2026年10月10日確認|Blue Guardian × EA自動売買
- Blue GuardianはEAを使える?MT5・VPS・損失制限・出金審査を開発者が徹底検証
- 最初に知っておきたい用語
- Blue Guardianとは?運営会社と基本的な仕組み
- Blue Guardianは日本人でも利用できる?
- Blue Guardianの対応プラットフォームはMT5が中心
- Blue GuardianではMT5のEAを使える?
- Blue GuardianでVPSは使える?共有環境には注意
- Blue Guardianの1-Stepと2-Stepを比較
- 日次損失4%はEA側でどう管理する?
- Funded Accountではニュース取引と保有時間に注意
- Guardian Shieldとは?Fundedの含み損2%ルール
- Blue GuardianのRisk Teamは何を確認する?
- Blue GuardianのPayout条件と注意点
- Blue GuardianのPayout実績はどのくらい?
- Blue Guardianの口コミ・評判はどう見る?
- EA開発者ならBlue Guardian向けにどう設計する?
- Blue Guardianと他のプロップファームを比較するなら?
- まとめ|Blue GuardianはEA運用の候補になる?
Blue GuardianはEAを使える?MT5・VPS・損失制限・出金審査を開発者が徹底検証
Blue Guardian(ブルーガーディアン)は、日本居住者がMT5のEAを利用できる海外プロップファームの候補です。
ただし、「EAを使える」「VPSで動かせる」という理由だけで選ぶのは早いと私は考えています。
Blue Guardianには、1日の損失制限や口座全体の最大損失制限に加えて、Guardian Shieldという独自の仕組みがあります。
さらに、報酬の受け取りを申請するときには、取引内容や利用した端末などを確認される場合もあります。
2026年10月10日時点で、Blue Guardianの1-Step Standardと2-Step Standardでは、MT5のEAとVPSの利用が認められています。
一方、評価に合格したあとの口座では、含み損が合計2%に達すると作動するGuardian Shield、重要な経済指標の前後5分の取引制限、最低2分の保有時間などに注意が必要です。
Blue GuardianでEAを使うなら、利益を出せるかだけでなく、独自ルールを守りながら運用できるかを確認することが大切です。
私はMT4・MT5のEAやインジケーター、cTrader関連システムなどを200個以上開発・制作・検証してきました。
その経験から、Blue Guardianの取引ルールと出金審査を、自動売買システムを作る側の視点で整理していきます。
監修・執筆:まさやん|EA・インジケーター・cBot関連システム開発者
最初に知っておきたい用語
Blue Guardianの記事には、少し聞き慣れない言葉が出てきます。まずは重要な用語だけ簡単に確認しておきましょう。
| 用語 | 簡単な意味 |
|---|---|
| EA | FXの売買を自動で行うプログラム |
| VPS | EAを動かし続けるための遠隔パソコン |
| Funded Account | 評価通過後、条件付きで報酬を目指す口座 |
| ドローダウン(DD) | 口座の残高や資産が減少すること |
| Guardian Shield | 含み損が一定額になると作動する保護機能 |
| Payout | 取引による利益に応じた報酬の受け取り |
| KYC | 身分証明書などによる本人確認 |
| Risk Team | 取引ルールの違反などを確認する審査担当 |
特に覚えておきたいのは、「ドローダウン」と「Guardian Shield」は別の損失ルールだということです。
この違いが分かると、Blue GuardianでEAを使うときの注意点を理解しやすくなります。
Blue Guardianとは?運営会社と基本的な仕組み
Blue Guardianは2021年から運営されている海外プロップファームです。
プロップファームとは、決められた取引ルールのもとで評価に挑戦し、条件を満たすと利益に応じた報酬を受け取れる仕組みです。
通常のFX口座とは異なり、チャレンジへの参加費用や独自の失格条件が設けられています。
Blue Guardianの公式規約では、Webサイトやサービスの運営主体としてUAE・DubaiのIconic Exchange FZCO、取引プラットフォームの提供主体としてSaint LuciaのBlue Guardian Limitedが案内されています。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営開始 | 2021年 |
| Founder / CEO | Sean Bainton |
| サービス運営 | Iconic Exchange FZCO |
| 取引環境提供 | Blue Guardian Limited |
| 拠点表記 | Dubai / Saint Lucia |
| 取引環境 | シミュレーション |
Funded Accountは一般的なFX実口座ではない
ここは最初に理解しておきたいポイントです。
Blue Guardianの公式規約では、取引はデモ・シミュレーション環境で行われると説明されています。
つまり、Funded Accountという名称でも、一般的なFX会社に自己資金を預けて取引する口座とは仕組みが違います。
MT5のEAが正常に動いていても、プロップファームのルールを満たしているとは限りません。
私はEAを設計するとき、売買ロジックだけでなく、運用する会社の禁止取引や損失制限まで含めて考えることが大切だと思っています。
Blue Guardianは日本人でも利用できる?
