2026年10月10日確認|The5ers 1-Step比較
- The5ersのPro GrowthとHyper Growthを比較|料金・Daily Pause・EA利用ルールの違い
- 最初に知っておきたい4つの用語
- Pro GrowthとHyper Growthの違いを一覧表で比較
- Hyper GrowthのDaily Pauseはどう計算される?
- 最大損失6%は両プラン共通|Daily Pauseがあっても油断できない
- Pro GrowthとHyper Growthの参加料金を比較
- Pro GrowthのProfitable Daysは公式表示に違いがある
- 利益配分はPro Growthが75%、Hyper Growthは50%から
- スケーリングはHyper Growthが原則2倍で最大4M
- ニュース取引と週末持ち越しは可能|ただし例外に注意
- The5ersはMT5・cTraderに対応?Growthの注文画面を確認
- The5ersでEA・自動売買は使える?事前承認に注意
- The5ersとのメールやサポート画面は無断公開しない
- EA開発者目線|日次損失3%まで使い切る設計にはしない
- バックテストだけではプロップファーム向けEAの安全性は分からない
- まとめ|Pro GrowthとHyper Growthはどちらを選ぶ?
- The5ers公式情報・確認先
- 【PR】The5ersの最新Growthプランを確認する
- 他のプロップファームとも比較したい場合
- EA・プロップファームの自動売買を動画でも解説
The5ersのPro GrowthとHyper Growthを比較|料金・Daily Pause・EA利用ルールの違い
The5ersの1-Stepプランには、Pro GrowthとHyper Growthという2つの選択肢があります。
利益目標は10%、最大損失は6%、1日の損失に関する基準は3%。数字だけを見ると、ほとんど同じプランに見えますよね。
ところが、EA・自動売買で使うなら大きな違いがあります。それは1日の損失が3%に達したとき、口座がどうなるのかという点です。
Pro Growthは参加料金が安い反面、日次損失3%の制限に達すると口座終了につながります。
Hyper Growthは参加料金が高いものの、3%の損失ラインに達するとDaily Pauseが発動します。保有中のポジションは決済され、その日の取引が停止しますが、Daily Pauseだけで失格になるわけではありません。
つまり、初期費用の安さを重視するならPro Growth、1日の損失による口座終了リスクを抑えたいならHyper Growthという違いがあります。
私はMT4・MT5のEAやインジケーター、cTrader関連システムなどを200個以上開発・制作・検証してきました。
プロップファーム用EAでは、バックテストの利益率だけでなく、損失が大きくなる前にEA自身が取引を止められるかを重視しています。
今回はThe5ersの2つのGrowthプランについて、料金、ルール、利益配分、EA利用条件を比較しながら、どちらを選ぶべきか開発者の視点から解説します。
監修・執筆:まさやん|MT4・MT5 EA・インジケーター、cTrader・cBot、自動売買システム開発
本記事は2026年10月10日時点で確認できるThe5ers公式ページ、公式FAQ、利用規約をもとに作成しています。
料金や取引条件、利用できるプラットフォーム、EA利用ルールは変更される場合があります。参加前には必ず公式サイトと購入画面で最新情報をご確認ください。
最初に知っておきたい4つの用語
The5ersのルールを理解するために、まずは次の4つだけ覚えておけば大丈夫です。詳しい仕組みは後ほど説明します。
| 用語 | 簡単な意味 |
|---|---|
| Daily Loss | 1日に許される損失の上限 |
| Daily Pause | 損失が一定額に達すると、その日の取引を停止する仕組み |
| Equity | 保有中の含み損益も反映した現在の口座価値 |
| Stop Out Level | 口座全体で超えてはいけない最大損失ライン |
特に重要なのはDaily LossとDaily Pauseは同じ意味ではないということです。
Pro Growthでは3%の損失制限に達すると口座終了につながりますが、Hyper Growthでは当日の取引停止として扱われます。
ただし、Hyper Growthにも口座全体の最大損失6%があります。Daily Pauseがあれば何度でも損失を出せる、という意味ではありません。
Pro GrowthとHyper Growthの違いを一覧表で比較
2つのプランは、基本的な数値よりも損失に達したときの扱い、参加料金、資金を増やす仕組みに違いがあります。
