
+4.961 -22.565 |
-0.5083 -4.238 |
| Brent | -6.200 -3.300 |
+5.130 -5.990 |
+0.408 -0.702 |
+1.470 -7.477 |
-1.7389 -2.7416 |
| US500 SPX500 |
-1.248 +0.208 |
約-1.155 +0.507 |
-1.1842 +0.1942 |
-1.6961 +0.0492 |
-1.3469 -0.3663 |
| JP225 | -35.208 -24.756 |
約-4.607 -0.973 |
-4.166 -3.041 |
-8.233 -3.5284 |
-11.410 -67.032 |
| BTCUSD | 約-47.34 -47.34 |
-29.9954 -1.1109 |
約-47.64 -47.64 |
約-71.37 -71.37 |
-42.00 -42.00 |
※単位:本記事独自の共通pips/通常1日分。上段BUY、下段SELL。
※3倍スワップ日は除外しています。
※「約」は、年率などの条件から2026年9月22日の価格を用いて換算した概算値です。
※プラスは受け取り、マイナスは支払いを表します。
※実際の口座損益は取引数量や契約仕様によって変わります。
※Fintokei ProTrader Swingなどのスワップフリー口座は、この実測表とは別に考えてください。
例えば、今回のFTMOのWTIは買いが+4.961pips、売りが-22.565pipsでした。 同じ銘柄でも、買いと売りで大きく違っています。
会社、銘柄、売買方向、保有日数、口座タイプを組み合わせて判断することが重要です。
MT5のpointsとcTraderのpipsは、そのまま比較できない
今回、数値を比較するうえで特に気を付けたのが、スワップの単位です。
MT4・MT5ではpoints、cTraderではpipsという表示が使われることがあります。 さらに原油や株価指数、BTCなどでは、スワップを金額や年率で設定している場合もあります。
画面に同じ「10」と表示されていても、実際の負担が同じとは限りません。
そこでこの記事では、次のように共通の価格幅を決めています。 あくまで比較のための独自基準であり、すべての取引会社が同じpipを採用しているという意味ではありません。
| 銘柄 | 本記事での1共通pip |
|---|---|
| USDJPY | 0.01円 |
| GBPCHF | 0.0001 |
| XAUUSD | 0.10ドル |
| WTI・Brent | 原油価格0.01ドル |
| US500・SPX500 | 指数1.0ポイント |
| JP225 | 指数1.0ポイント |
| BTCUSD | BTC価格1ドル |
FintokeiのWTIは、表示数値のままでは10倍違って見える
例えば、実測時のFintokeiのWTIでは、cTrader画面にBUY Swapが+21.3pipsと表示されていました。
しかし、その取引環境での1pipは原油価格の0.001ドルです。 これを本記事の基準に直すと、次の計算になります。
21.3 × 0.001ドル = 0.0213ドル
0.0213 ÷ 0.01 = +2.13共通pips
Brentも同じ考え方です。 画面上の+51.3pipsは、本記事の基準では+5.13pipsになります。
これを知らずに画面の数字をそのまま比較すると、違った結論になってしまいます。
私がEAやcBotを開発するときも、単位の確認は欠かせません。 売買の判断が正しくても、計算する単位を間違えると、必要なロットや予想コスト、損失の管理までずれてしまうからです。
年率で計算する銘柄は、価格が変わると負担も変わる
株価指数やBTCでは、取引対象の価格に対して年率でスワップを計算する場合があります。
この方式では、例えばBTCの価格が大きく上昇すると、同じ年率でも1日あたりの負担額が増えることがあります。
そのため、過去に確認した「1日47pips」という数値をEAの中へ固定するのはおすすめしません。 実際に動かすときの価格や取引条件を確認する必要があります。
FX|USDJPY・GBPCHFは買いと売りで差が大きい
FXでは、同じ通貨ペアでも買いと売りでスワップが大きく変わります。 今回のUSDJPYでは、買い方向でFunded7が+1.2407pips、Fintokeiが+1.0940pipsでした。