2026年10月10日時点で、日本はBlue Guardianの利用制限国に含まれていません。
Blue Guardianは2026年7月2日に、日本を含む複数の国へFunded Accountの利用対象を拡大したことも発表しています。
ただし、対象国であることと、すべての利用者が本人確認を通過できることは別です。
Blue Guardianでは、通常のFunded Accountなどで初回Payoutを申請する前に本人確認が必要になります。
本人確認では、国によって提出できる書類が異なる場合があります。実際の手続きでは、画面に案内される対応書類を確認してください。
対象国や本人確認の条件は変更されることがあります。参加費を支払う前に、最新のRestricted CountriesとKYC条件を確認しておきましょう。
Blue Guardianの対応プラットフォームはMT5が中心
2026年10月時点の公式Platform Rulesでは、MetaTrader 5(MT5)、Match Trader、TradeLockerが案内されています。
MT4やcTraderは、現在のCFD向け対応一覧には掲載されていません。
| プラットフォーム | 現行対応 | 自動売買目線 |
|---|---|---|
| MT5 | 対応 | EAを利用可能 |
| Match Trader | 対応 | MT5のEAは使えない |
| TradeLocker | 対応 | MT5のEAは使えない |
| MT4 | 一覧になし | MQL4 EAを前提にしない |
| cTrader | 一覧になし | cBotを前提にしない |
MT4のEAを持っている方は注意してください。
MT4とMT5は似ていますが、EAのプログラムをそのまま共通利用できるわけではありません。
また、cTraderのcBotもMT5のEAとは別の仕組みで動きます。
そのため、Blue Guardianで自動売買を考えるなら、まずMT5に対応したEAを用意できるかを確認する必要があります。
Blue GuardianではMT5のEAを使える?
Blue Guardianの1-Step Standardと2-Step Standardでは、MT5のEA利用が公式に認められています。
評価中だけでなく、評価通過後のFunded AccountでもEAを利用できます。
また、現行のStandard向け公式ヘルプには、すべてのEAについてソースコードを提出したり、個別に事前承認を受けたりする制度は明記されていません。
| 確認項目 | Standardの扱い |
|---|---|
| 評価中のEA | 利用可能 |
| FundedのEA | 利用可能 |
| 個別事前承認 | 現行FAQに明記なし |
| VPN・VPS | 利用可能 |
EAが許可されていても売買方法には制限がある
Blue Guardianでは、EAというプログラム自体を一律禁止しているわけではありません。
しかし、非常に短い時間で注文を繰り返す取引や、取引価格の遅れを利用する方法、別口座を使った不適切な取引などは禁止されています。
つまり、「自動売買だから問題ない」ではなく、「どんな注文を出すEAなのか」が重要になります。
市販EAを使用する場合も、設定内容や注文の仕組みを理解しておきたいところです。
EAが何分くらいポジションを持つのか。何回連続で取引するのか。同時に何ポジションまで保有するのか。
こうした内容を把握せずに動かすと、利益が出ていても取引ルールに合わない可能性があります。
Blue GuardianでVPSは使える?共有環境には注意
Blue Guardianでは、StandardでVPNとVPSの利用が認められています。
VPSは、インターネット上にある遠隔パソコンのようなものです。
自宅のパソコンを閉じてもEAを動かせるため、仕事中にチャートを確認できない方にも便利です。
ただし、Blue Guardianでは、他のトレーダーと関連付けられた共有端末や共有VPSを厳しく扱っています。
Blue Guardianが固定IPを必須としているわけではありません。
それでも私なら、他人と同じWindows環境やMT5を共有せず、自分専用のVPSを利用します。