どちらも1-Step型で、利益目標10%、最大損失6%、日次の基準3%、レバレッジ1:30です。
合格までの基本的な期限はありません。ただし、30日を超えて取引しない口座は期限切れになるルールがあるため、長期間放置することはできません。
| 比較項目 | Pro Growth | Hyper Growth |
|---|---|---|
| 日次3%到達 | 口座終了 | Daily Pause |
| 翌取引日 | 再開不可 | 原則再開可能 |
| 参加料金 | 低価格 | 高価格 |
| 開始利益配分 | 75% | 評価段階50% |
| 資金拡大方式 | 段階的に増額 | 原則2倍 |
| 最大規模 | $500,000 | $4,000,000 |
| 主な口座サイズ | 5K~50K | 5K~20K |
この比較で最も注目したいのは、やはり日次3%に達したときの違いです。
例えば同じEAを動かしていても、数日かけて少しずつ負ける場合と、1日に負けが集中する場合では、口座に与える影響が変わります。
Pro Growthでは、たった1日の大きな損失がチャレンジ終了につながる可能性があります。
一方、Hyper GrowthではDaily Pauseによって、その日の取引を止め、翌取引日に継続できる仕組みがあります。
EAがどのくらい負けるのかに加えて、損失が1日に集中するのか、複数日に分散するのかを確認することが重要です。
Hyper GrowthのDaily Pauseはどう計算される?
Hyper GrowthのDaily Pauseは、1日の損失が一定額に達したときに、その日の取引を止める仕組みです。
The5ers公式FAQでは、毎日00:00 GMT+3時点のBalance(口座残高)とEquity(含み損益込みの口座価値)を比較し、高い方を基準に3%を計算すると説明されています。
文章だけでは分かりにくいので、具体的な数字で見てみましょう。
1日の開始時点で、口座残高が$10,000、含み益を含むEquityが$10,500だったとします。
高い方の$10,500を使うため、次の計算になります。
$10,500 × 3% = $315
$10,500 − $315 = $10,185
この例では、Equityが$10,185の停止ラインに達するとDaily Pauseが発動し、保有ポジションが決済されて、その日の取引が停止します。
Daily Pauseは日中の最高利益を追いかける仕組みではない
ここで誤解しやすいのが、日中に利益が増えた場合です。
Daily Pauseは、その日の基準時刻に計算した金額を使います。取引中に含み益が増えるたびに、停止ラインが上へ動き続ける仕組みとは異なります。
EAを作るなら、その日の開始時に計算した基準値を保存し、日付が切り替わったときに新しく計算するという方法が考えられます。
公式FAQでは00:00 GMT+3と説明されていますが、EA側ではサーバー時刻や対象プランの現在の仕様を確認する必要があります。
日本時間の午前6時だけを固定で設定すると、サーバー時刻や季節による時差の扱いが変わった場合に計算がずれるおそれがあります。
Pro GrowthはDaily Pauseとは違う
Pro Growthも日次3%ですが、こちらは一時停止ではなく口座終了につながるルールです。
Pro Growthの公式FAQでは、MT5サーバー時間での1日の開始時点におけるBalanceとEquityの高い方を使って、日次損失額を計算すると説明されています。
サーバー時間は冬時間GMT+2、夏時間GMT+3と案内されています。したがって、Pro GrowthとHyper Growthの計算をEAへ実装するときは、プランごとの日次基準と時刻を別々に設定できる構造にするのが安全です。
最大損失6%は両プラン共通|Daily Pauseがあっても油断できない
Pro GrowthもHyper Growthも、口座全体の最大損失は6%です。
この6%は、原則として初期口座サイズを基準に計算されます。利益が増えるたびに損失ラインが上昇する方式ではありません。
初期残高:$10,000
最大損失6%:$600
Stop Out Level:$9,400
例えば利益が増えて口座価値が$10,300になっても、最大損失ラインは原則として$9,400のままです。
この仕組みはEAで管理しやすい反面、注意点もあります。
Hyper GrowthでDaily Pauseが発動しても、口座全体の損失は消えません。何度か負けが続けば、最大損失6%に近づいてしまいます。
そのためEAでは、1日の損失と口座全体の損失を別々に計算し、どちらかが危険な水準へ近づいたら取引を止める設計が必要です。
決済前の含み損が大きくなってもBalanceは変わらないことがあります。損失制限を管理するEAでは、Equityを監視することが欠かせません。