GBPCHFの買い方向では、Fintokeiが+0.9120pips、Funded7が+0.5605pipsです。 一方、FundedNextでは-0.8251pipsでした。
同じ通貨ペアを同じ方向へ取引しても、実際のスワップは会社によって違います。 通貨の金利差だけで判断せず、使う口座の数値を見る必要があります。
この違いは、長期間ポジションを保有するEAほど無視できません。 ただし、プラススワップがあるから必ず有利になるわけでもありません。
例えば毎日1pipのプラススワップを受け取っても、為替レートが大きく逆行すれば、その損失の方がはるかに大きくなります。
私は長期保有型のEAを設計するとき、まず価格の動きだけで成立する売買ルールを考えます。 そのうえでスワップを含めた最終的な損益を確認するようにしています。
GBPCHFについて詳しく知りたい場合は、 プロップファームでGBPCHFのスワップを活用するEAの考え方 も参考にしてください。
ゴールド|FundoraのXAUUSDは今回の実測で買い・売りとも0
ゴールドは、今回の比較で会社ごとの差が目立った銘柄です。
2026年9月22日のFundoraのXAUUSDは、買い・売りともスワップが0でした。 一方、他の会社では買い方向にマイナススワップが設定されていました。
例えばFintokeiは買いが-5.930pips、売りが+3.944pips。 Funded7は買いが-8.500pips、売りが+3.500pipsでした。
FTMOとFundedNextでは、今回確認した買い・売りの両方がマイナスです。
今回確認したFundoraの原油や株価指数、BTCにはスワップが設定されていました。 ゴールドの条件を、ほかの銘柄にも当てはめないでください。
ゴールドを数日から数週間保有するEAでは、毎日のコストが少ない取引環境は魅力的です。
ただし、スプレッドや取引手数料、売買ルール、最大損失制限も確認する必要があります。 ゴールド自体の値動きが大きいため、スワップの差だけで口座を選ぶのは危険です。
特にナンピン型や複数ポジションを持つEAでは、ポジション数が増えるほど価格変動による損失も大きくなります。 スワップが0でも、リスク管理が不要になるわけではありません。
Fundoraの取引条件を確認したい方は、 【PR】Fundora公式サイト をご覧ください。
原油|WTIとBrentは買い・売りの差に注意
原油では、同じ銘柄でも取引方向によってスワップが大きく違っていました。
例えばWTIの買い方向では、今回FTMOが+4.961pips、Fintokeiが+2.130pipsでした。 一方でFTMOの売り方向は-22.565pipsです。
Brentでは、Fintokeiの買いが+5.130pips、売りが-5.990pipsでした。
つまり、「原油のスワップは安い」と会社単位で考えるのではなく、WTIかBrentか、買うのか売るのかまで分けて確認する必要があります。
例えば売りポジションを何日も保有するEAなら、その期間中に発生するマイナススワップを事前に見積もります。
利益を伸ばすために決済を遅らせても、保有コストが増えれば最終利益は小さくなる可能性があります。
原油は価格の変動も大きく、経済指標や在庫統計、産油国の発表などで急に動くことがあります。
そのため、スワップだけでなく、重要な発表の前後にEAを動かすか、何日まで保有するかも設計しておきたいところです。
株価指数|US500とJP225は保有日数が長いほど差が出る
株価指数でもスワップの差が確認できました。
US500・SPX500では、今回Fintokeiの売り方向が+0.507pips、Fundoraが+0.208pips、Funded7が+0.1942pipsでした。
一方、買い方向は5社ともマイナスでした。
JP225では、Fintokeiの売り方向が約-0.973pips、Funded7が-3.041pips、FTMOが-3.5284pipsです。
今回のFundedNextでは、JP225の売り方向が-67.032pipsと、他社より大きな数値でした。
会社によっては価格に対する年率を使って計算します。 指数の価格が変わると1日あたりの負担も変わるため、今回の数値が今後も続くわけではありません。
株価指数を長く持つEAでは、配当調整や市場の休場日にも注意が必要です。
