Blueberry Funded 1-StepをMT5 EAで運用するなら?EA自動売買の条件と注意点をEA開発者が徹底解説

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2026年10月10日公式ルール確認|EA開発者目線

  1. Blueberry Funded 1-StepでEA自動売買は可能?自作EAの事前承認と1.5%ルールを開発者が解説
  2. 最初に知っておきたい用語を簡単に解説
  3. Blueberry Funded 1-Stepの基本ルール
    1. $5,000口座なら損失上限はいくら?
    2. 日次損失4%は毎日同じ金額から計算するわけではない
  4. Blueberry FundedでMT5のEAは動かせる?
  5. EAは使えるが「自作EA・自分の戦略・事前承認」が必要
    1. 自作EAでも事前承認を受ける必要がある
    2. 複数EAやバージョンアップでは承認範囲を確認したい
  6. Fundedでは1.5%の損失制限をEA側で管理する
    1. 含み損もリアルタイムで監視される
    2. ポジションを分けても1.5%の枠は増えない
    3. 損切り後10分以内の再エントリーにも注意
    4. GoldとSilverなどの関連銘柄も対象になる
  7. Risk Limiterと個別のリスク制限にも注意
    1. Risk Limiterが適用されると1%になる
    2. Risk Limit Adjustmentでは報酬条件が変わることもある
  8. ニュース取引・Grid・HFTなどの禁止ルールを確認する
    1. 重要ニュースの前後2分は取引制限がある
    2. GridやMartingaleは通常1-Stepの旧禁止リストから削除
    3. HFT・Tick Scalping・第三者コピー取引は禁止
  9. 報酬申請の条件もEA運用に関係する
  10. EA開発者なら実運用前にここまで確認したい
    1. バックテストでは利益率より最大損失を見る
    2. AIで作ったEAも人間が確認する
  11. EAを稼働する前にBlueberry Fundedへ確認すること
  12. ほかのプロップファームもEA利用条件で比較する
  13. まとめ|Blueberry Funded 1-Stepは「EA利用可能」だけで判断しない

Blueberry Funded 1-StepでEA自動売買は可能?自作EAの事前承認と1.5%ルールを開発者が解説

Blueberry Fundedの通常1-Stepでは、EAを使った自動売買が認められています。ただし、「EA利用可能」と書いてあるからといって、好きなEAを自由に動かせるわけではありません。

特に注意したいのは、EAを誰が作ったのか、どのような売買判断をするのか、そして運用前にBlueberry Fundedから承認を受けているかという点です。

先に結論

2026年3月12日以降に購入した通常のBlueberry Funded 1-Stepでは、自分で開発したEAによる自動売買が条件付きで可能です。

ただし、自分自身の売買戦略とリスク管理を組み込んだEAであり、最初の取引を行う前にEAの内容をBlueberry Fundedへ説明し、事前承認(Consent)を受ける必要があります。

また、チャレンジ中には1回の取引アイデアに対する1.5%の損失制限はありませんが、合格後のFunded口座では適用されます。

さらに、運営側のリスク管理チームから個別通知を受けた場合は、損失制限が厳しくなったり、報酬申請の条件が追加されたりする可能性もあります。

私はMT4・MT5のEAやインジケーター、cTrader関連システムなどを200個以上開発・制作・検証してきました。

その経験から、プロップファーム向けEAでは、利益を出す仕組みだけでなく、「決められた損失制限を守り、ルール違反を起こさない設計」が非常に重要だと考えています。

監修・執筆:まさやん

最初に知っておきたい用語を簡単に解説

Blueberry Fundedの公式サイトには、英語の専門用語が多く登場します。

この記事を読むうえで、まず覚えておきたい言葉だけを簡単にまとめました。難しい仕組みまで理解する必要はありません。

用語 簡単な意味
EA FXの売買を自動で行うプログラム
自作EA 自分で開発した自動売買ソフト
第三者EA 他人が開発した市販・無料配布などのEA
Consent 運営側から事前に受ける承認
Challenge 利益目標などを達成する評価段階
Funded 評価合格後の報酬対象となる段階
Daily Drawdown 1日に許される損失の上限
Maximum Drawdown 口座全体で許される損失の上限
Static Drawdown 最大損失の基準ラインが固定される方式
Trade Idea 同じ売買判断に基づく一連の取引
Active Trading Day 指定の利益条件を満たした取引日
Hard Breach 重大なルール違反による口座失格
Risk Limiter 個別に適用される厳しい損失制限
特に重要なのは3つです