Pro GrowthとHyper Growthの参加料金を比較
Pro Growthの大きな特徴は、参加料金の安さです。
2026年9月末までに確認された表示価格では、同じ口座サイズならHyper GrowthはPro Growthのおよそ4.5~5倍でした。
| 口座サイズ | Pro Growth | Hyper Growth | 料金差 |
|---|---|---|---|
| 5K | $52 | $260 | 5.0倍 |
| 10K | $98 | $450 | 約4.6倍 |
| 20K | $189 | $850 | 約4.5倍 |
| 50K | $329 | 設定なし | ― |
※上記は2026年9月末までに確認できた参考価格です。2026年10月10日時点の全サイズの購入価格を保証するものではありません。
The5ersのGrowth公式ページはプランや口座サイズを切り替える形式です。キャンペーンや地域、購入条件などによって表示価格が変わる可能性があります。
表の数字は比較の参考にとどめ、最終的な参加料金は購入時のHUB・注文画面で確認してください。
5KならPro Growth5回分とHyper Growth1回分が同額
Pro Growth:$52 × 5回 = $260
Hyper Growth:$260 × 1回 = $260
ただし、Pro Growthを5回購入した方がお得という話ではありません。
Pro Growthは日次損失3%で終了する可能性がありますが、Hyper GrowthではDaily Pauseによって翌取引日に継続できる場合があります。
つまり、同じ参加料金を使っても、購入しているプランの仕組みが違うわけです。
私なら料金だけで決めず、使いたいEAの最大連敗や1日の損失が集中する頻度を確認してから判断します。
Pro GrowthのProfitable Daysは公式表示に違いがある
Profitable Dayとは、一定以上の利益を出した日を指します。
The5ersではPro Growthに関して、公式Growthページ内の表示が一致していない点に注意が必要です。
2026年10月10日時点で確認できる比較表には、Pro Growthの最低利益日数が3日と表示されています。
しかし、同じページのプログラム説明には、Level 1の完了に必要な最低取引日数や取引回数はないという記載もあります。
そのため、Pro Growthの最低利益日数については、公式ページの記載だけで断定できません。
Profitable Dayの利益基準は0.5%
The5ers公式FAQでは、Profitable Dayの定義として、初期口座サイズの0.5%以上のプラスとなった日が案内されています。
0.5%は$50です。
ただし単にその日の確定利益が$50になればよいとは限らず、公式の計算方法に従って判定されます。
EAで取引日数を管理するときは、この違いが重要です。
最低利益日数が必要なら、利益目標を達成していても追加の条件が残る可能性があります。
逆に最低日数が不要なら、日数を増やすためだけに無理な取引を行う必要はありません。
Pro Growthの最低利益日数が現在も3日必要なのか、Level 1で必要なのか、合格後の資金拡大条件だけに関係するのかを確認してください。
利益配分はPro Growthが75%、Hyper Growthは50%から
The5ers公式FAQによると、Pro Growthは75%の利益配分から始まり、資金拡大によって最大100%まで上昇する仕組みです。
Hyper Growthは評価段階で50%、次のPro Trader段階では75%となり、その後の資金拡大によって最大100%を目指せます。
| 比較項目 | Pro Growth | Hyper Growth |
|---|---|---|
| 開始時 | 75% | 50% |
| 次の段階 | 段階的に上昇 | 75% |
| 最大配分 | 100% | 100% |
利益配分だけなら、Pro Growthの方が魅力的に見えるかもしれません。
しかしHyper GrowthにはDaily Pauseと資金拡大の速さがあります。利益配分の数字だけでなく、参加料金やリスク管理の違いも合わせて比較した方がよいでしょう。
スケーリングはHyper Growthが原則2倍で最大4M
スケーリングとは、一定の利益目標を達成することで、利用できる口座の規模が大きくなる仕組みです。
Hyper Growthでは、利益目標10%を達成するごとに、原則として口座サイズが2倍になります。
公式では最大$4,000,000まで拡大できる仕組みが案内されています。
一方、Pro Growthは段階的に口座サイズを増やす方式で、最大$500,000です。