EAが正常に動いていても、利用端末の関連付けが原因で審査対象になれば、バックテストでは分からない問題が発生するからです。
VPSは便利ですが、動かし続ければよいというものでもありません。
経済指標の発表時や週末など、EAを停止する条件も事前に決めておくことが大切です。
Blue Guardianの1-Stepと2-Stepを比較
Blue GuardianでEAを使うとき、特に確認したいのが1-Step Standardと2-Step Standardの違いです。
どちらもEAとVPSを使えますが、利益目標と最大損失の計算方法が異なります。
| 項目 | 1-Step | 2-Step |
|---|---|---|
| 評価回数 | 1段階 | 2段階 |
| 利益目標 | 9% | 8% → 4% |
| 最大損失 | 6% | 8% |
| 損失ライン | 利益に応じて上昇 | 初期残高で固定 |
共通条件として、日次損失制限は4%、利益分配は通常85%です。対象プランでは90%への変更オプションも用意されています。
評価中に必要な利益日数は原則3日です。ただし、2026年8月20日より前に購入した口座では旧条件が適用される場合があります。
1-Step Standardは損失ラインが上がる
1-Step Standardでは、利益が増えると最大損失の基準ラインも上がります。
例えば、初期残高が$100,000の場合、開始時の損失ラインは$94,000です。
その後、確定した取引によって残高が$105,000になれば、損失ラインも$99,000へ上がります。
そして確定残高が$106,000へ到達すると、損失ラインは初期残高の$100,000で固定され、それ以上は追いかけません。
利益が増えたぶん、損失ラインも上がる仕組みです。
EA側では、今の残高だけでなく、これまでに確定した利益の最高残高も記録しておく必要があります。
2-Step Standardは損失ラインが固定
2-Step Standardでは、初期残高を基準に8%の最大損失ラインが決まります。
$100,000の口座なら$92,000です。
利益が増えても、この最大損失ラインは上がりません。
そのためEAを設計する側から見ると、2-Stepの方が損失ラインを計算しやすいという特徴があります。
ただし、損失ラインが固定だからといって大きなロットで取引してよいわけではありません。
どちらのプランも、含み損を含めた口座資産が制限に触れないよう管理する必要があります。
日次損失4%はEA側でどう管理する?
Blue GuardianのStandardでは、1日の最大損失が初期残高の4%に制限されています。
ただし、単純に「今日4%負けたら終了」という考え方では不十分です。
日次損失の基準は、毎日の指定時刻に更新されます。
公式ルールでは、米国東部時間の午後5時を基準に、残高と有効証拠金の高い方から、初期残高の4%に相当する金額を引いて損失ラインを設定します。
有効証拠金とは、現在の残高に保有中の含み益や含み損を反映した口座資産のことです。
初期残高が$100,000なら、4%は$4,000です。
日次更新時の残高が$100,000でも、含み益によって有効証拠金が$102,000なら、その日の新しい損失ラインは$98,000になります。
残高だけを見ているEAでは、この違いを見落とす可能性があります。
日付が変わるタイミングにも注意
日本時間の午前0時に損失管理をリセットすればよい、という話ではありません。
Blue Guardianの基準時刻を使い、米国の夏時間の扱いも含めて管理する必要があります。
私ならEAの中に、日次損失の更新時刻と更新後の基準値を別々に保存します。
そして、EAを再起動したときも現在の口座情報から正しい基準を確認できるように設計します。
この部分は、バックテストで利益を出すこと以上に慎重な確認が必要になるところです。
Funded Accountではニュース取引と保有時間に注意
Blue Guardianでは、評価中とFunded Accountで取引ルールが異なる部分があります。
EAをそのまま使い続ける場合、この違いを把握しておく必要があります。
| 確認項目 | 評価中 | Funded |
|---|---|---|