Blueberry FundedでEAを使うなら、「事前承認」「日次損失」「Trade Idea」をまず理解してください。

EAの利用が認められていても、売買方法や損失管理がルールに合っていなければ、口座失格につながる可能性があります。

なお、公式ルールに登場する「Copy Trading」は他人の取引をコピーする仕組み、「HFT」は極めて短時間に大量の注文を行う手法、「Tick Scalping」は非常に小さな値動きを狙って短時間で売買する手法です。

また「Proprietary Automated Trading」は自分で開発した仕組みによる自動売買、「Non-Proprietary Automated Trading」は第三者が開発した仕組みなどによる自動売買を意味します。

Blueberry Funded 1-Stepの基本ルール

Blueberry Fundedの通常1-Stepは、1回の評価チャレンジを通過するとFunded口座へ進む方式です。

この記事では、2026年3月12日以降に購入した通常1-Stepを対象にしています。

同じBlueberry Fundedでも、Flex 1-StepやPrime、Instant系などは条件が異なります。特にFlex 1-Stepを通常1-Stepと混同しないようにしてください。

項目 Challenge Funded
利益目標 10% なし
日次損失制限 4%
最大損失制限 6%・固定方式
必要取引日数 3日 報酬期間ごとに3日
有効な取引日 1日0.5%以上の確定利益
1.5%ルール 適用なし 適用あり
標準の一貫性ルール なし
時間制限 なし
利益分配 - 80%
標準報酬サイクル - 14日
週末持ち越し 可能
最大非稼働期間 30日

EA開発者として注目したいのは、最大損失が固定方式である点です。

利益が増えるたびに最大損失ラインが上昇する方式とは違い、口座全体の下限を比較的管理しやすい仕組みになっています。

$5,000口座なら損失上限はいくら?

具体的な金額で考えると、ルールが分かりやすくなります。

利益目標10% $500
日次損失4% $200
最大損失6% $300
Fundedの1.5% $75

$5,000口座で最大損失が6%なら、口座全体の下限は$4,700です。

このラインは固定方式なので、途中で利益が増えても、利益に合わせて上へ移動するわけではありません。

ただし、日次損失は別に計算されるため、口座全体の下限だけを監視していればよいということでもありません。

日次損失4%は毎日同じ金額から計算するわけではない

ここはEAを開発するときに重要な部分です。

Blueberry Fundedの通常1-Stepでは、初期口座サイズの4%を1日の損失許容量として、その日の開始時点の口座残高と含み損益を反映した口座資産のうち、高い方を基準に損失ラインを決めます。

公式Help Centerでは、日次のリセット時刻を5:00 PM ESTと説明しています。日本時間へ換算するときは、夏時間の扱いや実際のダッシュボード表示も確認してください。

$5,000口座の計算例

日次開始時の残高が$5,000、含み益を含めた口座資産が$5,100だったとします。

この場合、基準になるのは高い方の$5,100です。

1日の許容損失は$200なので、損失ラインは$4,900になります。

つまり「残高が$4,800になったらEA停止」という固定設定では、正しく管理できない日があります。

私なら日次リセット時の残高と口座資産を記録し、その日の損失ラインを毎回計算する仕組みにします。

公式上限までEAを動かさない

日次損失制限が4%だからといって、4%ぎりぎりまで新規注文を許可するのは危険です。

急な値動き、スリッページ、複数ポジションの含み損などで、短時間に損失が広がる可能性があります。

EA内部には公式ルールより手前で停止する独自の安全ラインを設けることを検討します。

Blueberry FundedでMT5のEAは動かせる?