低い参加料金で始めやすい
口座を段階的に拡大し、最大$500,000を目指す方式です。
資金拡大の速度が特徴
目標達成ごとに原則2倍となり、最大$4,000,000を目指せます。
ただし、最大口座サイズが大きいからといって、実際にそこまで増やせることが保証されるわけではありません。
EA運用では、スケーリングの数字よりも、現在の口座で日次損失と最大損失を守りながら取引を続けられるかを先に確認したいところです。
ニュース取引と週末持ち越しは可能|ただし例外に注意
The5ersのGrowthでは、ニュース取引や週末のポジション持ち越しが認められています。
ただし、ニュース発表の前後に特殊な注文を置いて急変動だけを狙う手法など、禁止されている取引があります。
そのため、ニュース取引が可能だからといって、どのようなEAでも使えるわけではありません。
経済指標の発表前後はEAの動きが変わることがある
米国雇用統計やCPI、FOMCなどの発表時には、為替レートが短時間で大きく動く場合があります。
このとき注意したいのが、注文時と実際の約定価格がずれるスリッページです。
バックテストでは予定どおりの価格で損切りできていても、実際の取引では想定より大きな損失になる可能性があります。
私なら、重要指標の前後は新規注文を止める設定を用意し、必要に応じて取引量を下げる設計にします。
週末持ち越しではスワップと価格の飛びに注意
週末にポジションを持ち越せても、金曜日の終値と月曜日の始値が大きく離れる場合があります。
また銘柄によっては保有コストが高くなることもあります。特に指数などでは、公式ページでも週末持ち越し時のスワップについて注意が案内されています。
スプレッドやスワップの影響については、 プロップファームでEAを動かす際のスワップリスクを解説した記事 も参考にしてください。
The5ersはMT5・cTraderに対応?Growthの注文画面を確認
The5ersの公式プラットフォームFAQでは、米国外の利用者向けにMT5、cTrader、TradingViewが案内されています。
一方、Growthの個別ページにはMT5 Hedgeという記載もあります。
そのため、The5ers全体でcTraderに対応しているからといって、購入するGrowth口座でも必ずcBotを利用できるとは限りません。
| 環境 | 自動売買 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| MT5 | EA | Growth口座の提供有無 |
| cTrader | cBot | プラン別の対応状況 |
| TradingView | アラート等 | 自動発注との連携条件 |
MT5で動くEAを、そのままcTraderへ移すことはできません。反対に、cBotもMT5で直接動かすことはできません。
これから自動売買システムを開発する場合は、購入予定の口座でどのプラットフォームが使えるのかを最初に確認してください。
cTrader対応の案内だけで判断せず、対象Growthプラン、地域、利用できる実行環境、cTrader Cloudでの稼働条件まで公式サポートに確認することをおすすめします。
The5ersでEA・自動売買は使える?事前承認に注意
The5ersでは、条件を満たせばEAなどの自動売買ソフトウェアを使用できます。
ただし、2026年10月時点の公式利用規約では、利用者本人が所有または開発した自動売買ソフトウェアであることと、使用前の書面通知・事前の書面承認が条件になっています。
また、必要に応じてThe5ers側が事前テストを求める場合があることも記載されています。
市販EAなら何でも使えるわけではない
The5ersの現行規約では、第三者が所有または開発した自動売買ソフトウェアの使用を禁止しています。
そのため、市販EAや無料配布EAを購入・入手しただけで自由に利用できるとは考えない方がよいでしょう。
自分でEAを開発している場合でも、事前承認と禁止取引の確認は必要です。
禁止取引はEAの売買方法まで確認する
The5ersでは、極端に短い時間の値動きだけを狙う取引、通信速度の差を利用する取引、他者の取引を不適切に複製する行為などが問題になる場合があります。
EAを利用できるかどうかは、単に自動売買ソフトかどうかではなく、実際にどのような注文を出しているのかで判断される点が重要です。
プロップファーム特有の禁止取引については、 プロップファームで失格や利益取消しにつながる重要ルール5選 でも解説しています。
私自身も自作EAについてThe5ersへ問い合わせました
私はThe5ersへ登録し、自分で開発したEAを使う予定だったため、公式サポートへ事前に問い合わせました。
自作EAであることや、必要なら売買ロジックについて説明できることも伝えています。