| 重要ニュース | 取引可能 | 前後5分に制限 |
| Guardian Shield | 適用なし | 適用あり |
| EA | 利用可能 | 利用可能 |
重要ニュース前後5分は新規注文と決済に注意
Funded Accountでは、対象となる重要な経済指標の発表前後5分間に、新規注文や決済を行わないことが求められています。
対象となるニュースや通貨ペアにも指定があるため、公式のNews Trading Ruleを確認してください。
違反時間帯の利益は削除対象となる場合があります。
EAが自動で注文する場合、経済指標の時刻を把握し、指定時間帯に売買しない仕組みが必要です。
例えば、重要指標の10分前に新規注文を止め、必要に応じてポジションを整理し、発表から10分経過してから再開する方法です。
これはBlue Guardianの公式10分ルールではなく、時間のずれや急激な値動きを避けるための安全設定例です。
なお、決済を遅らせることで損失が拡大する危険もあるため、緊急時の保護処理は別に考える必要があります。
2分未満の短期取引にも注意
Blue Guardianでは、最低保有時間が2分とされています。
2分未満で決済した取引は、禁止されているTick Scalpingに該当する可能性があります。
特に短期スキャルピングEAでは、平均保有時間だけを確認しても不十分です。
普段は10分以上保有するEAでも、急な反対シグナルや緊急決済によって、数十秒で取引が終了することがあります。
そのため、バックテストでは最も短かった取引の保有時間も確認しておきたいところです。
ただし、2分を守るために危険なポジションを無理に持ち続ける設計も適切ではありません。取引戦略そのものがルールに合うか判断してください。
週末や夜間の持ち越しは可能
Standardの公式ルールでは、夜間や週末へのポジション持ち越しが認められています。
ただし、週明けに価格が大きく飛んだ場合、EAの想定よりも損失が拡大する可能性があります。
「持ち越し可能」と「安全に持ち越せる」は別の話です。
Guardian Shieldとは?Fundedの含み損2%ルール
Guardian Shieldは、Funded Accountで口座全体の含み損が2%に達すると作動する仕組みです。
Blue GuardianのStandardでは、複数の通貨ペアを含む保有ポジション全体の損益が対象になります。
例えば、$100,000のFunded Accountなら、含み損の合計が$2,000に達すると保護機能が作動し、多くの場合は保有ポジションが自動決済されます。
1回目はSoft Breachと呼ばれますが、影響は軽くありません。
通常85%の利益分配率が50%へ引き下げられ、その変更は元に戻らないと公式に説明されています。
さらに2回目の作動では口座が永久失格になります。
日次損失4%に余裕があっても安心できない
ここがBlue Guardianの大きな特徴です。
日次損失4%の制限にまだ余裕があっても、保有ポジションの含み損が2%に達すればGuardian Shieldが作動する可能性があります。
つまり、EAで監視すべき損失ラインが複数あるということです。
例えば、保有ポジションの合計リスクを1.5%程度に抑える独自の安全設定が考えられます。
ただし、1.5%はBlue Guardianの公式上限ではありません。2%に余裕を持たせるための設計例です。
また、急変動時には設定した損切り価格で必ず約定するとは限らず、内部制限だけでGuardian Shieldの作動を完全に防げるわけではありません。
複数ポジションの合計を監視する
EAを2本動かしたり、1本のEAが複数通貨ペアを取引したりする場合は、個別の損失だけでなく全ポジションの合計を管理する必要があります。
例えば、USDJPYの含み損が0.8%、EURUSDが0.7%、GBPUSDが0.6%になれば、合計では2.1%です。
それぞれのEAが自分のポジションだけを監視していては、Guardian Shieldを見落としてしまいます。
私なら口座単位で損失を確認する仕組みを用意し、どのEAから注文されたかに関係なく、口座全体のリスクを優先します。
Blue GuardianのRisk Teamは何を確認する?