MT5の自作EAを運用したい場合は、取引プラットフォームも確認しておきましょう。

2026年10月10日時点の公式Platform Downloadsでは、MetaTrader 5とTraderLockerが案内されています。

環境 自動売買での考え方
MT5 MQL5で作ったEAを利用する環境
TraderLocker MT5用EAとは別の取引環境
cTrader 現行の公式ダウンロード一覧では非対応

MT5でEAを動かすなら、購入するプランでMT5を選択できるか、EAの実行が認められるかまで確認してください。

また、PCやVPSでMT5を動かし続ける場合でも、通信切断や再起動でEAが止まることがあります。

VPSを用意しただけで安全な自動売買になるわけではありません。

私ならEAの起動時に保有ポジションや損失状況を読み直し、停止前の状態を確認してから新規注文を許可するように設計します。

EAは使えるが「自作EA・自分の戦略・事前承認」が必要

Blueberry FundedでEAを利用する際に、最も注意したいルールです。

Blueberry Fundedは、自分で開発していない市販EAなどを使った自動売買を認めていません。

公式FAQでは、自分自身でコードを書き、自分の売買判断とリスク管理を組み込んだEAであることが求められています。

EAの種類 利用条件
自作EA 条件付きで利用可能
市販EA 利用不可
無料配布EA 第三者製なら不可
レンタル・共有EA 利用不可
外注開発EA 利用不可
第三者の売買シグナル コピー取引は禁止
ロット計算などの補助ツール 条件に応じて利用可能

ここで勘違いしやすいのが、「EAの設定を変更したから自作EAとして扱われる」という考え方です。

Blueberry Fundedでは、他人が作ったEAの設定を自分好みに変更しても、自作EAにはなりません。

また、開発者へ費用を払って専用EAを作ってもらった場合も、自分でコードを書いたわけではないため、現在の公式条件には該当しません。

自作EAでも事前承認を受ける必要がある

自分で作ったEAだからといって、すぐに自動売買を始めてよいわけではありません。

Blueberry Fundedでは、最初の取引を行う前にサポートへ連絡し、EAが何をするプログラムなのか、自分で開発したこと、自分がソースコードを所有していることなどを説明する必要があります。

そのうえでBlueberry Fundedから承認を受けてから稼働します。

承認前にEAを起動しない

条件を満たした自作EAであっても、事前に開示せず承認を受けないまま自動注文を行うことは認められていません。

チャレンジ購入後に慌てて確認するより、購入前から利用予定のEAについて相談しておく方が安心です。

複数EAやバージョンアップでは承認範囲を確認したい

私がEA開発者として特に気になるのは、承認がどこまで有効なのかという点です。

例えば、1本のEAで承認を受けたあと、別のEAを追加した場合も同じ承認で利用できるのでしょうか。

また、チャレンジ合格後のFunded口座や、新しく購入した別口座でも承認を引き継げるのでしょうか。

運用状況 確認すること
複数EA EAごとに承認が必要か
新しい口座 以前の承認を使えるか
Funded移行 再承認が必要か
EA更新 変更内容の再申告が必要か
複数銘柄 同じEAを別銘柄でも使えるか