私が受けた案内は、EAファイルやソースコードを提出して個別の認証番号を発行してもらうようなものではなく、公開されているルールと利用規約を守って使用するよう案内する内容でした。
ただし、これは私のEAが将来にわたって無条件に承認されたという意味ではありません。
現行規約には事前の書面通知と書面承認が明記されています。
そのため、問い合わせたメールと公式サポートからの回答を保存し、必要になったときに確認できるようにすることが重要だと考えています。
EAの事前承認についてさらに詳しく知りたい方は、 The5ersとBlueberry FundedのEA承認ルールを比較した記事 も合わせて確認してください。
The5ersとのメールやサポート画面は無断公開しない
The5ersの利用規約には、サポート、リスク管理、技術担当などとの内部的なやり取りを、許可なく公開・共有することを禁止する条項があります。
対象にはメールやチャット、サポートチケットなどが含まれます。
そのため、私が問い合わせた事実や概要は紹介していますが、受け取ったメール本文、担当者名、スクリーンショットなどは掲載していません。
EA利用について確認した記録は、自分自身の証拠として保管する意味があります。
しかし、その内容をブログやX、YouTubeなどに無断転載すると、規約上の問題になる可能性があります。
EA開発者目線|日次損失3%まで使い切る設計にはしない
私がPro Growth向けのEAを作るなら、日次損失3%まで取引できるEAではなく、3%に達する前に自分で取引を停止するEAにします。
なぜなら、実際の取引では予定した損切り価格で必ず決済できるとは限らないからです。
スプレッドが広がったり、注文が滑ったり、複数のポジションが同時に損失を出したりすれば、想定していた損失額を超える可能性があります。
まず1日の損失上限をEA側に設定する
例えばThe5ersの日次制限が3%でも、EA側ではそれより低い水準を取引停止の目安にします。
The5ersの日次制限:3%
EA側の新規注文停止:1.5%
さらに損失が増えた場合は、状況に応じてポジションを閉じる処理も用意します。
※1.5%は設計例であり、The5ers公式の指定値ではありません。
ただし、EA側で停止条件を作ったからといって、必ずその金額以内で決済できるわけではありません。
急変動や通信障害に備えて、さらに余裕を持たせる必要があります。
複数ポジションは合計リスクで考える
例えば1回の取引で0.5%の損失を想定していても、同時に4つのポジションを持てば、合計2%の損失になる可能性があります。
しかもUSDJPYとEURJPYなど、同じ方向へ動きやすい通貨ペアを同時に取引していると、短時間に損失が集中することがあります。
そこで必要なのが、EA単体ではなく口座全体の保有ポジションをまとめて監視する仕組みです。
複数EAを動かす場合は、EAごとに日次損失を計算するだけでは足りません。
同じ口座内で動いているEAすべての損失を合計し、危険な水準へ近づいたら新規注文を停止するようにします。
EAの停止と再起動でも損失記録を維持する
私がもう一つ重要だと考えるのが、EAを再起動したときの動きです。
例えば日中に1%の損失を出したあと、EAを再起動したとします。
このとき、それまでの損失を忘れてゼロから計算し直してしまうと、本来の損失制限を超える可能性があります。
そのため、日次基準、確定損失、含み損益、口座番号などを使って、再起動後も正しい状態を復元できるようにしておく必要があります。
これはMT5のEAでもcTraderのcBotでも同じです。
バックテストだけではプロップファーム向けEAの安全性は分からない
バックテストで利益が出ていても、そのEAがプロップファームに向いているとは限りません。
特に確認したいのは、最大ドローダウンだけでなく、1日単位の最大損失や連敗の集中です。
例えば長期間の最大損失が小さく見えるEAでも、特定の日に連敗が集中していれば、Pro Growthの日次損失制限に触れる可能性があります。
| 確認項目 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 最大連敗 | 同じ日に何回負けるか |
| 最大損失 | 6%へ近づく頻度 |
| ポジション | 同時保有時の合計リスク |
| 重要指標 | 損切りが滑る可能性 |
| EA再起動 | 損失記録が正しく戻るか |
またバックテストで設定を細かく調整しすぎると、過去の相場だけに合ったEAになってしまう場合があります。
私ならパラメーターを少し変えても極端に成績が悪化しないかを確認し、そのあとデモ環境などで実際の動きを検証します。
利益率の高い設定を探すだけでなく、損失が大きくなりにくい設定を探すことが大切です。
まとめ|Pro GrowthとHyper Growthはどちらを選ぶ?