Blue Guardianでは、取引ルールへの違反がすべて自動で確定するわけではありません。
報酬申請時などに、Risk Teamが取引履歴や利用状況を確認することがあります。
| 審査対象 | 確認される内容 |
|---|---|
| 売買履歴 | 禁止取引・過度なリスク |
| 利用端末 | 共有・関連付け |
| 口座間取引 | コピー・ヘッジ |
| 本人確認 | 名義・支払情報 |
そのため、チャレンジ中に警告が出なかったからといって、すべての取引が最終審査で問題ないと保証されるわけではありません。
80%を超える証拠金利用にも注意
Blue Guardianでは、証拠金の使用割合が80%を超えるような過度な取引について、リスクの高い行為として扱う規定があります。
問題と判断された場合、Payout拒否、利益削除、口座終了などにつながる可能性があります。
EAを作る場合、ロットを増やしすぎないことも重要です。
特に、負けたあとにロットを増やす仕組みや、ポジションを追加し続ける仕組みには注意が必要です。
自分名義のコピー取引と第三者コピーは違う
Blue Guardianでは、自分が所有する口座間でのコピー取引は一定の条件で認められています。
一方、他人の口座から取引をコピーすることや、第三者へ運用を任せることは禁止されています。
市販EAを利用する場合も、他人の売買をそのまま受信して発注する仕組みではないか確認が必要です。
IPアドレスが何回変われば違反なのか、EAの売買が何%一致すれば問題なのか、といった細かな審査基準はすべて公開されているわけではありません。
分からない部分を推測で断定せず、公式で確認できるルールを守り、説明できる取引履歴を残すことが大切です。
私は、EAの注文時刻、決済理由、ロット、損失状況などを記録しておく設計を重視しています。
これは利益を増やすためだけでなく、後から自分の取引を確認できるようにするためでもあります。
Blue GuardianのPayout条件と注意点
Blue GuardianのStandard Funded Accountでは、通常は最初の取引から14日経過後にPayoutを申請できます。
対象口座で7-Day Payout Add-onを購入した場合は、7日間隔の申請が可能になります。
| 項目 | Standardの条件 |
|---|---|
| 通常の申請間隔 | 14日 |
| 7-Day Add-on | 7日 |
| 利益分配 | 85% / 対象Add-onで90% |
| Crypto最低額 | $100 |
| Rise最低額 | $500 |
| Crypto対象額 | $5,000未満 |
| 処理手数料 | 3% |
Payoutを申請するには、必要な取引日数を満たし、口座が利益状態にあり、ルール違反がないことなどが求められます。
また、申請する前に保有ポジションと未約定注文をすべて閉じる必要があります。
申請後は口座が読み取り専用になり、承認されるまでは取引を再開できません。
24時間以内のPayoutには例外がある
Blue Guardianは、対象となる申請について24営業時間以内の処理を案内しています。
条件を満たす申請がこの時間を超えた場合には、追加の利益分配を行う保証制度も公開されています。
ただし、本人確認の書類待ち、追加調査、Risk Teamによる審査、休日などは対象外になる場合があります。
したがって、24時間を超えたという理由だけで、すぐにPayout拒否と判断することはできません。
Payout前後はEAを停止・再確認する
EAを動かし続けている場合、Payout申請前には自動売買を停止し、注文が残っていないことを確認したいところです。
また、Payout後は口座残高が変わります。
EAによっては、残高が減ったことを取引損失と勘違いして、必要のない停止処理を行う可能性があります。
私なら、Payout後に現在の口座残高、最大損失ライン、日次損失の基準、利用可能なリスクを再確認してからEAを再開します。
古い口座情報のまま取引を再開しないことが大切です。
この仕組みについては、プロップファーム出金時にEA・cBotを停止する理由と再開時のリスク管理でも解説しています。
Blue GuardianのPayout実績はどのくらい?