これらの細かな運用条件については、公開FAQだけで判断せず、サポートへ具体的に確認しておく方が安全です。

EAの事前承認については、関連記事の Blueberry FundedとThe5ersのEA承認ルールの比較 でも詳しく解説しています。

Fundedでは1.5%の損失制限をEA側で管理する

通常1-Stepでは、チャレンジ中に1.5%の取引単位の損失制限はありません。

しかしFunded口座に移行すると、1つの取引アイデアにつき、初期口座サイズの1.5%を損失上限とするルールが適用されます。

$5,000口座なら上限は$75です。

このラインに到達すると、重大なルール違反として口座が終了する可能性があります。

含み損もリアルタイムで監視される

1.5%ルールでは、決済したあとの損失だけを見るわけではありません。

保有しているポジションについても、同じ銘柄の含み損がリアルタイムで監視されます。

例えば、Goldの買いポジションを複数保有していて、合計の含み損が上限へ達した場合、対象ポジションが自動決済され、ルール違反となります。

損切りを設定しただけでは安心できない

EAで$70の損切りを予定していても、急な値動きやスリッページによって実際の損失が$75へ達する可能性があります。

私なら損切り予定額だけでなく、現在の含み損と保有ポジション全体の損失を監視します。

ポジションを分けても1.5%の枠は増えない

同じ銘柄を同じ方向に複数注文した場合、それぞれに1.5%ずつ使えるわけではありません。

例えばXAUUSDの買いを3つに分けた場合でも、同じ取引アイデアであれば損失は合算されます。

これは複数EAを動かすときに特に重要です。

EA AがGoldを買い、EA BもGoldを買っている場合、それぞれのEAが自分の注文だけを見ていたら、口座全体の損失を見落とす可能性があります。

そのため、各EAとは別に口座全体のリスクを監視する仕組みを設けることを検討します。

損切り後10分以内の再エントリーにも注意

Blueberry Fundedでは、損失で決済したあと10分以内に、同じ方向で同一銘柄または関連銘柄へ入り直す場合、前回の取引と同じ取引アイデアとして扱われます。

$5,000口座の例

EURUSDの売りで$20の損失が出たあと、10分以内に再び売って$20を失ったとします。

さらに同じ条件で取引して$17の損失が出た場合、合計損失は$57です。

次の取引で$18以上の損失が加わると、合計が$75以上となり、1.5%の上限に達します。

しかも、損失を出したあとの再エントリーが続く場合、10分間の判定が新しく始まります。

なお、10分を少し超えれば必ず別の取引として扱われるわけではありません。実質的に同じ売買判断を続けていると判断されれば、一連の取引として扱われる可能性があります。

GoldとSilverなどの関連銘柄も対象になる

Blueberry Fundedの公式ルールでは、再エントリーの判定において、GoldとSilver、米国株価指数などの関連銘柄も考慮されます。

グループ 対象例
主要FX通貨 公式指定の主要通貨ペア
貴金属 XAUUSD・XAGUSD
米国株価指数 US30・SP500・NAS100
暗号資産 BTCUSD・ETHUSD

例えばGoldの買いで損切りした直後にSilverを買う場合も、同じ取引アイデアと判定される可能性があります。

ただし、この関連銘柄のまとめ方は主に損失決済後の再エントリー判定に使われるものです。異なる銘柄のすべての含み損を、常に一つにまとめるという意味ではありません。

複数EAでは共通のリスク管理が重要

EAごとに損失上限を設定するだけでは、関連銘柄や連続した損切りを正しく管理できない場合があります。

私なら口座全体の取引履歴を確認し、損切りした時刻、銘柄、売買方向、損失額を記録して、次の注文を許可するか判断するように設計します。

銘柄の相関や別口座ヘッジの考え方については、 プロップファームでの関連銘柄とヘッジ取引の注意点 も参考にしてください。

Risk Limiterと個別のリスク制限にも注意

Blueberry Fundedでは、すべてのFunded口座が常に標準の1.5%ルールだけで運用できるとは限りません。

取引内容によっては、リスク管理チームから個別に通知が届き、より厳しい条件が適用されることがあります。

Risk Limiterが適用されると1%になる

Risk Limiterの通知を受けた場合、1つの取引アイデアで許される損失が、標準の1.5%から1%へ引き下げられます。

$5,000口座なら、$75から$50へ減る計算です。

項目 通常Funded Limiter適用後
損失上限 1.5% 1%
$5,000口座 $75 $50
損切り注文 標準では必須でない 全注文で必須
適用 通常条件 通知後の対象口座

