【2026年9月実測】主要プロップファーム5社のスプレッド比較|手数料込みの実質コストを検証

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2026年10月10日更新|スプレッド実測:9月23日22時台

  1. プロップファーム5社のスプレッド・手数料を比較|EAで見る本当の取引コスト
  2. 最初に知っておきたい6つの用語
  3. 2026年9月23日22時台|5社の実測スプレッドを比較
    1. USDJPY・EURUSD・GOLDの実測値
    2. S&P500・JP225・WTIの実測値
    3. Fintokei通常のMT4とcTraderにも差があった
  4. 5社の取引手数料を比較|スプレッド以外にもコストがある
    1. Fintokei Slimは往復500円の手数料がかかる
    2. Fundoraは片道と往復を間違えない
    3. Funded7はChallengeと合格後で手数料が変わる
    4. FTMOはFXとGOLDで手数料の計算方法が違う
    5. FundedNextは利用プランを分けて考える
  5. 手数料込みの実質コスト|USDJPY・EURUSD・GOLDを比較
    1. USDJPYではFintokei Slimの低コストが目立つ
    2. EURUSDは短期売買ほどコスト差が重要
    3. GOLDはFunded7とFintokei Slimが目立った
  6. S&P500・JP225・WTIは契約サイズも確認する
    1. JP225は同じポイント差でも負担額が違う場合がある
    2. WTIはスプレッドだけで比較しない
  7. EA・cBot開発者から見ると「スプレッドの狭さ」だけでは足りない
    1. 通常条件と悪化条件の両方で検証する
    2. EAを動かす時間帯でスプレッドを調べる
    3. スプレッドが広いときは新規注文を止める
    4. プロップファームでは日次損失も一緒に管理する
    5. 最大ドローダウンも確認してからロットを決める
    6. VPS・cTrader Cloudでも定期的な確認は必要
  8. EA・cBotでプロップファームを選ぶなら何を確認する?
  9. 各プロップファームの公式サイトを確認する【PR】
  10. まとめ|EAではスプレッドと手数料を合計して比較しよう

プロップファーム5社のスプレッド・手数料を比較|EAで見る本当の取引コスト

「スプレッドが狭いプロップファームを選べば、EAやcBotの自動売買も有利になるのでは?」

そう考えたくなりますが、実際にはスプレッドだけで取引コストの安さを判断することはできません。

売買するときにはスプレッドのほかに取引手数料がかかる場合があり、注文した価格と実際に売買できた価格がずれることもあるためです。

この記事の結論

EA・cBotでプロップファームを選ぶときは、スプレッドと往復手数料を合計したコストで比較することが大切です。

今回の実測では、Fintokei SlimはUSDJPY・EURUSDで0.0pips、FTMOはEURUSDで0.1pips、Funded7はGOLDで0.16ドルという狭いスプレッドを確認できました。

ただし、これは一時点の数値です。手数料を含めた結果や、自分のEAが動く時間帯の条件まで確認する必要があります。

今回は、Fintokei、Fundora、Funded7、FTMO、FundedNextの5社について、2026年9月23日(水)の日本時間22時台に取引画面を確認したデータを比較します。

対象はUSDJPY、EURUSD、GOLD、S&P500、JP225、WTIの6銘柄です。

さらに、2026年10月3日時点で確認した各社の取引手数料を加え、FXとGOLDについては実際の売買で負担するコストに近い数値へ換算しました。

実測日と手数料の確認日は異なります

スプレッドは2026年9月23日に確認した瞬間値です。手数料は同年10月3日の確認情報を基準にしています。

各社の測定時刻には差があり、スプレッドは時間帯や市場の状況によって変動します。今回の数値は平均値でも、今後の取引条件を保証するものでもありません。

監修・執筆:まさやん|MT4・MT5のEA、インジケーター、cTrader・cBot関連システムなどを200個以上開発・制作・検証

最初に知っておきたい6つの用語

比較表を見る前に、この記事でよく使う言葉を簡単に整理しておきます。

用語 簡単な意味
スプレッド 買値と売値の差。売買するときの基本的なコストです。
pips(ピップス) FXの値動きを表す単位。一般的にドル円では1pip=0.01円です。
ロット(lot) 取引する数量の単位。FXでは1lot=10万通貨が一般的です。
コミッション スプレッドとは別にかかる取引手数料です。
スリッページ 注文した価格と、実際に売買できた価格のずれです。
バックテスト 過去の価格データを使い、EAなどの動きを検証することです。