Blue Guardianを評価するとき、Payout拒否の口コミだけでなく、実際にどの程度の支払い実績が公表されているかも確認する必要があります。
2026年10月10日に確認したBlue Guardian公式Payoutページでは、ページ上部に累計$40M超の表記があり、動的カウンターでは累計$42M超、21,415件以上のPayoutが表示されています。
ただし、同じサイトの別の場所には異なる累計数値も残っています。数値の更新時期がそろっているとは限らないため、正確な確定値として扱うことは避けたいところです。
第三者サービスのProp Firm MatchにもPayoutの追跡データがあります。
| 情報源 | 確認内容 | 確認日 |
|---|---|---|
| Blue Guardian公式 | $42M超・21,415件以上の表示 | 10月10日 |
| Prop Firm Match | 約$18.99M・14,468件 | 10月3日 |
※2026年の確認値。公式サイトと第三者追跡では集計方法、対象サービス、更新時点が異なるため、同じ条件で比較した数字ではありません。
ここで大切なのは、会社全体の支払い実績と、自分の口座への支払いが認められるかは別だということです。
Blue Guardianには公式公表のPayout実績があり、第三者による追跡データもあります。
ただし、その事実だけで、すべての利用者が問題なくPayoutを受けられると保証されるわけではありません。
Blue Guardianの口コミ・評判はどう見る?
Blue Guardianの口コミを見る場合は、良い評価と悪い評価の両方を確認したいところです。
実際、Payoutの早さや取引環境を評価する声がある一方、出金拒否、Guardian Shield、本人確認、端末判定などを巡る不満も見られます。
Trustpilotでは現在、総合評価を利用できない
2026年10月10日時点で、Blue Guardian CFDのTrustpilotでは総合評価が利用できない状態になっています。
Trustpilotはガイドライン違反があったこと、偽レビューを複数削除したことを表示しています。
ただし、これだけでBlue GuardianのすべてのPayoutが不正だと判断できるわけではありません。
また、利用者が出金拒否を主張している場合も、公開された情報だけでは具体的な取引履歴や審査内容を確認できないことがあります。
公開情報から確認できること
公式のPayout実績、第三者の追跡データ、MT5 EAとVPSへの対応があります。
個別口座で問題になり得ること
Guardian Shield、共有端末、禁止取引、KYC、Risk Teamの審査があります。
私が重要だと考えるのは、口コミだけで安全・危険を決めつけないことです。
Blue Guardianが実際に支払いを行っていても、自分のEAが独自ルールを守れなければPayoutを受けられない可能性があります。
逆に、個別のトラブル報告があるからといって、すべての利用者が同じ結果になるとも限りません。
長期的な運用では、プロップファームの出金審査・BANリスクを管理する考え方も参考になります。
EA開発者ならBlue Guardian向けにどう設計する?
ここからは、私がEAを設計する立場なら何を重視するかを整理します。
まず重要なのは、利益率だけを見てEAを選ばないことです。
バックテストで利益が大きくても、短時間の大きな含み損や、ルールに合わない決済が発生するEAでは、プロップファーム向けとは言えません。
損失の監視は3つに分ける
Blue GuardianのStandardなら、日次損失、最大損失、Funded専用のGuardian Shieldを分けて管理します。
| 監視するもの | EA側の役割 |
|---|---|
| 日次損失 | その日の損失ラインを監視 |
| 最大損失 | 口座全体の失格ラインを監視 |
| Guardian Shield | 保有中の含み損合計を監視 |
これらは似ていますが、同じ計算ではありません。
ひとつの損失率だけで管理すると、別のルールを見落とす原因になります。
注文を出す前にロットとポジション数を確認する
EAが新しく注文を出す前に、現在の含み損や保有ポジション数を確認する仕組みが必要です。
さらに、新しい注文が損切りになった場合、口座全体でどのくらいの損失になるかも考えます。
ナンピン型や複数通貨ペアを取引するEAでは、個別のロットが小さくても、合計すると大きなリスクになることがあります。
私は、1回の注文だけではなく、口座全体の損失を基準に新規注文を許可する設計を重視しています。
EAの停止後も安全に再起動できるようにする
VPSの再起動、MT5の更新、通信障害などによって、EAが途中で停止することがあります。
そこで、EAが起動したら現在の口座情報と保有ポジションを読み直す仕組みが必要です。
特に、前日の損失基準や古い口座残高をそのまま使わないことが重要になります。
また、損失ラインを超えそうになったときは、EA単体の停止だけではなく、保有ポジションや未約定注文をどう扱うかまで決めておく必要があります。
バックテストだけで判断しない
バックテストは、過去の値動きを使ってEAの動きを確認するためのものです。
しかし、実際の取引では通信の遅れ、注文の滑り、スプレッドの拡大などが発生します。
また、Risk Teamの審査や本人確認の問題は、バックテストでは再現できません。
そのため、まず過去の取引でロットや損失が適切か調べ、次にデモ環境などで動作を確認し、実際の運用ルールと照らし合わせる流れが重要だと考えています。
損失制限の近くまで使って高い利益を狙うより、余裕を持ったロット設定や取引時間の制限を組み合わせる方が、システムを管理しやすくなります。
もちろん、どれだけ慎重に設計しても、急変動や通信障害などによるルール違反を完全に防げるわけではありません。
Blue Guardianと他のプロップファームを比較するなら?