Risk Limiterはメールで通知され、既存口座だけでなく、その後に開設するBlueberry Fundedの口座にも適用されます。

また、1%ルールについてはプラットフォーム側がすべて自動で防いでくれるわけではありません。

取引数量と損切り幅を自分で管理する必要があります。

EAの損失制限を固定値にしない

EAのプログラムに1.5%という数字を直接固定してしまうと、Risk Limiterの通知を受けたときに対応しにくくなります。

私なら設定画面から損失上限を変更できるようにし、口座ごとの条件に合わせられる設計にします。

Risk Limit Adjustmentでは報酬条件が変わることもある

もう一つ注意したいのが、Risk Limit Adjustmentです。

これはFunded口座の取引内容が運営側のリスク基準に合わないと判断された場合、事前通知のうえで取引や報酬申請の条件が調整される仕組みです。

例えば、1つの取引アイデアの最大リスクを口座資産の1%までに制限したり、報酬申請時に利益の一貫性ルールを追加したりする場合があります。

この場合の1%は、Risk Limiterの「初期口座サイズの1%」とは計算基準が異なるため、個別通知の内容を必ず確認してください。

標準では一貫性ルールなし。でも個別条件には注意

通常1-Stepには標準の一貫性ルールがありません。

しかし個別調整によって、報酬申請時に「1日の利益が申請対象利益の30%を超えないこと」や、必要取引日数の追加といった条件が設定される可能性があります。

こうした条件変更に対応するため、EAのリスク設定は口座ごとに管理し、運営から通知が届いた場合は稼働を見直せるようにしておきたいところです。

ニュース取引・Grid・HFTなどの禁止ルールを確認する

Blueberry Fundedでは、EA利用そのものが認められていても、取引方法によっては禁止されるものがあります。

特に重要なのが、経済指標の発表前後と、極端に短い時間で大量の注文を出す取引方法です。

重要ニュースの前後2分は取引制限がある

Blueberry Fundedでは、対象となる重要経済指標について、発表2分前から2分後までの取引に制限があります。

この時間帯は新規注文だけでなく、決済、予約注文の発動、注文変更なども対象になります。

また、利確注文や損切り注文がニュース時間帯に成立する場合も注意が必要です。

ただし、ニュース発表の6時間以上前から保有していたポジションが、対象時間帯に損切りとなった場合の例外も公式FAQに記載されています。

ニュースフィルターは新規注文を止めるだけでは不十分

EAでニュース前の新規エントリーを停止しても、予約注文が残っていたり、トレーリングストップが注文を変更したりする可能性があります。

そのため、注文の開始だけでなく、決済や注文変更まで確認する必要があります。

私なら重要指標の直前にポジションを持たない設計を検討し、ニュース時間帯の取り扱いが不明な場合はサポートへ確認します。

MT5のEAでニュースを扱う場合は、どの国の経済指標が、どの通貨ペアや銘柄に影響するかも設定しておく必要があります。

GridやMartingaleは通常1-Stepの旧禁止リストから削除

2026年3月12日以降の新しい通常1-Stepでは、Grid TradingやMartingale、Position Stackingなどが旧禁止リストから削除されています。

ただし、禁止リストから削除されたことと、安全に運用できることは別です。

例えば、値下がりするたびに買いポジションを追加するEAでは、強い下落が続くと含み損が急激に増える可能性があります。

最大損失6%や日次損失4%がある環境では、追加注文の回数や最大ロットを適切に制限する必要があります。

なお、2026年10月8日以降に購入したSyntheticプランには、GridとMartingaleを禁止する別条件があります。通常1-Stepの条件を、そのままSynthetic口座へ当てはめないようにしてください。

HFT・Tick Scalping・第三者コピー取引は禁止

Blueberry Fundedでは、極めて短時間に大量の注文を出すHFTや、小さな価格変動を狙って高速売買を繰り返すTick Scalpingは禁止されています。