例えば、スプレッドが0.3pipsでも取引手数料が高ければ、実際のコストは0.3pipsより大きくなります。

反対に、手数料が無料でもスプレッドが広ければ、必ずしも低コストとはいえません。

ここだけ覚えておけば大丈夫です

実際の売買コストは「スプレッド+取引手数料+価格のずれ」で考える、というのがこの記事の基本です。

2026年9月23日22時台|5社の実測スプレッドを比較

まずは実際の取引画面で確認したスプレッドを見ていきます。

スプレッドとは買値と売値の差です。基本的には数値が小さいほど売買時の負担が軽くなります。

スマートフォンでも比較しやすいように、FX・GOLDと、株価指数・原油を分けて掲載します。

USDJPY・EURUSD・GOLDの実測値

会社・環境 USDJPY EURUSD GOLD
Fintokei通常
cTrader
1.0 pips 0.5 pips 0.34ドル
Fintokei Slim
MT5
0.0 pips 0.0 pips 0.20ドル
Fundora
cTrader
0.8 pips 0.3 pips 0.40ドル
Funded7
MT5
0.9 pips 0.5 pips 0.16ドル
FTMO
MT5
0.4 pips 0.1 pips 0.45ドル
FundedNext
MT5
0.9 pips 0.3 pips 0.42ドル

今回の瞬間値では、Fintokei SlimのUSDJPYとEURUSDが0.0pipsでした。

FTMOもEURUSDが0.1pipsと狭く、GOLDではFunded7の0.16ドルが最小でした。

ただし、この比較表には取引手数料が含まれていません。

表示スプレッドだけを見て、Fintokei SlimやFunded7が必ず有利になると判断するのは早いです。

S&P500・JP225・WTIの実測値

会社・環境 S&P500 JP225 WTI
Fintokei通常 0.50 pt 9.85 pt 0.032ドル
Fintokei Slim 0.50 pt 5.00 pt 0.042ドル
Fundora 0.60 pt 9.00 pt 0.050ドル
Funded7 0.50 pt 9.00 pt 0.020ドル
FTMO 0.60 pt 10.00 pt 0.083ドル
FundedNext 0.58 pt 21.00 pt 0.076ドル

※ptは株価指数のポイントです。WTIのドル表示は原油価格の買値と売値の差を表します。

JP225ではFintokei Slimが5.00ポイント、WTIではFunded7が0.020ドルという結果でした。

ただし、株価指数や原油では会社によって1lotあたりの取引数量が違う場合があります。

そのため、スプレッドの数字だけで最終的な費用を比較せず、実際の銘柄仕様も確認する必要があります。

Fintokei通常のMT4とcTraderにも差があった

Fintokei通常プランでは、cTraderとは別のタイミングでMT4の取引画面も確認しています。

MT4ではUSDJPYが0.9pips、EURUSDが0.4pips、GOLDが0.36ドルでした。

また、S&P500は0.50ポイント、JP225は9.85ポイント、WTIは0.032ドルでした。

今回の範囲ではMT4とcTraderに大きな差はありませんでしたが、測定時刻が違うため、プラットフォームそのものの優劣を判断できる結果ではありません。

Funded7のスプレッドも常に一定ではありません

私が画面を確認している間にも、Funded7のUSDJPYやEURUSDが0.3pips前後まで狭くなる場面がありました。

表の数値はスクリーンショットを取得した瞬間のものです。

1回の測定だけで「この会社はスプレッドが広い」と決めつけないことが大切です。

5社の取引手数料を比較|スプレッド以外にもコストがある

ここからは取引手数料を比較します。

スプレッドは買値と売値の差ですが、プロップファームによっては、売買するときに別の手数料もかかります。

特に1日に何度も売買するスキャルピングEAでは、少額の手数料でも取引回数に応じて積み重なります。

会社・プラン 取引手数料 注意点
Fintokei通常 FX・貴金属
往復$6 / lot
商品別に確認
Fintokei Slim 往復500円 / lot MT5・円建て
Fundora 片道$3 / lot 往復$6相当
Funded7
Challenge
0 評価段階
Funded7
Pro・速攻
通常商品:往復$6
指数・暗号資産:往復$1
フェーズで変化
FTMO FX:片道$2.50
貴金属:片道0.0007%
商品で計算が異なる
FundedNext
Stellar 1/2-Step
FX・Oil:片道$5
Metal:片道0.0016%
モデル別に確認