バックテストでは順調に見えても、実際の取引環境でスワップやほかの調整額が加わると、結果が変わる可能性があります。
BTCUSD|今回の5社比較でも持ち越しコストに大きな差
BTCUSDは、今回比較した銘柄の中でも1日あたりのスワップが大きくなりやすい銘柄でした。
Fundoraは買い・売りとも約-47.34pips、Funded7は約-47.64pips、FTMOは約-71.37pips、FundedNextは-42.00pipsでした。
一方、Fintokeiでは買いが-29.9954pips、売りが-1.1109pipsです。 今回の実測では、FintokeiのBTCUSD売り方向の持ち越し負担が比較的小さい結果でした。
ただし、この数字を今後も固定で使えると考えてはいけません。
BTCの価格が大きく変わると、年率で計算されるスワップの実際の負担額も変わることがあります。
2026年9月22日の数値をそのまま何か月も使い続けるのではなく、EA・cBotの起動時や新しい注文を出す前に、その時点の銘柄仕様を確認する設計を検討してください。
また、Fintokeiの対象となるProTrader Swingはスワップフリーです。 BTCを長期間保有するEAなら、通常の取引環境との違いを比較する価値があります。
ただし、BTCは週末にも大きく動くことがあり、価格の急変がスワップ以上の損失につながる可能性があります。
スワップフリー口座の選び方|FintokeiとFundedNextは仕組みが違う
長期間ポジションを持つEAなら、マイナススワップが少ない会社を探すだけでなく、スワップフリー口座を選ぶ方法もあります。
| サービス | 対象の仕組み | 主な違い |
|---|---|---|
| Fintokei | ProTrader Swing | 2026年7月15日以降購入分 |
| FundedNext | Swap-Free Add-On | チャレンジ料金+10% |
| FTMO Swing | 長期保有向け口座 | スワップは発生 |
Fintokeiではプラススワップも受け取れない
Fintokeiの対象ProTrader Swingでは、マイナススワップが発生しない代わりに、プラススワップも付与されません。
そのため、プラススワップを積み重ねることが狙いのEAなら、通常口座との比較が必要です。
逆に、価格の上昇や下落による利益を狙うEAであれば、毎日の持ち越しコストを考えずに済む点がメリットになる可能性があります。
FundedNextは追加料金と保有コストを比較する
FundedNextのSwap-Free Add-Onは、対象チャレンジの購入時に追加料金を支払う仕組みです。
ここで確認したいのは、EAが平均して何日ポジションを保有するかという点です。
毎日大きなマイナススワップが発生する戦略なら、追加料金を含めて比較する価値があります。 反対に、その日のうちにほとんど決済するEAなら、追加料金に見合わない可能性もあります。
EAの利用許可、取引時間、週末保有、ニュース取引、禁止戦略、日次損失制限なども一緒に確認してください。 スワップが無料でも、EAの売買方法が口座ルールに合わなければ利用できません。
EA・cBot開発者から見たスワップ管理のポイント
私はEAやインジケーターなどを200個以上開発・制作・検証してきましたが、プロップファーム向けのEAでは、売買ルールと同じくらい損失の管理が重要だと考えています。
スワップも、その一部です。
保有日数からスワップの負担を見積もる
まず、EAが平均して何日ポジションを持つのかを確認します。
例えば、1日に-5pipsのスワップが発生する銘柄を通常の10日分に相当する期間保有するなら、単純計算で-50pipsです。
ただし、実際には3倍スワップの日やスワップ自体の変更があるため、単純な掛け算どおりになるとは限りません。
私は、まず通常の計算でおおよその負担を把握し、その後で曜日による違いや条件の変更を考慮する方法が分かりやすいと思います。
3倍スワップ日を考慮して決済するか判断する
3倍スワップの日は、通常の約3日分がまとめて反映されます。
そのため、毎日同じコストが発生すると想定しているEAでは、実際の負担とのずれが生じます。
特に、マイナススワップが大きい銘柄を持つ場合は、3倍スワップの前に決済するか、持ち越しても問題ないかを決めておく必要があります。
ただし、スワップを避けるために毎回決済するのが正解とは限りません。 決済後に再び注文すると、スプレッドや売買手数料がかかるからです。