また、第三者の売買シグナルを自分の口座へコピーする取引も認められていません。

取引方法 通常1-Stepでの扱い
自作EAによる通常の自動売買 事前承認など条件付き
Grid・Martingale 旧禁止リストから削除
HFT 禁止
Tick Scalping 禁止
第三者コピー取引 禁止
別口座間の反対売買 禁止

EAが数秒で決済するからといって、すべてが自動的にHFTと判定されるわけではありません。ただし、取引回数や売買の仕組みによっては問題になる可能性があります。

自作EAの動作が禁止取引に近い場合は、稼働前に具体的な売買例をサポートへ伝えることが重要です。

報酬申請の条件もEA運用に関係する

Blueberry Fundedの通常1-Stepでは、Funded口座の利益分配率は標準で80%です。

報酬は通常14日ごとに申請できますが、申請には最低$100の確定利益と、報酬サイクル内で3日以上の有効取引日が必要になります。

有効な取引日として数えられるのは、1日で初期口座サイズの0.5%以上の確定利益を出した日です。

$5,000口座で考える

0.5%は$25です。

3日間それぞれ$25の利益を確定すれば、有効取引日数の条件は満たせます。

しかし合計利益は$75なので、報酬申請に必要な$100には届きません。

EAを開発する際は、利益が出ているかだけではなく、確定利益、取引日数、報酬申請のタイミングも確認する必要があります。

ただし、取引日数を満たすために無理にロットを上げたり、通常と異なる売買を行ったりするのはおすすめできません。

また、個別のRisk Limit Adjustmentが適用されている場合は、標準とは異なる報酬申請条件が追加されることがあります。

EA開発者なら実運用前にここまで確認したい

Blueberry Funded向けのEAを作る場合、売買ロジックの利益率だけを見て判断するのは危険です。

バックテストでは利益が出ていても、実際の運用では通信遅延、急な値動き、複数ポジションによる損失拡大などが起きます。

私が重要だと考えるのは、EAをどの条件で停止し、どの条件なら取引を再開するかを先に決めることです。

管理するもの EA側の対策
日次損失 毎日の基準値を記録して監視
最大損失 口座全体の下限を確認
ロット 損切り幅から適正数量を計算
複数注文 合計損失をまとめて監視
再エントリー 損切り時刻と方向を記録
重要ニュース 対象時間帯の注文を制御
再起動 保有注文と履歴を再確認

バックテストでは利益率より最大損失を見る

EAをバックテストするとき、利益率や勝率に目が向きやすいのですが、プロップファームでは最大損失も重要です。

例えば、過去の最大ドローダウンが10%のEAを、そのまま最大損失6%の口座で動かすと、同じような損失が発生した場合にルール違反となる可能性があります。

ロットを小さくすれば損失を抑えられる場合もありますが、それだけで将来の損失が一定範囲に収まる保証はありません。

連敗回数、急変動時の挙動、複数EAの合計損失まで考える必要があります。

AIで作ったEAも人間が確認する

最近はChatGPTなどの生成AIを利用すれば、EAのコードを以前より簡単に作成できるようになりました。

ただし、AIが出力したコードが正しく動くことと、Blueberry Fundedの規約に適合することは別です。

例えば、日次リセット時刻を間違えたり、複数ポジションの損失を正しく合算できなかったりすると、売買ロジックが正常でも口座失格につながる可能性があります。

また、AI生成EAの開発主体やソースコードの所有をどう扱うかについては、Blueberry Fundedの自作EA条件との関係を事前に確認してください。

私ならAIで作成したコードも、注文処理、損失計算、停止処理を個別にテストしてから運用を検討します。

EAを稼働する前にBlueberry Fundedへ確認すること

自作EAを運用するなら、サポートから事前承認を受け、その内容を記録しておくことが重要です。

特に複数EAを開発する場合は、利用するEAの本数、口座、対象銘柄、更新方法まで具体的に伝えたいところです。

確認項目 質問したい内容
EAの所有 自分で開発したEAとして認められるか
複数EA 個別の承認が必要か
新規口座 承認を引き継げるか
Funded移行 再申請が必要か
EA更新 修正後も承認が有効か
ソースコード 提出が必要か
承認記録 メールやチャットを証拠として残せるか

英語で問い合わせる場合は、例えば次のように送ることができます。

サポートへの問い合わせ英文例

Hello Blueberry Funded Support Team,

I have developed my own MT5 Expert Advisors and would like to use them on your standard 1-Step accounts.