※2026年10月3日確認情報を基準にした比較です。表の%表記は対象取引金額を基準とします。片道手数料は注文時、往復手数料は新規注文と決済を合わせた負担です。実際の課金タイミングは会社により異なります。

Fintokei Slimは往復500円の手数料がかかる

Fintokei Slimはスプレッドの狭さが特徴ですが、取引手数料が完全に無料というわけではありません。

2026年10月3日時点では、1lotあたり片道250円、往復500円です。

Fintokei通常プランはFX・貴金属で往復$6なので、Slimは手数料の金額だけでなく、支払う通貨も違います。

例えばEURUSDの表示スプレッドが0.0pipsでも、EAで売買すれば往復500円分の手数料が発生します。

Fintokeiでは株価指数や原油などに手数料無料の商品がありますが、すべての銘柄が無料という意味ではありません。

Fintokei Slimの仕組みについては、Fintokei Slimと通常チャレンジの違いを解説した記事も参考にしてください。

Fundoraは片道と往復を間違えない

Fundoraでは、今回参照した手数料条件が片道$3となっています。

そのため、同じ1lotを新規注文して決済する場合、往復では$6相当として計算します。

バックテストに片道分しか設定しないと、実際より取引費用を小さく見積もってしまいます。

cTraderのcBotで取引する場合も、売買のたびにどれだけ費用が発生するのか、口座の取引履歴と銘柄仕様を照らし合わせて確認したいところです。

Funded7はChallengeと合格後で手数料が変わる

Funded7は、今回の5社の中でも特に注意したい会社です。

公式FAQでは、Challenge口座の取引手数料は無料と案内されています。

一方、Pro口座と速攻プランでは、通常商品に1lot往復$6の手数料が発生します。

つまり、チャレンジ中に利益が出ていたEAでも、合格後に同じ利益が残るとは限りません。

Funded7ではバックテストを2種類行いたい

私なら、Challenge用の手数料0と、Pro口座用の往復$6を別々に設定して検証します。

同じEA・同じ売買条件で手数料だけを変えれば、合格後のコスト増加が成績にどれほど影響するのか確認できます。

FTMOはFXとGOLDで手数料の計算方法が違う

FTMOでは、FXの手数料が1lot片道$2.50、往復$5です。

一方、GOLDなどの貴金属CFDでは、取引金額に対して片道0.0007%という計算方法が使われます。

つまりGOLDの価格が上がれば、同じ取引数量でも手数料の金額が変わります。

EAを開発するときに「GOLDの手数料は毎回$6」といった固定額を設定してしまうと、実際の取引条件とずれる可能性があります。

価格と取引数量に応じて手数料を計算するほうが、現実に近い検証ができます。

FundedNextは利用プランを分けて考える

FundedNextのStellar 1-Stepと2-Stepでは、今回参照した条件でFX・Oilが片道$5、貴金属が取引金額の片道0.0016%となっています。

FundedNextには複数のプランがあるため、すべての口座に同じ手数料を設定してよいわけではありません。

会社名だけではなく、実際に利用するプランと銘柄を指定して検証することが大切です。

手数料込みの実質コスト|USDJPY・EURUSD・GOLDを比較

それでは、2026年9月23日に実測したスプレッドへ、10月3日時点で確認した手数料を加えてみます。

FXでは1lotを10万通貨とし、USDJPYは1pipあたり約1,000円、EURUSDは約$10として概算しました。

これで、表示スプレッドだけでは見えにくかった取引コストの違いが分かります。

会社・条件 USDJPY EURUSD GOLD
Fintokei通常 約1.95 pips 約1.10 pips 約0.40ドル
Fintokei Slim 約0.50 pips 約0.32 pips 約0.23ドル
Fundora 約1.75 pips 約0.90 pips 約0.46ドル
Funded7 Challenge 0.90 pips 0.50 pips 0.16ドル
Funded7 Pro・速攻 約1.85 pips 約1.10 pips 約0.22ドル
FTMO 約1.19 pips 約0.60 pips 約0.51ドル
FundedNext
Stellar 1/2-Step
約2.48 pips 約1.30 pips 約0.56ドル

※元記事の比較前提に基づく概算値です。GOLDは1lot=100oz、価格約4,311ドルとして計算しています。USDJPYの手数料換算には実測時付近の為替レートを使用しています。スリッページ・スワップは含みません。実際の契約サイズや口座通貨によって負担額は異なります。