スワップを避けるコストと、決済して入り直すコストを比較することが大切です。
日次損失制限と最大損失制限も一緒に監視する
プロップファームでEAを使う場合、もっと重要なのが日次損失制限です。
口座によっては、スワップや取引手数料が日次損失の計算に影響します。 そのため、価格の含み損だけを見てEAを停止する設計では不十分な場合があります。
EAは、現在の口座残高や保有ポジションの損益を確認します。 そのうえで、その会社のルールに合わせて「あとどれだけ損失を許容できるか」を計算します。
あらかじめ決めた安全ラインに近づいたら、新しい注文を止め、必要に応じて保有ポジションを減らす仕組みにします。
ただし、すべての会社で日次損失の計算方法が同じとは限りません。
日付が切り替わる時間、基準となる残高、含み損の扱いまで、各社の最新ルールを確認してから実装する必要があります。
複数ポジションのスワップと損失をまとめて管理する
複数の通貨ペアや銘柄で同時に注文するEAでは、1つのポジションだけを見ても十分ではありません。
例えば、USDJPY、GBPCHF、ゴールドを同時に保有している場合、それぞれの価格変動による損益とスワップが口座全体に影響します。
同じ方向へ動きやすい銘柄を複数持っていると、予想以上に含み損が増えることもあります。
私は、個別のEAだけでなく、口座全体のポジション数、取引数量、損失、持ち越しコストをまとめて確認できる設計を重視しています。
VPSやcTrader Cloudの再起動後も安全に動くようにする
EAやcBotを24時間稼働させる場合、VPSやcTrader Cloudを利用することがあります。
ただし、通信障害や再起動が起こったときにも、必ず同じ状態で動き続けるとは限りません。
特に日次損失や保有ポジションを管理するシステムでは、再起動後に現在の口座情報を読み直す必要があります。
cBotの場合、cTrader CloudとVPSでは保存データの扱いも異なるため、以前の情報が残ることを前提にしすぎない設計が大切です。
自動売買を動かせることと、安全に管理できることは別問題なんですよね。
バックテストだけでなく実際の取引環境でも確認する
バックテストは、過去の価格を使ってEAの動きを確認する方法です。
便利な仕組みですが、将来のスワップや実際の注文価格、通信状況まで完全に再現できるわけではありません。
現在のスワップ、スプレッド、売買手数料、注文時の価格のずれ、3倍スワップ、週末の価格変動、日次損失への反映を確認します。
さらに、ロットを増やした場合や連敗した場合でも、プロップファームの損失上限に達しにくい設定になっているかを検証します。
バックテストで利益が出ていても、プロップファームの実際のルールに合うとは限りません。
EAを作るときは、利益側の最適化より先に、どのような状況で新規注文を止めるか、どの時点で取引数量を減らすかを決めておくと設計しやすくなります。
プロップファームを選ぶときはスワップ以外も比較する
今回のデータを見ると、銘柄によって有利に見える会社は変わります。
しかし、スワップの差だけでプロップファームを決めることはおすすめしません。
長期保有型EAなら、週末へ持ち越せるか、EAやcBotが許可されているか、日次損失制限を守れるかも重要です。
FTMOの取引条件を詳しく確認したい方は、 【PR】FTMO公式サイト をご覧ください。
Funded7については、 【PR】Funded7のチャレンジ申込ページ で現在のプランを確認できます。
また、今回の5社には含めていませんが、cTraderを利用するプロップファームを探しているなら、 【PR】PipFarm公式サイト も確認先の一つです。 PipFarmのスワップは今回の実測比較に含まれていないため、別途確認してください。
複数社の特徴をまとめて比較したい場合は、 日本から利用を検討できるプロップファームの比較記事 も参考になります。
よくある疑問|プロップファームのスワップポイント
プロップファームではスワップポイントが発生しますか?
はい。スワップが設定されている取引環境では、ポジションを翌日へ持ち越すと受け取りや支払いが発生します。
ただし、Fintokeiの対象ProTrader SwingやFundedNextのSwap-Free Add-Onのように、スワップが発生しない選択肢もあります。
プラススワップの会社を選べば有利ですか?