The5ersのPro GrowthとHyper Growthは、基本的な利益目標や最大損失が似ています。
しかしEA運用では、1日の損失が3%に達したときの扱いが大きく異なります。
参加料金を抑えたい方向け
日次3%に達すると口座終了につながるため、EA側で余裕を持った損失管理が必要です。
Daily Pauseを重視する方向け
初期費用は高いものの、日次停止によって翌取引日に継続できる仕組みが特徴です。
私なら、まず使いたいEAの過去の最大連敗、1日の最大損失、同時ポジション数を確認します。
そのうえで、Pro Growthの日次損失3%へ近づく可能性がどのくらいあるのかを調べます。
Hyper Growthを選ぶ場合でも、Daily Pauseを前提に毎日3%まで負けるような設計にはしません。
どちらのプランでも、最終的に重要なのは失格ラインに到達する前にEAを止める仕組みを作ることです。
Pro Growthの最低利益日数には公式ページ内で表記の違いがあります。また、利用できるプラットフォームについてもGrowth個別ページと共通FAQの案内を照らし合わせる必要があります。
購入するプランの条件をHUB・注文画面で確認し、EA・cBotの利用承認について不明点があれば公式サポートへ問い合わせてください。
The5ers公式情報・確認先
プランやEA利用条件を詳しく確認したい場合は、以下の公式ページを参考にしてください。
The5ers公式サイトでは、問い合わせ先としてhelp@the5ers.comが案内されています。
EA利用について連絡する際は、対象プラン、取引プラットフォーム、利用予定のEAの概要を伝えると、確認事項を整理しやすくなります。
【PR】The5ersの最新Growthプランを確認する
The5ersでは、Pro GrowthとHyper Growth以外にも複数の評価プログラムが提供されています。
参加料金や利益目標、EA利用条件、キャンペーン内容は変更される場合があります。
自分が検討している口座サイズを選び、公式ページと購入画面で最新条件を確認してください。
【PR】The5ers公式サイトで最新プランを確認する※上記リンクはアフィリエイトリンクです。リンク経由で申込みが行われた場合、当サイトが報酬を受け取ることがあります。
他のプロップファームとも比較したい場合
The5ersのGrowthだけでなく、ほかのプロップファームも比較したい方は、EA利用条件や損失制限の計算方法を確認しておきましょう。
FTMOやPipFarmも比較候補になりますが、The5ersと同じルールで運用できるとは限りません。
それぞれの公式サイトで、利用するプランの損失制限、対応プラットフォーム、自動売買ルールを確認してください。
※上記にはアフィリエイトリンクが含まれます。各社の料金・取引条件は必ず最新の公式情報をご確認ください。
EA・プロップファームの自動売買を動画でも解説
私はブログのほかに、YouTubeでもEA・自動売買やプロップファームに関する情報を発信しています。
EA開発、バックテスト、リスク管理、プロップファームのルールなどを動画で確認したい方は、こちらも参考にしてください。
本記事はThe5ersの仕組みやEA・自動売買の注意点を解説する情報提供コンテンツであり、投資助言や売買の推奨ではありません。
FX・プロップファームには、参加料金の負担、チャレンジ不合格、口座停止、損失、報酬を受け取れないリスクがあります。
また、バックテストや過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。
各社のルールや料金、取引条件は変更されることがあるため、必ず利用前に最新の公式情報をご確認ください。
※本記事にはPR・アフィリエイトリンクが含まれています。