表示スプレッドと実質コストでは結果が変わる

例えばFintokei SlimのEURUSDは、表示スプレッドが0.0pipsでも、往復手数料を加えると約0.32pipsになります。

また、Funded7のGOLDはChallengeでは約0.16ドルですが、Pro口座の手数料を加えると約0.22ドルです。

EAで実際に利益が残るかどうかは、手数料を差し引いた結果で判断する必要があります。

USDJPYではFintokei Slimの低コストが目立つ

今回の比較では、Fintokei SlimのUSDJPYは手数料込みで約0.50pipsでした。

FTMOは約1.19pips、Fundoraは約1.75pipsとなっており、撮影時の数値ではFintokei Slimに差がありました。

ただしFintokei Slimの0.0pipsは、どの時間帯でも必ず続くという意味ではありません。

特に注文数量が大きい場合、画面に表示された価格ですべての注文が成立するとは限りません。

EAでロットを増やす場合は、表示価格だけでなく、実際に約定した価格も確認する必要があります。

EURUSDは短期売買ほどコスト差が重要

EURUSDでも、今回の実測ではFintokei Slimの約0.32pipsが小さい結果となりました。

FTMOは約0.60pips、Fundoraは約0.90pipsでした。

例えば、1回の取引で2pips程度の利益を狙うEAなら、取引コストが0.3pipsか0.9pipsかによって、利益として残る金額は大きく変わります。

一方、数十pipsの値幅を狙うEAであれば、同じ0.6pipsのコスト差でも、利益に占める割合は小さくなります。

つまり、スプレッドの重要度はEAの売買スタイルによって変わるということです。

GOLDはFunded7とFintokei Slimが目立った

GOLDでは、Funded7 Challengeが0.16ドルという狭いスプレッドでした。

合格後の手数料を加えても約0.22ドル、Fintokei Slimは約0.23ドルという概算です。

ただしGOLDは値動きが大きく、重要な経済指標の前後ではスプレッドが広がることもあります。

通常時のスプレッドが狭くても、大きな値動きに巻き込まれれば、そのメリットは簡単に失われてしまいます。

そのためGOLDをEAで売買するなら、取引コストに加えて、損切り幅やロット設定にも十分な注意が必要です。

S&P500・JP225・WTIは契約サイズも確認する

株価指数や原油では、FX以上に取引数量の違いへ注意する必要があります。

同じ「1lot」でも、会社や銘柄によって、その数量が表す取引金額は同じとは限りません。

そのため、スプレッドを一律にpipsへ直して比較するより、表示スプレッド、取引手数料、契約サイズを分けて確認する方が安全です。

銘柄 今回の最小値 注意点
S&P500 0.50 pt 1lotの数量
JP225 5.00 pt ポイント価値
WTI 0.020ドル 商品価格・契約仕様

※実測した表示スプレッドの最小値です。S&P500はFintokei通常・Slim・Funded7、JP225はFintokei Slim、WTIはFunded7で確認した値です。取引費用の最小額を示すものではありません。