プラススワップだけでは判断できません。
例えば、1日1pipのスワップを受け取っても、為替レートが50pips逆に動けば、それを上回る損失になる可能性があります。
価格の動き、スプレッド、売買手数料、損失制限まで含めて判断することが大切です。
Fundoraはスワップフリーですか?
今回2026年9月22日に確認したXAUUSDは、買い・売りとも0でした。
ただし、Fundora全体がスワップフリーという意味ではありません。 原油や株価指数、BTCなどにはスワップが設定されていました。
Fintokeiはスワップフリーですか?
口座タイプによります。
公式FAQでは、2026年7月15日以降に購入したProTrader Swingがスワップフリーと案内されています。 通常の取引環境では、スワップが発生する銘柄もあります。
FundedNextはスワップフリーを選べますか?
記事更新時の公式案内ではSwap-Free Add-Onが提供されており、対象チャレンジでは追加料金を支払って選択できる仕組みです。
対象プランや料金は変更される可能性があるため、購入前に再確認してください。
FTMO Swingならスワップはかかりませんか?
いいえ。FTMO Swingは翌日や週末へポジションを持ち越せる口座タイプですが、スワップフリーではありません。
実際の買いスワップ・売りスワップは、利用する取引プラットフォームの銘柄仕様で確認してください。
今回の比較表に3倍スワップは含まれていますか?
含まれていません。
会社ごとの条件を比較しやすくするため、通常1日分にそろえています。 実際の保有コストを計算するときは、3倍スワップの日も考慮する必要があります。
デイトレードEAでもスワップを確認した方がいいですか?
はい。基本的にその日のうちに決済するEAでも、想定外にポジションが翌日へ持ち越される可能性があるためです。
例えば、通信障害、VPSの停止、急な相場変動などで決済が遅れることがあります。 そのような例外的な状況も考慮しておくと安心です。
まとめ|スワップは「銘柄・方向・口座タイプ」で確認する
今回の2026年9月22日の実測では、プロップファーム5社でスワップに大きな違いが確認できました。
FXでは買いと売りで差があり、ゴールドではFundoraの0スワップが目立ちました。 原油は売買方向による差が大きく、株価指数やBTCは計算方式にも注意が必要です。
さらに、現在はスワップフリー口座という選択肢もあります。 特にFintokeiの対象ProTrader SwingやFundedNextのSwap-Free Add-Onは、長期保有型EAなら比較しておきたい仕組みです。
まず、取引ルールに違反しないよう損失を管理すること。 次に、実際の取引コストを見積もること。 そのうえで、価格の動きから利益を狙える売買ルールかどうかを検証します。
スワップが有利な会社を探すだけでは、長期保有EAの判断としては不十分です。
これからプロップファームでEA・cBotを使うなら、最初に利用予定の銘柄仕様を開き、買い・売りのスワップを確認してください。
そのあとで、保有日数、3倍スワップ、ロット、複数ポジションの損失、日次損失制限を確認するのがおすすめです。
自動売買は、注文を自動化するだけでなく、損失を管理できる状態にして初めて実用的になります。
参考情報・公式サイト
スワップや口座ルールを確認するときは、最新の公式FAQや実際の取引画面を優先してください。
※本記事にはPR・アフィリエイトリンクが含まれます。
※本記事の実測データは2026年9月22日の取引環境に基づきます。
※ルールに関する記述は2026年10月3日までに確認した情報を基にしています。
※チャレンジ料金、スワップ、取引プラットフォーム、EA・cBot利用条件などは変更される場合があります。利用前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。
掲載したスワップの数値は将来も同じ条件で取引できることを保証するものではありません。 また、バックテストや過去の比較結果は、将来の利益やプロップファームのチャレンジ合格を保証するものではありません。
プロップファームには参加費、利益目標、日次損失制限、最大損失制限、禁止取引などのルールがあります。 利用する前に内容を確認し、リスクを理解したうえで判断してください。