Blue Guardianが気になる方は、他社のEA・cBot利用条件とも比較しておくと判断しやすくなります。
私は、チャレンジ料金や利益目標だけでなく、自分が使いたい自動売買システムに合うかどうかを重視しています。
MT5のEAを中心に考えるなら、FintokeiやFTMO、Funded7なども比較候補になります。
一方、cTraderのcBotを利用したい場合は、FundoraやPipFarmなどの対応環境を確認する方法があります。
ただし、各社のEA・cBot利用条件、禁止戦略、対応プランは異なります。サービス名だけで利用可能と判断せず、必ず最新の公式ルールを確認してください。
日本人EAトレーダー向け海外プロップファーム13社比較では、MT4・MT5のEA、cTraderのcBot、VPSなどの利用条件をまとめています。
※上記にはPR・アフィリエイトリンクを含みます。各社の料金や自動売買ルールは変更される場合があります。
まとめ|Blue GuardianはEA運用の候補になる?
Blue Guardianは、日本居住者がMT5のEAを利用できる海外プロップファームの候補です。
StandardではVPSも利用でき、1-Stepと2-Stepから自分の運用方法に合ったプランを検討できます。
ただし、評価通過後はGuardian Shieldやニュース取引制限、最低保有時間などを含めて、EAを管理する必要があります。
また、Payoutの申請時にはRisk Teamの審査が行われる場合があるため、単に利益が出ていればよいという仕組みではありません。
私は、Blue GuardianをEA運用の候補として検討する価値はあると考えています。
一方、特に重視したいのは、EAの取引内容をBlue Guardianの独自ルールに合わせられるかという点です。
チャレンジの利益目標だけでなく、評価通過後も同じEAを安全に管理できるか、報酬申請時に必要な確認ができるかまで考えておきたいところです。
まずは、自分が利用するEAの最大含み損、連敗数、保有時間、最大ポジション数を確認してください。
そのうえでBlue Guardianの最新のStandard Rulesと照らし合わせ、設定変更が必要かどうかを判断するとよいでしょう。
Blue Guardianでは、2026年にも対象国、利益目標、最低取引日数、プラン構成などの変更がありました。
料金、取引条件、EA利用ルール、Payout条件も変更される可能性があります。チャレンジ購入前とFunded移行時には、必ず公式情報を確認してください。
本記事はBlue Guardianおよび関連するプロップファームの公開情報を、EA・自動売買システム開発者の視点から整理した情報提供記事です。投資助言や売買推奨ではありません。
FX、自動売買、EA、プロップファームには損失やチャレンジ費用を失うリスクがあります。バックテストや過去のPayout実績は、将来の利益、評価通過、報酬獲得を保証するものではありません。
本記事のルールは2026年10月10日時点の確認内容を基本としています。料金、対象国、プラットフォーム、取引条件、報酬条件は変更される可能性があります。
TrustpilotやProp Firm Matchなどの第三者情報には、利用者の主張や独自の集計が含まれます。個別のPayout拒否・審査事例について、当事者のどちらが正しいかを断定するものではありません。
本記事には一部PR・アフィリエイトリンクを含みます。利用前には必ず各社公式サイトで最新の条件をご確認ください。