JP225は同じポイント差でも負担額が違う場合がある

今回のJP225では、Fintokei Slimが5.00ポイント、FundedNextが21.00ポイントでした。

数字だけを見ると差は大きいですが、実際には各社で1ポイントあたりの損益額を確認する必要があります。

例えば1ポイントの値動きがいくらの損益になるかが違えば、同じ10ポイントのスプレッドでも負担金額は変わります。

私なら株価指数用のEAを開発するとき、最初に取引プラットフォームで契約サイズと1ポイントの価値を確認します。

そのうえで、スプレッドを実際の金額に換算してバックテストします。

WTIはスプレッドだけで比較しない

WTIではFunded7が0.020ドル、Fintokei通常が0.032ドルという結果でした。

ただし、今回確認したFunded7のWTI・Brentは、他社とは異なる価格水準で表示される場面がありました。

原油CFDは銘柄名が同じように見えても、価格の参照先や取引仕様に違いがある場合があります。

原油EAを別会社へ移すときは要注意

MT5やcTraderでWTIのEA・cBotを使う場合、会社を変更したら銘柄設定も確認してください。

取引時間、契約サイズ、価格の最小変動幅などが異なると、同じ設定でも売買結果が変わる可能性があります。

EA・cBot開発者から見ると「スプレッドの狭さ」だけでは足りない

私はEAやインジケーターなどを200個以上開発・制作・検証してきました。

その経験を踏まえて取引コストを考えるとき、特に注意したいのは、バックテストで想定した条件と実際の売買条件が一致しないことです。

これ、特にスキャルピングEAでは見落とせない部分なんですよね。

1回の取引で数pipsしか利益を狙わないEAなら、0.2pipsの差でも成績へ大きく影響します。

バックテストで利益が出ていたとしても、実際のスプレッドが想定より広ければ、利益が減ったり損失が増えたりします。

通常条件と悪化条件の両方で検証する

私ならEAを検証するとき、スプレッドが通常どおりの条件と、いつもより広がった条件を分けます。

例えばUSDJPYの通常スプレッドを0.5pipsと想定していても、それだけではテストを終えません。

1.0pipsや1.5pipsに広げた条件でも動かし、利益がどこまで減るのか確認します。

悪化条件

不利な場合の想定

スプレッド
広め
手数料
同条件
価格のずれ
大きめ

通常条件では利益が残るのに、少しコストを増やすと大きく負けてしまうEAは、実運用では慎重に扱う必要があります。

また、EAの設定値を少し変更しただけで成績が極端に悪化する場合も注意が必要です。

過去の相場に合わせすぎていて、将来の値動きに対応できない可能性があります。

EAを動かす時間帯でスプレッドを調べる

今回のスプレッドは日本時間22時台の数値です。

しかし、朝だけ売買するEAにとっては、22時台のスプレッドを比較しても十分ではありません。

朝に動かすEAなら朝、ロンドン時間に動かすEAならその時間帯に調べる必要があります。

さらに、米国雇用統計、米国CPI、FOMCなどの重要イベント前後では、通常よりスプレッドが広がる可能性があります。

私なら通常時・早朝・重要指標前後を分けて記録します

1日だけではなく、複数日にわたってスプレッドを確認します。

平均的な数値だけでなく、どれくらい大きく広がったことがあるのかも確認すると、EAを止める条件を考えやすくなります。

スプレッドが広いときは新規注文を止める

EA・cBotなら、スプレッドが一定以上に広がったときに新しい注文を出さない仕組みを作れます。

例えば、普段0.5pips前後で売買するEAなら、スプレッドが1.5pipsまで広がった場面では新しい注文を見送る、といった設計です。

ただし、これはあくまで設定例です。実際の上限値はEAの売買方法や銘柄に合わせて決める必要があります。

スプレッドが広がった場合に新規注文を止めることと、すでに保有しているポジションの損失を管理することは別の処理です。

スプレッドが広いからといって、必ず保有ポジションを決済する設計が適切とは限りません。

プロップファームでは日次損失も一緒に管理する

プロップファームでEA・cBotを使うなら、取引コストだけでなく、日次損失や最大損失のルールにも注意が必要です。

取引手数料や含み損が増えると、口座の損失制限に近づく可能性があります。

そのため私なら、売買の条件を判断する部分と、口座全体の損失を監視する部分を分けて作ります。

例えば、複数のEAが同時に動いている場合、1つのEAだけが安全でも、口座全体では大きなリスクを抱えていることがあります。

そこで、すべての保有ポジションを合計し、これ以上の新規注文を許可するか判断する仕組みが必要になります。

日次損失制限に近づいた場合は新しい注文を止め、必要に応じて決済を行うなど、会社の公式ルールに合わせて制御します。

ただし、価格の急変や注文の約定遅れなどもあるため、コードで制御しても損失制限を超えない保証はありません。

最大ドローダウンも確認してからロットを決める

最大ドローダウンとは、運用資金が過去の高い水準からどれだけ大きく減ったかを示す指標です。

利益が大きいEAでも、途中で大きく資金を減らす場合は、プロップファームの損失ルールに合わない可能性があります。

私ならロットを決める前に、バックテストの最大損失、連敗回数、複数ポジションの同時損失を確認します。

そのうえで、日次損失制限や最大損失制限まで十分な余裕を持たせます。

バックテストで表示された最大ドローダウンは、将来発生する最大損失の上限ではありません。実際の損失はさらに大きくなる可能性があります。

VPS・cTrader Cloudでも定期的な確認は必要

MT4・MT5のEAをVPSで動かしたり、cTraderのcBotをCloudで動かしたりすれば、自宅のPCを常に起動しておく必要を減らせます。

ただし、動かし続けられることと、安全に運用できることは別です。

通信状態、プラットフォームの仕様、注文エラー、ポジションの管理状態などは定期的に確認する必要があります。

特にプロップファーム用のcBotでは、再起動後にその日の損失計算を正しく引き継げるかが重要です。

また、AIでEAやcBotのコードを作った場合でも、手数料計算や注文処理、損失監視が正しく動くかを別々にテストすることが大切です。

EA・cBotでプロップファームを選ぶなら何を確認する?