Could you please confirm whether each EA requires separate consent, and whether I need to obtain new consent when moving to a Funded Account or opening another Challenge Account?

I would also like to know whether consent remains valid after bug fixes or parameter updates, and whether source code submission is required.

Please let me know the approval process before I start automated trading.

Thank you for your assistance.

回答を受けたら、メールやチャット履歴だけでなく、EAのバージョン、設定値、承認日を一緒に保存しておくと、あとから確認しやすくなります。

ほかのプロップファームもEA利用条件で比較する

Blueberry Fundedは自作EAと事前承認が重要なプロップファームですが、ほかの会社でも同じ条件とは限りません。

例えば、市販EAを検討している場合や、MT5とcTraderを使い分けたい場合は、FintokeiやFTMOなども比較対象になります。

また、PipFarmなども含め、対応プラットフォーム、EA利用条件、禁止戦略をそれぞれ確認しておくことが重要です。

各社の特徴をまとめて確認したい場合は、こちらの比較記事が参考になります。

EA・cBot自動売買向けプロップファーム比較を見る
各社の公式サイトはこちら【PR】

Fintokei公式サイト【PR】

FTMO公式サイト【PR】

PipFarm公式サイト【PR】

The5ers公式サイト【PR】

本欄にはPR・アフィリエイトリンクを含みます。各社のルールや料金、EA利用条件は変更される場合があります。

まとめ|Blueberry Funded 1-Stepは「EA利用可能」だけで判断しない

Blueberry Fundedの通常1-Stepでは、条件を満たした自作EAによる自動売買が可能です。

2026年3月12日以降の通常1-Stepでは、チャレンジの利益目標が10%、日次損失が4%、最大損失が6%となっています。

チャレンジ中には1.5%の取引単位の損失制限はありませんが、Fundedへ移行すると適用されます。

さらに、複数ポジションや損切り後の再エントリー、関連銘柄なども考慮する必要があります。

運営側からRisk LimiterやRisk Limit Adjustmentの通知を受けた場合は、個別条件に合わせてEAの設定を変更しなければなりません。

EA開発者として重視したいこと

Blueberry Funded向けEAでは、利益を増やす売買ロジックだけでなく、日次損失、最大損失、複数ポジション、関連銘柄、再エントリー、ニュース取引まで管理する仕組みが重要です。

私ならまず事前承認の範囲をサポートへ確認し、口座全体のリスクを監視できる状態にしてから稼働を検討します。

バックテストで利益が出たEAでも、実運用で同じ成績になるとは限りません。

「利益を増やすコード」より先に「ルール違反を防ぐコード」を作る。

これが、EA・cBotを開発する立場から見た、プロップファーム向け自動売買の重要な考え方です。

最新ルールを必ず確認してください

本記事は2026年10月10日時点で確認できた情報を基に作成しています。

Blueberry FundedのEA利用条件、損失制限、ニュース取引、報酬条件、対応プラットフォームなどは変更される可能性があります。

チャレンジ購入前とEA稼働前には、必ず公式Help Centerとサポートで最新条件をご確認ください。

本記事はBlueberry Funded、EA、自動売買に関する情報提供を目的としており、投資助言や利益を保証するものではありません。バックテスト結果は将来の成績を保証するものではなく、チャレンジ料金の損失、ルール違反による口座失格、報酬対象外となるリスクがあります。

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