ここまでの結果を踏まえると、プロップファームを選ぶときは、単純なスプレッドランキングだけでは判断できません。

取引する銘柄、売買回数、EAが動く時間帯によって、適した環境が変わるからです。

EAのタイプ 重視したい条件
短期スキャルピング スプレッド・往復手数料
朝だけ売買 早朝の価格差・注文の通りやすさ
GOLD短期売買 急変時の価格差・損切り
長期保有 スワップ・週末保有ルール
複数EA運用 口座全体の損失管理

例えば、短期売買ならFintokei Slimの取引コストは比較する価値があります。

一方、Funded7ではChallenge中とPro口座で手数料が変わるため、長期的に利用することを想定した比較が必要です。

cTraderのcBotを利用するなら、Fundoraなどの対応環境や自動売買の利用条件も確認する必要があります。

会社によってEA・cBotの使用条件、コピー取引の制限、禁止される売買方法が違うためです。

スプレッドだけでなくスワップも含めて検討したい場合は、スプレッド・スワップ・値動きの大きさを含めた5社比較も参考になります。

最後は自分のEAで確かめることが重要

私なら候補のプロップファームを選んだあと、自分のEAが売買する時間帯のスプレッドを記録します。

そのデータと実際の手数料を使ってバックテストをやり直し、さらに小さいロットでフォワードテストを行います。

過去の検証結果と現在の売買結果を比べれば、取引コストによる違いが見えやすくなります。

5社のEA利用条件や損失制限なども比較したい方は、日本人トレーダー向けプロップファームTOP5比較も確認してみてください。

まとめ|EAではスプレッドと手数料を合計して比較しよう

2026年9月23日22時台の実測では、Fintokei SlimのUSDJPY・EURUSDが0.0pips、FTMOのEURUSDが0.1pips、Funded7のGOLDが0.16ドルという結果でした。

WTIではFunded7の0.020ドルも目立ちました。

ただし、これらは特定の時間帯に確認した数値です。

実際の自動売買では、表示スプレッドだけでなく、往復手数料や注文価格のずれも考える必要があります。

特にFunded7では、Challenge中の手数料無料とPro口座の手数料ありを分けて検証することが大切です。

Fintokei Slimでも、表示スプレッドが0.0pipsだから取引コストが完全に無料になるわけではありません。

私ならプロップファームを選ぶ前に、まず自分のEAが動く時間帯のスプレッドを複数日にわたって調べます。

そのうえで、手数料を加えたバックテストを行い、最大ドローダウン、連敗、日次損失の余裕まで確認します。

EA・cBotでは、利益を増やす設定を探すことも大切ですが、想定外の取引コストや損失が発生したときに、どのように対応するかを先に決めておくことが重要だと考えています。

次に確認したいこと

気になるプロップファームが見つかったら、まず公式サイトで利用するプランの手数料とEA・cBot利用条件を確認してください。

そのあと、自分のEAのバックテスト条件を合わせて再検証することをおすすめします。

最新条件は必ず公式サイトで確認してください

本記事の実測スプレッドは2026年9月23日時点、手数料の比較は2026年10月3日時点の情報を基準にしています。

プロップファームの取引手数料、銘柄仕様、対応プラットフォーム、EA利用条件、損失制限などは変更されることがあります。

参加前やEA・cBot稼働前には、各社の公式サイト、FAQ、利用規約、取引プラットフォームで最新情報を確認してください。

本記事は情報提供を目的としており、投資助言や売買推奨ではありません。

プロップファームにはチャレンジ費用、評価条件未達、口座失格、報酬条件未達などのリスクがあります。取引環境にはデモ・シミュレーション口座が含まれます。

EA・cBotのバックテストや過去の検証結果は、将来の利益やチャレンジ合格を保証するものではありません。

サービスの利用や取引については、ご自身で最新情報とリスクを確認したうえで判断してください。

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